悪臭問題特別委員会 平成24年度活動の記録
平成25年3月22日の活動
3月定例会最終日に、今年度の特別委員会の活動を総括し、悪臭問題特別委員長が委員長報告を行いました。
平成25年3月15日の活動
午前:悪臭問題特別委員会 堆肥製造事業所からの説明、委員会協議会
参考人招致
午前:悪臭問題特別委員会 堆肥製造事業所からの説明、委員会協議会
参考人招致
3月定例会において開催した特別委員会では、再度、堆肥製造事業者を参考人として招致し、あらかじめ送付した質問事項への回答を求めました。
その回答の中で事業者は、現在、飼料作物栽培への事業変更の準備を具体的に始めており、その事業展開が順調に進めば、堆肥製造事業から撤退することを表明しました。
また、今後、新たな事業の展開によって流動的ではあるが、堆肥原料の受け入れを再開せず、最長で2年半後までに全堆肥を搬出する。その間は、脱臭装置を含めた維持管理を継続して行い、搬出後の建物は、飼料作物の保管庫として活用する計画を検討していると報告がありました。
委員からは、新たな事業展開をするにあたっても地元の皆様のご理解が必要であることなど、様々な意見が出されました。あわせて、市当局に対して、新事業への支援の検討などを求めました。
委員会の様子



当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数等について
- 養豚事業所の改善措置の完了について
午後:悪臭問題特別委員会協議会
県当局との協議
午後からの委員会協議会では、産業廃棄物処分業の許認可業務を担当する県当局に出席いただき、堆肥製造事業所の回答に対する見解をお聞きするとともに、今後の指導等について協議いたしました。
平成25年2月6日の活動
当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数等について
- 養豚事業所の減頭状況について
- 堆肥製造事業所の現在の状況について
主な内容
養豚事業所が取り組んでいる改善計画(平成24年4月から2階建て豚舎での豚の生産停止により、飼育総数を減らし、臭気を低減させようとするもの)の進捗状況について、報告を受けました。2階建て豚舎で飼育する約2,600頭の豚を平成25年3月末までに0頭とする計画が、1か月前倒しで完了する見込みであるとのことです。この計画の完了により、農場全体の飼育頭数は約3,500~3,600頭になります。
一方、堆肥製造事業所が県の指導によって取り組んでいた改善計画(堆肥舎内の堆肥原料の積み上げ高さを4メートルまで減らし、その間、堆肥原料の受け入れを停止させるもの)について、今冬の大雪の影響などから、計画の完了日を来月3月28日まで延期したとの報告がありました。
平成24年12月18日の活動
午前:悪臭問題特別委員会 堆肥製造事業所からの説明
12月定例会において開催した特別委員会では、堆肥製造事業所を参考人として招致し、市議会が提出した「悪臭問題の早期解決に向けての要望書」で示した事項等に対して、事業所の考え方や捉え方について説明を求めました。
事業所から、説明の冒頭、社名を変更した旨報告がありました。
現在、県の指導により堆肥原料の受け入れをストップして、堆肥の積み上げの高さを減らすよう努力しているところであるが、運搬車両の確保が難しいなどの理由から、改善計画の進捗に若干の遅れが出ているとのことでした。
また、今後(改善計画が完了した後)については、「堆肥原料の受け入れを再開し、事業を継続していくこと」と、「住民等の理解を得ての事業継続は難しいことから、堆肥原料の受け入れを再開しないで、在庫肥料の出荷のみを行う」という、現時点で、選択枝として二つの考えがあることを表明しました。
さらに、どちらを選択したとしても、最後まで責任を全うする所存で、現在の脱臭装置を含めて維持管理を継続して行きたいと考えているが、堆肥原料を受け入れないことは資金的に非常に厳しい状況であり、最終的な結論を見出すまでもう暫くの時間の猶予をいただきたいと説明がありました。
このことを受け、委員より、「問題解決に向けてお金がどれだけ出せるとかそういう話だけではなくて、行政としてきちんと応援・支援していく体制を見せなくては。」などと、意見が出されました。
これについて当局より、「長年苦しんでこられた住民の方の思いや、署名活動があったことなど、行政として総合的な見解を持って支援を考えていく必要がある。」と、答弁がありました。
委員会の様子


