信濃町大日堂

更新日:2024年03月29日

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城下町ふらり歴史探訪

 「城下町ふらり歴史探訪」は、米沢に残る史跡などをわかりやく解説しています。
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信濃町大日堂 東一丁目

未・申(さる)年生まれの守本尊である大日如来を祀る

緑色の屋根をした白と茶色の建物の信濃町大日堂を正面からうつした写真

信濃町大日堂

市内の主な十二支の守本尊の画像

 信濃町大日堂は、建長2年(1250)に置賜を支配していた長井泰秀(ながいやすひで)によって創建されたという、古い由緒を伝えています。その後は上杉家からもあつく信仰され、現在は旧信濃町の鎮守として付近の住民から信仰されています。
 祭礼は、元旦祈祷祭と、3月には大般若(だいはんにゃ)祈祷祭が行われ、7月下旬の夏祭りには子供みこしが地区内をまわります。
 この他、東町通りの昌伝庵(しょうでんあん)や免許町通りにも大日堂があります。昌伝庵大日堂の木造大日如来坐像は延文5年(1360)に仏師の円慶(えんけい)と宗祐(そうゆう)が制作した優れた像で、県指定文化財となっています。

市内の主な十二支の守本尊

 「子(ね)年生れの守本尊は?」「寅(とら)年はどの神社・お堂にお参りしたらいいの?」という問い合わせがあります。その際、お答えしているのが左の一覧です。覚えるのに「丑寅虚空蔵(うしとらこくぞう)」「辰巳普賢(たつみふげん)」などと呼ばれています。また、戌(いぬ)・亥(い)年の守本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)とされますが、米沢では「戌亥八幡(いぬいはちまん)」と称し、八幡神社を参拝するようです。一覧は市内の主な神社・お宮を示したもので、これ以外にも多くのお堂があります。元日参りも兼ね、ご自分の十二支の守本尊がある神社・お堂を参拝してみてはいかがでしょうか。

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