奥羽新幹線(フル規格新幹線)について

更新日:2024年03月29日

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奥羽新幹線とは?

政府は、国土の総合的な発展に資するものとして、フル規格新幹線の路線を定めた基本計画を昭和47年と同48年に策定しています。
このうち、昭和48年の基本計画に、本県を通るフル規格新幹線として、「奥羽新幹線」(福島市~秋田市)と「羽越新幹線」(富山市~青森市)が定められています。
フル規格新幹線とは、主な区間を時速200キロメートル以上で走り、踏切を設けない直線的なルートによる新幹線で、速達性の向上のほか、雪などの輸送障害にも強く、高い安全性、安定輸送が期待されます。

日本地図上に新幹線のルートが複数記載されており、奥羽新幹線のルートが赤く表示されている地図
つばさ(ミニ新幹線)と奥羽新幹線の所要時間を比較した図

(注意)他のフル規格新幹線を参考に試算したイメージです。最短の所要時間を記載。

今こそ求められるフル規格新幹線

東日本大震災では、太平洋側の鉄道に代わり、日本海側の鉄道が東北と首都圏や西日本とを結ぶ重要な役割を果たしました。こうした経験を踏まえると、日本海側の奥羽・羽越新幹線の整備によって高速交通ネットワークの代替機能を確保することが非常に重要です。
また、昭和47年に基本計画に位置づけられた九州、北陸、北海道の各新幹線は次々とフル規格で開業し、首都圏などとの移動時間が短縮され、観光客が増加しているほか、観光客の行動範囲も広がる傾向にあります。
このように、フル規格新幹線の整備は沿線地域に幅広く交流の活性化をもたらすと期待されるため、本市しても整備実現に向けた取組みを展開していきます。

様々な路線が一覧になっている表の奥羽新幹線と羽越新幹線の部分が赤い枠で囲まれている図

米沢市奥羽新幹線整備実現同盟会

平成28年6月20日、奥羽新幹線の整備実現を目指す「米沢市奥羽新幹線整備実現同盟会」を設立しました。同年5月に山形県で「山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」が発足しましたが、市町村レベルではいち早い結成となります。山形県の南の玄関口として、官民一体となって、早期の整備実現に向けた機運を高めていきます。
昭和47年に政府の基本計画に位置づけされた新幹線の中で最も早く開業した路線でも、基本計画から開業まで約38年の期間を要しています。そのため、当会の活動も長期的な活動となりますが、継続的に国土交通省等への要望を行うほか、市民への情報発信など、地域の一層の盛り上がりを図りながら、山形県や県内各地域の同盟会と連携し、フル規格奥羽新幹線の早期実現に向けた運動を推進していきたいと考えています。

米沢市奥羽新幹線整備実現同盟会の吊り看板が設置された会場で、演壇に立つ男性が話をしている写真

設立総会の様子

鎧を身に着けた人や着物姿、スーツ姿の人たちが周りに立っているなか、マイクの前に立つ女性がこぶしを突き上げている写真

総会後のキックオフイベントでは、参加者全員で力強く勝ちどきを上げた

PR用名刺をご活用ください。

「今こそ、実現の時!」の文言や新幹線のイラストが入った名刺の見本

注意事項

  • このPR用名刺は「山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」が作成したものです。
  • ロゴマークのデザイン変更はできません。
  • レイアウト(縦書き・横書き)の変更やスローガンの変更は可能です。

この記事に関するお問い合わせ先

企画調整部地域振興課(市役所3階5番窓口)
(学園都市推進室、地域振興担当、若者支援担当、地域交通担当)
〒992-8501 山形県米沢市金池五丁目2番25号
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-22-0498
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