令和6年4月 新年度市長訓示

皆さん、こんにちは。本日から令和6年度、新体制が始まりました。1年間宜しくお願い申し上げます。

先ほど、辞令を交付させていただきました。

新規採用職員の皆さん、米沢市への就職、おめでとうございます。

皆さんは、数ある地方自治体、民間企業、団体の中から米沢市への奉職の道を選びました。「公」（おおやけ）のため尽くす職業、公務員は、やりがいのある仕事です。まずは配属された職場に慣れて、知識の習得に励んでください。そして、市民から感謝される職員を目指し明日の米沢を担ってください。期待しております。

幹部職員をはじめとする、職員の皆さん。

私が市長に就任して約100日となりました。皆さんと一緒に編成した令和6年度予算、「好循環の米沢 スタートアップ予算」が動き出します。

「子育て・教育の米沢」、「所得の増える米沢」、「誰もが暮らしやすい米沢」の3つの柱を実現するための具体策を実行する新年度となります。

行政の専門家としての、職員の皆さんの知恵、お力なくして実現できません。管理職の職員におかれましては、これまで以上に、意見の出しやすい職場、チーム力の発揮しやすい職場づくり、部や課を超えた連携、官と民の壁を超えた連携に取り組んでいただきますようお願いいたします。

本市を取り巻く環境は急激に変化し続けております。私は就任以来、皆さんに「改善」（カイゼン）の提案と実行をお願いしてまいりました。日々の小さな業務の見直しから、時代を半歩先取りした事業の見直し・再構築、積極的な情報の発信・公開など様々な「改善」（カイゼン）が必要です。

こうした「改善」（カイゼン）を目指しての失敗は、失敗ではありません。責任は市長たる私が取ります。新年度、より積極的な改善の実行を何卒お願いいたします。

人口の激減、厳しい財政見通しなど本市を取り巻く環境は厳しいのも事実です。しかし、上杉鷹山の時代から、わが米沢市は幾多の危機を乗り越えてまいりました。危機をチャンスに変える、危機こそ力を発揮するのが米沢であります。

皆さんの努力が報われる「やりがいのある、米沢市役所」、そして、市民から信頼される米沢市役所、ワクワクする米沢市に向け、私も全力を尽くします。好循環はここから始まります。新年度、ともに頑張りましょう。