冬に行きたい温泉地全国15位・東北2位~山形県・小野川温泉~

旅行アプリ「NEWT」が実施した「全国1,741自治体から選出!冬本番に行きたい“温泉の名所”ランキング(外部リンク)」で、全国15位にランクインしたのが、山形県米沢市の小野川温泉。
雪見露天風呂、山間にたたずむ温泉街の情緒、そして米沢の冬の味覚と地酒。 “にぎやかさ”ではなく、冬ならではの静けさの贅沢を満喫できる温泉地です。
全国15位に選ばれた理由
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評価点 76点/100点(各項目20点満点) 冬景の深み(冬ならではの美しい自然や街並み、冬の温泉地らしい情緒) 17点 演出力(夕暮れ、ライトアップ、炎や灯火など、光の演出) 14点 冬の味覚(郷土料理や地元食文化が“温泉旅の楽しみ”としてあるか) 15点 心地よさ(雪道でのアクセス、ゆっくり過ごせる静けさ・湯治) 15点 人と地域(宿のもてなしや地域の人との交流、寒さを楽しむ知恵) 15点 記事では、小野川温泉を「雪見露天風呂が楽しめる静かな山間の温泉地」として紹介し、 雪景色の情緒に加えて、米沢牛をはじめとする冬の味覚や地酒とともに過ごす “静かな籠もり旅”が評価された、と紹介しています。
ポイント:冬の小野川温泉は「雪景色」「露天風呂」「米沢の食」の3点が主役。 予定を入れすぎず、温泉街のペースに自分を合わせるほど、満足度が上がります。
小野川温泉とは|“美人の湯”の伝承と、湯治場としての歴史
小野川温泉は、開湯約1200年前と伝えられ、平安時代の歌人小野小町が旅の途中に湯で病を癒したという伝説が残ります。 また戦国時代には、伊達政宗が湯治をしたという記録があり、 古くから「身体をあたため、心もほどく」湯治場として親しまれてきました。
温泉街は大規模な歓楽地型ではなく、宿や商店がまとまっているコンパクトさも魅力です。旅行をすると、ついつい色んなところに足をのばしてしまいませんか? せっかく温泉で日頃の疲れを癒すはずだったのに、観光疲れしては本末転倒です。
雪に音が吸われる夜、湯けむりが立ち上がり、 あたたかな灯りが点在する――寒さで固まった身体が、ゆっくりとほぐれていく滞在を楽しめます。
名物と温泉街の楽しみ
- 米沢牛など、米沢ならではの食を温泉と一緒に楽しめる
- 温泉の熱で作る豆もやし、ラジウム玉子など、温泉街らしい名物がある
- 飲泉で身体の内から湯治できる
- 宿と商店が近く、短い移動でも「温泉街に来た」実感が得やすい
冬の魅力|雪見露天と“静けさ”を目的地にする

冬の小野川温泉の醍醐味は、やっぱり雪見露天風呂。 湯船の縁に雪が積もり、湯けむりが揺れ、遠くの山肌が白く沈む。そんなモノトーンの世界は、普段見ているスマートフォンのカラフルな世界とは別物。落ち着いた色の世界で、脳を休めませんか?
おすすめの過ごし方(1泊2日)
- 到着したら、まずは湯で体を温めましょう。いきなり長風呂は体がビックリするので、短く何度か入りましょう
- 夕食は米沢牛・地元食材で「冬の味覚」を堪能
- 夜は地酒を楽しんだり、静かな温泉街を散歩
- 朝風呂→散歩→軽い買い物、で温泉街の生活感に触れる
冬の体験|かまくら村で、熱々の米沢ラーメンを“出前”する
冬の小野川温泉でユニークなのが、温泉街に登場する「かまくら村」です。雪が一地番降り積もる2月頃、温泉街に高さ約3m・直径約5mの巨大かまくらが作られ、かまくらの中にはテーブルと椅子も用意されます。
さらに、かまくら内から近隣飲食店のメニューを見て、米沢ラーメンなどを出前できるという“冬ならではの体験”も。
雪景色は、見るだけだと寒いものです。 けれど、かまくらの中で湯気の立つラーメンを食べれば、寒さが体験に変わります。 温泉のあたたかさに、食のあたたかさを重ねる――小野川温泉の冬は、厳しい寒さが旅のスパイスになります。
周辺の立ち寄り|上杉雪灯篭まつりと組み合わせる(2月)

毎年2月の第2土曜日と日曜日に開催される「上杉雪灯篭まつり」。 雪灯篭や雪ぼんぼりの灯りがつくる幻想的な景色は、「静かな冬」を求める人にもおススメ。
温泉×雪まつりの、米沢の冬満喫贅沢パックをぜひ楽しんでください!
雪灯篭まつりを詳しく知る:東北最大級の雪まつり”上杉雪灯篭まつり
注意:冬のイベント日は混雑しやすく、交通・駐車の案内が変動する場合があります。 公式発表・現地案内を事前に確認してください。
雪灯篭祭り公式サイト(外部リンク)
アクセス|米沢駅から路線バスで約25分
小野川温泉は、拠点となる米沢駅から比較的アクセスしやすい温泉地です。
米沢駅から小野川温泉まで山形交通バスで約25分。 冬道運転に不安がある方は、公共交通での到着を前提に組むと安心です。
レンタカーで移動するときは、米沢駅前でレンタルすると便利です。
まとめ|冬の小野川温泉は「静けさを旅する」目的地

小野川温泉が「冬に行きたい温泉地」ランキングで評価されたのは、 雪見露天の景色だけではありません。米沢牛や地酒など冬の味覚、温泉街の情緒、そして過ごし方そのものが “冬の完成形”だから。
予定を詰め込まず、湯と食と静けさに時間を配分する。日が出ている時間が短いから、動き回らずのんびり滞在するのが、冬の観光の正解かも?
今年の冬は、小野川温泉で「自分をいたわる時間」を確保してみてください。



更新日:2026年01月08日