特定外来生物「オオキンケイギク」

更新日:2024年03月29日

ページID: 5082

オオキンケイギクは特定外来生物です

北アメリカを原産とする「オオキンケイギク」は、主に観賞用として日本に導入されましたが、一度定着すると在来の野草を駆逐し、辺りの景観を一変させ、日本の生態系に重大な影響を及ぼしかねない性質を持っていることから、平成18年、外来生物法により特定外来生物に指定されました。
これによりオオキンケイギクを栽培、保管、運搬、野外へ放つこと等は禁止されています。市内各地での生息も確認されています。

特徴

高さは30~70センチメートル
葉は細長いヘラ状の形で、茎の下のほうについています。
黄色い花が咲き、直径は5~7センチメートル、花びらの先端が4~5裂しています。
花期は5~7月頃

似ている花と見分け方

キバナコスモス 葉の形がギザギザになっています。
花の色がオオキンケイギクよりも濃い(オレンジに近い)色をしています。
花期は6~11月頃

黄色い花を咲かせたオオキンケイギクが沢山咲いている写真

オオキンケイギクが咲いている様子

黄色い花を咲かせたオオキンケイギク(左)とオレンジ色の花を咲かせたキバナコスモス(右)の写真

オオキンケイギクの花(左)とキバナコスモスの花

駆除のお願い

所有地などでオオキンケイギクを見つけた場合は、駆除してください。生態系保全のため、ご協力をお願いいたします。

個人による駆除方法

  1.  根から引き抜く。(地面に根が残っていると再生するおそれがあります)
  2.  指定の可燃ごみ袋に入れる。その場からなるべく移動させずに2、3日天日にさらして枯死させる。(生きたまま運搬することが規制されるためです)
  3.  可燃ごみとして出す。

町内会のクリーン作戦等による駆除方法

町内会によるクリーン作戦等で駆除を実施していただく場合、以下のことを満たせば生きたままの運搬が可能です。

  1.  処分することを目的として千代田クリーンセンターへ運搬すること
  2.  落下や種子の飛散等の逸出防止措置をとること(シート等で覆うこと)
  3.  特定外来生物の除去である旨、実施主体、実施日、実施場所を回覧板等で事前にお知らせしてから行うこと

リンク

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境部環境課(市役所3階2番窓口)
(カーボンニュートラル推進室、環境担当、廃棄物対策担当)
〒992-8501 山形県米沢市金池五丁目2番25号
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-22-0498
お問い合わせフォーム