米沢のこと
歴史と自然が息づく、山形県南の玄関口
米沢市って、どんなところ?
山形県の最南端に位置する米沢市。
福島県と隣接し、東京からは山形新幹線で片道約2時間。高速道路のICは3か所あり、アクセスの良さも魅力です。
四季の変化がはっきりした盆地ならではの気候で、春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬はたっぷりの雪。
自然とともに暮らし、歴史とともに歩むまち——それが米沢です。
数字で見る米沢市(基本データ)
- 人口:約74,000人(2025年5月現在)
- 世帯数:約36,000世帯
- 面積:548.51㎢
- 平均気温:年間11.3℃(夏は35℃超え、冬はマイナス5℃以下の日も)
- 年間降雪量:約5メートル(特別豪雪地帯)
- アクセス:東京駅から山形新幹線で約2時間、高速道路IC(米沢中央・米沢北・八幡原)あり
- 主な産業:農業、食品製造業、繊維産業、観光、教育関連
- 教育機関:高校5校、大学・短大あわせて3校
マスコットキャラクター「かねたん」
米沢市のマスコットキャラクター「かねたん」は、米沢ゆかりの武将・直江兼続(なおえかねつぐ)をモチーフにした癒し系キャラ。
兜に「愛」の字が輝くデザインで、市内のイベント・ポスター・観光案内などにもたびたび登場します。ちなみに仲間に「おせんちゃん(かねたんの妻)」「かげっちさま(上杉景勝)」もいて、じつは米沢の“ゆるキャラファミリー”はなかなかのにぎやかさ。
地元民にはもちろん、観光客や子どもたちにも愛されています。
歴史のあるまちだけど、“いま”もちゃんと面白い
上杉鷹山公の「なせば成る」の精神が今も息づく
米沢は、上杉謙信・上杉景勝の居城があった歴史ある城下町。
とくに江戸時代に藩主を務めた上杉鷹山(ようざん)公は、財政難に苦しんだ米沢藩を立て直した名君として全国に名を残しています。
その遺した言葉が「なせば成る、なさねば成らぬ何事も」——
今でも米沢の人々の価値観の中に、しっかりと根付いています。
まちの中にも“歴史のにおい”がふわりと漂う
- 上杉神社
- 上杉伯爵邸
- 伝国の杜(歴史資料館+文化施設)
- 上杉まつり(毎年GW開催)
“歴史のまち”というと敷居が高く感じるかもしれませんが、米沢の魅力は「暮らしの中に自然に歴史がある」ところ。
観光地ではなく、“今を生きるまちの風景”として歴史が共存しているんです
ちょうどいい地方都市、それが米沢
自然もある、歴史もある、食も文化もある。
それでいて、都会ほどせかせかせず、田舎すぎて不便でもない。
米沢は、“ふつうの毎日”の中に、自分らしい暮らしを見つけられるまち。
旅行で来ても、住んでも、関わってもきっと好きになれるはず。そんなまちです。
更新日:2025年06月16日