【H9.4.2~H21.4.1生まれの女性へ】子宮頸がん予防ワクチン(HPV)接種

更新日:2025年04月01日

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令和4年4月~令和7年3月まで1回以上接種をしていれば

令和8年3月まで無料期間を延長します!!

下記の3つ全てにあてはまる人が令和8年3月までの延長の対象です。

□平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性

□令和4年4月1日~令和7年3月31日の間に1回以上HPVワクチンを接種している

□HPVワクチンを3回接種していない(※)

※9価ワクチンを15歳未満で1回目接種をしていて既に計2回接種をしている場合は接種の必要はありません。

 

令和6年12月までは「令和7年3月で無料期間が終了する」とご案内していましたが、今夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようにする方針について、国の審議会(令和6年12月)で了承されました。

 

令和7年1月22日更新

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンキャッチアップ接種とは

平成25年から令和3年のHPVワクチンの接種を個別にお勧めする取り組みが差し控えられていた間に、定期接種の対象であった方の中で、公費でのHPVワクチン接種の機会を逃した方がいます。この方に、公平な接種機会を確保する観点から、定期接種の対象年齢(小学6年生から高校1年生相当)を超えて、あらためて公費での接種の機会をご提供しています。

(厚生労働省より)

キャッチアップ接種対象者

令和6年度対象者
令和6年度(R6.4.1~R7.3.31)対象者

下記の2つ全てにあてはまる人が令和6年4月1日から令和7年3月31日までの無料の対象です。

□平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性

□HPVワクチンを3回接種していない(※)

令和7年度対象者
令和7年度(R7.4.1~R8.3.31)対象者

下記の3つ全てにあてはまる人が令和7年4月1日から令和8年3月31日まで無料の対象です。

□平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性

□令和4年4月1日~令和7年3月31日の間に1回以上HPVワクチンを接種している

□HPVワクチンを3回接種していない(※)

※9価ワクチンを15歳未満で1回目接種をしていて既に計2回接種をしている場合は接種の必要はありません。

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは

  • ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。感染してもウイルスは自然に消滅しますが、一部の人はウイルスが身体に残り続けがんになることがあります。子宮頸がんや膣がんなどのがん、尖圭コンジローマなど、多くの病気にHPVは関わっています。
  • 近年若い女性の子宮頸がんの罹患が増えています。子宮頸がんにかかる女性の38%が20~30代の女性です。子宮頸がん罹患のピークが女性の妊娠・出産年齢と重なることもあり、女性にとってはとても深刻ながんです。がんに気づかないままにがんが進行すると、子宮を摘出する場合もあり、妊娠・出産が難しくなってしまいます
  • HPV感染防止に有効なのが、HPVワクチンの接種です。ワクチンを接種することで大きな感染予防効果が期待できます。
  • 子宮頸がんは、早期に発見すれば、比較的治療しやすく予後が良いとされています。早期発見・治療につなげるために、20歳以上の人は定期的に、子宮頸がん検診を受けることも重要です。

HPVワクチンの種類

HPVワクチンの種類
種類 回数 間隔 方法

サーバリックス(2価)

3

1か月の間隔をおいて2回目

1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目

筋肉内注射
ガーダシル(4価) 3

2か月の間隔をおいて2回目

1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目

筋肉内注射
シルガード9(9価) 3

2か月の間隔をおいて2回目

1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目

筋肉内注射

 

HPVワクチンキャッチアップ接種間隔

HPVワクチン接種までの手順

米沢市に住民票がある方

○米沢市内の医療機関で接種したい

  • 市内の予防接種実施医療機関に直接ご連絡ください。接種券は不要です。
  • 米沢市予防接種実施医療機関は下記をご覧ください。

○山形県内(米沢市外)の医療機関で接種したい

  • 事前に健康課にご連絡ください。接種券の発行手続きが必要です。

○山形県外の医療機関で接種したい

  • 事前に健康課にご連絡ください。手続き開始から接種まで2週間以上かかります。早めにご連絡ください。
  • ※県外では接種費用が異なる場合があり、一部自己負担額が発生することがあります

接種当日の持ち物

  • 母子健康手帳
  • 保険証
  • 運転免許証などの本人・住所確認できるもの
  • 接種券・予診票など医療機関に提出する書類(※米沢市外で接種する場合のみ)

米沢市に住民票がない方

住民票のある市町村にお問合せください

米沢市予防接種実施医療機関

よくあるご質問

定期接種の対象年齢(12~16歳)を過ぎても接種の効果はありますか?

16歳頃までに接種するのが最も効果が高いですが、それ以上の年齢で接種しても、ある程度の有効性があることが示されています。また、性交経験のない場合はそれ以上の年齢でも一定の有効性があることが示されています。性交経験によるHPV感染によって、ワクチンの予防効果が減少することが示されていますが、性交経験がある場合でもワクチンの予防効果がなくなってしまうわけではありません。

過去にHPVワクチンを1回または2回接種した場合も、残りの回数を公費で受けられますか?

1回接種したことがある方は残り2回、2回接種したことがある方は残り1回、公費で接種を受けられます。

過去にHPVワクチンを受けたときから時間が経過している場合でも、接種を初回からやり直す必要はありません。

副反応はどんなものがありますか?副反応がおきたらどうしたらよいでしょうか?

HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。また、稀に重いアレルギー症状や神経系の症状が起こることがあります。接種後に気になる症状が出たときは、まずは接種を受けた医療機関にご相談ください。

極めて稀ですが、予防接種を受けた人に重い健康被害を生じる場合があり、治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残ったりした場合は、法律に基づく救済が受けられます。(予防接種健康被害救済制度)

平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性(令和4年4月1日時点で米沢市に住民票がある方)で令和4年4月より前に自費で接種した方については手続きによって助成を受けられる場合があります。詳しくは下記をご覧ください。

外部リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部健康課(すこやかセンター)
(健康企画担当、成人保健担当)
〒992-0059 山形県米沢市西大通一丁目5番60号
電話:0238-24-8181 ファックス:0238-24-5050
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