午後:悪臭問題特別委員会協議会
当局からの報告事項
悪臭苦情件数等について
午前中の事業所からの説明に対する、意見・要望等が引き続き出されました。
委員より、新たに方向性が示されたわけなので、「行政として、きちっとした手立てと理由をつくり、支援・後押しする体制を積極的に伝えて、このチャンスを逃すことなく踏み込んだ協議を庁内でしていただきたい。」との、要望が出されました。
平成24年11月28日の活動
本年実施した『堆肥製造事業所の臭気対策及び堆肥製造に関する調査業務委託』の調査結果を基に、市議会として、堆肥製造事業所に対し要望書を提出しました。
平成24年10月25日の活動
当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数について
- 臭気測定結果について
養豚事業所の視察
3月に提出された、改善計画書(農場の臭気対策)の改善措置の内容確認及び臭気の現状確認
視察内容
到着後、事業所より減産計画の状況について説明を受け、農場内を見学して回りました。減産計画は順調に進んでおり、二階建て豚舎内にはほとんど豚が残っていないとのことです。(立ち入りができないため、写真の提供あり。)以前視察している委員からは、臭気は減っているようだという感想も聞こえてきました。
施設見学後、事業所より、「現在の畜産業界は経営状況がたいへん厳しく、置賜管内においても倒産する企業が出てきており、今後も経営が維持できるよう、委員(議員)にもご支援いただきたい。」旨、要望がありました。また、資金や場所などが整えば移転したい考えはあるが、今そこまでいっていないということも報告されました。
今後、減産計画によると、10月より月当たり500頭ずつ減っていく予定であることから、委員会としても、さらに減臭の実態について注視してまいります。
視察の様子

状況説明

目視確認(散水スクリーン)

目視確認(脱臭装置)

事業所より要望
平成24年10月23日の活動
市議会9月定例会において議決した、「悪臭問題の解決に向けた堆肥製造事業所に対する指導の強化・徹底を求める意見書」を、産業廃棄物処分業の許認可権を持つ県に対し提出しました。
議会から、議長・悪臭問題特別委員長・悪臭問題特別副委員長が置賜総合支庁へ出向き、菅原好美支庁長に意見書を手渡しました。
平成24年9月28日の活動
9月定例会最終日に、今年度上半期の特別委員会の活動を総括し、悪臭問題特別委員長が委員長(中間)報告を行いました。
平成24年9月25日の活動
委員会
当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数について
- 臭気測定結果について
主な内容
9月21日受け付け分までの苦情件数の報告がありました。これに対し委員より、苦情の日時や内容について原因事業者にどのように伝えているかと質問があり、事業所へ市の担当職員などが出向き委員会の資料と同様のものを持参し説明しているとの回答がありました。
また、堆肥製造事業所において8月29日に採取(脱臭装置排気口)した臭気の分析結果については、協定基準の範囲内であったとの報告がありました。
委員より、堆肥製造事業所の臭気対策として脱臭装置の増設の話があったわけだが、現在の進捗状況についてはどうなのかと質問があり、市当局や議会から堆肥製造の方法を変えるべきとの意見もあることから現在はストップしているようだとの回答がありました。
委員会協議会
県当局(置賜総合支庁環境課)との協議(堆肥製造事業所に関すること)
- 県が8月10に実施した立入調査の報告
- 今後の県の動き(対応)について
- 産業廃棄物処分業の許可更新について
主な内容
悪臭問題特別委員会として、事前に上記3項目について質問し回答を求めておりました。
(以下、回答内容・要約)
8月10日に立ち入りしたが、事業所の堆肥舎内は、市議会が実施した現地調査時と同様で、原料がうず高く積み上げられていて、なおかつ、中の状態は蒸し風呂のように高温多湿であった。
このような状態では廃棄物の適正処理ができないことから、その日事業所に対し口頭で指導を行った。後日、8月29日に「産業廃棄物の不適正処理の是正について」という文書で、正式に改善を求めた。その後、事業所と5回ほどの折衝を行い、9月24日に改善計画書の提出があった。
改善計画書の具体的な内容は、10月上旬より原料の受け入れをストップし、原料の高さを4メートルまで下げるというもの。現在の原料の高さから計算すると、4メートルの高さになるには約4か月の期間が必要である。高さを下げることで原料を効率よく撹拌(切り返しなど)し、適正な堆肥製造(産業廃棄物の適正処理)を行う改善計画である。
事業所の今の段階では、廃棄物の発酵処理が適切に行われているかどうか疑問である。今後、発酵管理(堆肥製造)のマニュアル化や作業者の教育の徹底などしたうえで適正処理につながるような状態にしなければ、現時点では、次の許可更新は難しいと考えている。
平成24年9月14日の活動
全議員を対象に調査報告会(全員協議会)を実施
県内で初めて、「地方自治法第100条の2」に基づく専門的知見の活用として実施した、『堆肥製造事業所の臭気対策及び堆肥製造に関する調査業務委託』について、委託先である株式会社オー・エー・ピー代表取締役 深澤 賢教(ふかさわ やすのり)氏より、提出のあった調査報告書の内容について直接説明を受けました。
悪臭問題特別委員会では、この調査結果などを受け、今後の対応について協議してまいります。
報告書の内容(抜粋)と要点については、下記のとおりです。

