低炭素社会の形成

更新日:2024年11月29日

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低炭素社会とは、地球温暖化の原因である二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を、自然が吸収できる量以内に削減するため、低炭素エネルギーの導入などの環境配慮を徹底する社会システムのことをいいます。

地球温暖化の基礎知識

地球温暖化の原因と影響、私たちにできることを掲載しています。

再生可能エネルギー導入の推進

再生可能エネルギーとは

太陽光、太陽熱、風力、地熱、バイオマスなど、エネルギー源枯渇の心配がない自然エネルギーのことをいいます。ダムなどの建設を伴わない小規模の水力発電も再生可能エネルギーに含まれます。

●かねたんと一緒に「再生可能エネルギー」について知ろう!

再生可能エネルギーについて知ろう1
再生可能エネルギーについて2
再生可能エネルギーについて3
再生可能エネルギーについて4
再生可能エネルギーについて5

太陽光発電とは

太陽光発電は、発電時に二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーです。太陽光のエネルギーを電力に変換する発電方式です。日射など自然条件によって発電量が変わりますが、昼間の電力需要ピークを緩和し温室効果ガス排出量を削減することができます。

木質バイオマスとは

「バイオマス」とは、生物資源(bio)の量(mass)を表す言葉であり、「再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)」のことを呼び、そのなかで、木材からなるバイオマスのことを「木質バイオマス」と呼びます。
 バイオマスは、燃料としてエネルギー利用した場合も、排出される二酸化炭素の収支は0となるカーボンニュートラルという特性があり、太陽光発電や、風力発電とともに再生可能エネルギーの一つに認定されています。

省エネルギーと節電の推進

生活の中でできるかぎり資源・エネルギーの無駄使いを排除し、再利用やリサイクルを推進していくことが、低炭素社会・循環型社会を構築し地球温暖化を防止する基本となります。無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。

省エネの取組事例

  • 《家庭の取組み》(注意)1人1日当たりのCO2削減量の目安
    • 暖房時の室温は20℃を目安にする…55グラム
    • 暖房の利用時間を1時間減らす…85グラム
    • シャワーの使用時間を1分間短縮する…79グラム
    • 電気こたつの温度は適切に設定する…56グラム(設定温度を強から中にした場合)
    • 電気冷蔵庫に開閉回数を少なくする…8グラム
  • 《エコドライブの取組み》(注意)1台1日当たりのCO2削減量の目安
    • 発進時はふんわりアクセルで、ゆっくりスタートする…531グラム
    • 車間距離にゆとりをもって、加速減速の少ない運転をする…186グラム

出典:経済産業省資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド」

電気使用量等測定器の無料貸出について

市では、市民の皆さんに、使用電力の「見える化」による効果的な省エネの実践行動を広げていくため、コンセントと電気製品の間に接続して、その電気製品の電気料金や電気使用量、二酸化炭素排出量を測定する「エコキーパー」、「ワットチェッカー」の貸出を行います。
ぜひ、省エネの実践行動にご活用ください。

エコキーパー/ワットチェッカー

コンセントに測定器を差し込み、電気製品の電源プラグをつなぐことで、その電気製品の電気使用量などを測ることができます。

パッケージに入った四角く、中央に表示部があるエコキーパーの写真

エコキーパー

エコキーパー本体下部に「減る」「表示切替」「増える」の3つのボタンがあり、中央の表示部に0.06キロワット時と表示されている写真

使用例

貸出方法等

詳細

貸出対象者

市内に住所や事務所又は事業所を有する個人又は法人その他の団体の代表者

貸出

期間

2週間

貸出

費用

無料

貸出

方法

環境課へメールまたは電話でお申込みの上、市役所3階の環境課までお越しください。

※お申込み際は氏名、住所、連絡先、貸出希望期間をお伝えください。
 (メールでお申込みの場合は件名を「電気使用量等測定器貸出」としてください。5営業日以内に担当からメールでご返信します。)

 

ノーマイカーデーの推進

地球温暖化対策の一環として、市職員を対象に、通勤車から排出される温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量削減を目指して「ノーマイカーデー」に取り組んでいます。

令和5年度の取組状況

令和5年度ノーマイカーデー取組状況

二酸化炭素削減量

約80トン

(樹木約5,700本の年間森林吸収量に相当)

総距離数

約330,000キロメートル

(地球約8.2周分、ガソリン33,200リットルの削減に相当)

市民のみなさまへ

  • マイカーの利用を見直して、徒歩や自転車での移動、公共交通機関を利用しましょう
  • エコドライブを心掛けましょう

徒歩や自転車で通勤することで、温室効果ガスが削減できるほか、車を利用するよりも消費カロリーが多くなり健康増進効果が期待できます。毎日実施することは、なかなか難しいことだと思いますが、“できる日”に“できること”から取り組んでみてください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境部環境課(市役所3階2番窓口)
(カーボンニュートラル推進室、環境担当、廃棄物対策担当)
〒992-8501 山形県米沢市金池五丁目2番25号
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-22-0498
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