ようこそ! 市長室

昨年も気候変動の影響を大きく受けた一年でした。豪雪に始まり、夏は渇水と猛暑。秋から冬にかけては東北地方を中心に熊の出没が相次ぎ、日々の生活にも影響を及ぼしました。市民の皆さまの暮らしの安全・安心を守るため、今まで以上に「備えよ常に」の心構えで防災・減災・鳥獣対策を強化してまいります。
さて、近年、全国各地の人口減少が加速しています。政府の予測によると、特に本市を含む東北地方は激減する見通しです。見方を変えれば、人口が増えることだけが発展のバロメーターではない時代に突入したと言えます。
令和8年4月から、今後10年間の本市の総合計画「よねざわ しあわせビジョン2035」がスタートします。このビジョンでは、本市の人口が今後も減り続けることを前提に、市民一人ひとりの幸福度(ウェルビーイング)を高め、幸せが循環する米沢市の実現を第一の目標としました。
今後5年間は、”育み、学びたい「ひと」プロジェクト“、”稼ぎ、創り出したい「なりわい」プロジェクト“、”住み続けたい、守りたい「くらし」プロジェクト“の3つを重点に取り組みます。
まず、“育み、学びたい「ひと」プロジェクト”では、未来を創造する力を育む教育環境づくりを目標にした小中学校の再編、おいしい給食の完全無償化に加え、県立中高一貫教育校の誘致、返済不要の奨学金による支援などに取り組みます。また、市内2か所の公立保育所とひまわり学園を統合し、同一敷地に新たに公設の小児科診療所を整備することを検討します。
次に、“稼ぎ、創り出したい「なりわい」プロジェクト”では、新しい産業団地の新設計画を進めます。4月からは産業技術総合研究所、山形大学、本市による連携事業「ブリッジ・イノベーション・ラボラトリ」が動き出します。産学官の連携により、地域の民間事業所の技術開発と事業化を支援します。さらに、交流人口・関係人口を増やす取組を強化するため、4月に市役所の組織を再編し、「観光文化スポーツ部」の新設を予定しています。本市の魅力ある歴史文化や豊かな自然環境と観光事業との連携を一段と強化し、市内外に発信します。
最後に、“住み続けたい、守りたい「くらし」プロジェクト”では、引き続き雪対策の強化に取り組むとともに、まちなか定額タクシーや乗り合いタクシー、バスなど公共交通サービスの充実・改善を図ります。また、診療所の開設支援や市立病院の経営改善にも力を注いでまいります。
市政の主役は市民の皆さまです。皆さまとの対話を重ね、英知を集め、顔の見える市政を進めてまいります。
(令和8年1月)
米沢市長 近藤 洋介
米沢市長プロフィール
生年月日
昭和40年5月19日
略歴
昭和63年3月 慶應義塾大学法学部法律学科 卒
昭和63年4月 日本経済新聞社 入社
同編集局産業部記者 経済部記者
平成15年11月 衆議院議員初当選 連続5期務める
平成21年9月 経済産業大臣政務官 就任
平成24年6月 経済産業副大臣 就任
令和5年12月 第38代米沢市長 就任