調査報告会の様子

深澤賢教 氏
調査報告内容(抜粋)
- 堆肥製造に関する調査
- 現在の原料や調整資材の原料組成では好気性発酵はできない
- 堆肥化方式を大きく逸脱した堆肥化が行われている
- 製造方法や製品堆肥は製造基準や品質基準に適合しているか
- 堆肥製造技術や堆肥化マニュアルが明確になっていない
- 作業者の安全健康管理・作業環境は適切であるか
- 堆肥製造施設建屋臭気捕集方法の適合性
- 悪臭対策の難しさを理解しない、都合のよい脱臭設備の増設で解決を図ろうとしているように思われる
- 臭気対策に関する調査
- 悪臭をできるだけ発生させない堆肥化
- 発生した臭気の捕集方法の改善
- 換気回数の適正化
要点:堆肥製造に関する認識が欠けており、好気性発酵が維持できずに臭気を発生させてしまっている。臭気対策の基本として、発生した多量の臭気の処理ではなく、臭気を発生させない堆肥製造工程の改善が優先されるべきである。
平成24年8月27日の活動
当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数について
- 臭気測定結果について
その他
南原地区自然環境保全推進協議会の活動について
主な内容
悪臭苦情件数と臭気測定結果について報告がありました。苦情の特徴としては、8月お盆頃から堆肥製造事業所に関する苦情が急激に多くなったということです。このことは、今年の猛暑も原因の一つとして考えられるようです。
堆肥製造事業所における、6月26日(敷地境界)と7月18日(脱臭装置排気口)に採取した臭気測定結果については協定基準の範囲内であったが、引き続き監視を続けるという報告がありました。これに対し委員からは、採取した頃は比較的苦情も少なかった時期であることから、臭気が強く苦情が多いときに測定をするなど、採取の方法について検討する必要があるとの意見・要望が出されました。
また、苦情の内容とモニタリングしていただいている方々からの報告(時間・原因事業所等)とが概ね一致していることから、未だ広範囲にわたって臭気が塊となって動いている状況が確認できるとの報告がありました。
最後に遠藤委員より、8月20日に「南原自然環境保全推進協議会」の方々が、山形県知事に対し『悪臭問題解決に関する陳情書』を25,461名の署名簿を添えて直接手渡したことの報告を受けました。
平成24年7月25日の活動
当局からの報告事項
悪臭苦情件数について
事務局からの報告
堆肥製造事業所の臭気対策及び堆肥製造に関する調査業務委託について
主な内容
事務局より、上記業務委託の実施について報告がありました。7月19・20日に現地調査を行い、これから8月末までの予定で報告が取りまとめられます。
その調査結果をもって、市議会としての今後の対応について協議することを確認しました。
平成24年7月19日・20日の活動
平成24年3月定例会において議決した、地方自治法第100条の2に基づく「悪臭原因事業所の臭気対策等に関する調査の委託」について、『調査概要』のとおり実施いたしました。
なお、この調査の結果については、後日「よねざわ市議会だより」及びホームページ等でお知らせする予定です。
現地調査の様子

