COPD(慢性閉塞性肺疾患)・禁煙
知ってください、COPD(慢性閉塞性肺疾患)のこと
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは
たばこに含まれる有害物質が肺に炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気です。
COPDの原因の90%は、たばこの煙です。
主に長年の喫煙習慣が原因で発症するため、「肺の生活習慣病」と言われることもあります。
重症化すると、少し動いただけでもすぐに息苦しくなって、在宅酸素が必要になることもあります。
【症状】
・少しの動作で息切れがする
・風邪が治りにくい
・長引く咳や痰
・喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒュー)が続く
上記のような症状はありませんか?COPDは症状の悪化がなくても徐々に進行していく病気です。
早期から適切な検査、治療を受けることにより病気の進行を遅らせることが可能です。
5つの質問に答えるだけで、COPDの可能性があるかどうかを簡単に調べることができます。
思い当たる症状がある方はチェックしてみましょう。
COPD集団スクリーニング質問票 (PDFファイル: 354.1KB)
COPD集団スクリーニング質問票の合計得点が5点以上(60歳未満は4点以上)の方は医療機関受診をお勧めします。
〇詳しくは「COPD集団スクリーニング質問票(COPD-PS)」に関連するサイトをご参照ください。
※一般社団法人GOLD日本委員会は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)に関する正しい知識の普及をするために2021年10月に設立された団体です。
※COPD簡易チェックができるサイトです。
COPDの発症リスクを減らし、進行を止める効果的な対処法は「禁煙」です。
禁煙をすると症状が軽くなる上に、肺機能の低下が非喫煙者と同様に緩やかになります。
また、受動喫煙でもCOPDを発症する可能性があります。
自分だけでなく、周囲の人のためにも禁煙を考えてみませんか?
禁煙を希望される方へ
禁煙外来を利用すると、比較的楽に禁煙ができ、成功率も高いと言われています。
また、禁煙の希望があるニコチン依存患者に対する一定期間の禁煙治療について医療保険が適応できます。
詳しくは、山形県ホームページ『禁煙治療実施医療機関一覧』をご覧ください。
更新日:2025年04月08日