上杉鷹山とSDGs 人材育成の取り組み
外部人材の招へい

様々な分野で外部人材を活用する中で、学問においては、まず鷹山の師である儒学者「細井平洲」(現:愛知県東海市出身)を米沢に招きました。その指導の下で藩校「興譲館」の設置を実現します。
また、一流の学者、医師、武芸者、技術者などを積極的に米沢に招き、最新の学問と技術、産業の振興に役立てました。

【細井平洲先生 上杉鷹山公 敬師の像(普門院)】
領外遊学の奨励

外部人材の招へいに加え、藩士が領外に出て学ぶ機会を支援しました。後述する自給自足、産業振興政策のためにも、藩士を各地に派遣し、知識と技術の習得に努めさせました。また、学問や医療の面では、江戸や京都といった先進地で学ぶため、物心両面での支援を惜しみませんでした。
藩校「興譲館」


米沢藩の再建のために人材育成を重要視した鷹山は、藩校の再興を目指しました。細井平洲の指導を受け、赤字財政に陥った状況下においても特別予算を確保して藩校「興譲館」の開設に至ります。
ここから、改革をリードする藩士が次々と輩出しました。

【藩校興譲館が開設された場所(旧元細工町)】
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更新日:2024年03月29日