7月が見頃!米沢市のあじさい名所2選|8000株の瑞雲院と笹野観音のあじさい小道

更新日:2026年06月11日

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瑞雲院のあじさい参道

雨が似合う花、といえばあじさい。

梅雨の時期に咲き誇り、雨空の下でも色鮮やかに映えるあじさいを見ていると、心まで晴れやかになってきます。

山形県米沢市では、関東より少し遅い6月下旬から7月下旬にかけて、あじさいが見頃を迎えます。

本記事では、約8000株のあじさいが参道を彩る県内最大級のあじさい寺「瑞雲院」と、水害をきっかけにあじさいの名所となった「笹野観音」を紹介します。

約8000株が参道を彩る、米沢のあじさい寺【瑞雲院】

瑞雲院のあじさい(白と青)

瑞雲院は、大同元年(806年)に創設されたと伝わる歴史ある寺院です。長禄2年(1458年)には、室町幕府八代将軍・足利義政によって再建されたとされ、現在までその歴史を伝えています。

あじさいは、2007年に住職が参道整備の一環として植え始めました。毎年、数百株を植え続け、今では50種8000株以上を誇る県内でも有数の規模を誇るあじさい寺になりました。

参道の両脇を埋めるように咲くあじさいは、初夏を感じさせる鮮やかな青と白。参道の厳かな空気に溶け込みながら参拝者を見守ります。

そこから本堂の横に続くあじさい園には、赤や紫のあじさいも加わって色彩が豊かになります。

瑞雲院のあじさい(紫)

瑞雲院はあじさいだけでなく、夏の夜を彩るイベントを企画しています。

7月上旬には竹あかりとひょうたんランプが点灯され、あじさいとともに境内に色を添えます。

四季折々のイベントを開催していて、お墓参りだけじゃない地域に根ざした活動を続けるお寺です。

瑞雲院の竹あかり

アクセス

所在地:山形県米沢市大字浅川70

現在地からのルートを見る(Googleマップが開きます)

水害で流れ着いた一株から始まったあじさい寺【笹野観音】

笹野観音の手水舎

笹野観音は、坂上田村麻呂が建立し、弘仁元年(810年)に現在の場所に移った寺院。火災で焼失した後、天保14年(1843年)に再建されました。大きな茅葺屋根と竜や鳳凰の彫物が特徴的で、山形県有形文化財に指定されています。

笹野観音の境内とあじさい

笹野観音のあじさいは、偶然の産物でした。1967年に起きた羽越水害で、笹野観音の境内に流れ着いたあじさい。その青い色が、笹野観音に伝わる和歌にぴったりだと思った住職が、植栽を始めました。

和歌:

参り来て 今はのぞみの 笹野山 庭の木草も 瑠璃の光ぞ

(お参りに来た今こそ願いが叶うように。笹野山の草木にも、観音様の瑠璃色の光が満ちている――。

そんな意味を持つ御詠歌です。)

笹野観音のあじさい小道

境内にはあじさいが続く小道があります。人がすれ違える程度の細道に入ると、咲き乱れるあじさいが視界いっぱいに広がり、まるで物語の中に入り込んだような雰囲気。歩くだけでも、あじさいに包まれるような気分を味わえます。

アクセス

山形県米沢市笹野本町5686−5

現在地からのルートを見る(Googleマップが開きます)