事業所への聞き取り

においセンターを用いた簡易検査

検知管を用いた簡易検査

堆肥のサンプル
平成24年6月20日の活動
午前:当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数について
- 両原因事業所の最近の状況について
主な内容
悪臭苦情件数と、両原因事業所の最近の状況について報告がありました。
具体的には、最近の苦情は養豚事業者に対するものが多く、同じ場所・時間帯のものが集中しているとのことです。これは、においが塊(かたまり)として動いていることの表れであって、今まで以上に気をつけた管理をするよう指導していきたいと説明がありました。
これに対し、委員より、事業所内での作業と因果関係があるのではないかと質問があり、作業日報などとのマッチングも今後検討していきたいとの答弁がありました。
次に、両原因事業所の最近の状況について報告があり、養豚事業所は改善計画の中で豚の減産を進めている途中であること、一方の堆肥製造事業所は脱臭装置の増設を考えているとのことでした。堆肥製造事業所では、東日本大震災の復旧工事などによりトラックの調達がしづらいとのことで、堆肥の搬出が遅れている状況もあるとの説明がありました。
また、議会で実施を予定している専門家の調査について、1日でも早く受け入れるよう当局においても話をしていると報告がありました。
午後:行政視察報告会
5月17・18日に実施した行政視察の報告会を、全議員を対象として開催しました。
報告は、1長野県松本市、2栃木県茂木町の順で、2グループに別れて行いました。
長野県松本市 四賀有機センター (PDFファイル: 4.3MB)
木県茂木町 有機物リサイクルセンター「美土里館」 (PDFファイル: 1.7MB)
報告会の様子




平成24年5月30日の活動
当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数について
- 臭気モニタリングについて
主な内容
悪臭苦情件数と、臭気モニタリングの実施について報告を受けました。
悪臭苦情があった場合の市の対応について質問があり、南からの風に乗ってにおってくるのが夜間中心であり、市役所守衛室で苦情を受け翌日に報告を受けているとの説明がありました。
また、養豚事業所の豚の減産計画について質問があり、今のところ計画どおりに減産されているとの説明がありました。
さらに、市で受け付けた苦情について両事業所に対してどのように報告・指摘しているか質問があり、市議会へ配布しているものと同様の資料を直接事業所に持参し指導していると説明がありました。
協議会終了後
「南原地区自然環境保全推進協議会」の皆さんから、本年3月に実施した署名活動について報告をいただきました。


平成24年5月17日・18日の活動
5月17日(木曜日)長野県松本市四賀有機センター、18日(金曜日)栃木県茂木町有機物リサイクルセンター「美土里館」を視察しました。
よねざわ市議会だより掲載記事 (PDFファイル: 424.8KB)
松本市四賀有機センター

四賀支所で施設の概要説明を受ける委員

堆肥製造工程の説明を受ける委員

エアレーション装置(空気を送る装置)

スクリュー式の撹拌装置
茂木町有機物リサイクルセンター「美土里館」



- 副資材として利用される落ち葉
- 円形スクリュー式撹拌装置
- 乾燥撹拌装置
- 落ち葉などを利用した脱臭設備
平成24年4月26日の活動
当局からの報告事項
- 悪臭苦情件数について
- 臭気モニタリングの実施について
当局からの報告事項
本年度第1回目の委員会協議会にあたり、委員の自己紹介を行い、続いて、市当局より人事異動に伴う悪臭問題特別委員会所管職員の紹介を受けました。
年度はじめにあたり、過去3年度の悪臭苦情について総括的な報告を受け、両事業所に対する具体的な指導についての確認を行いました。
また、本年度も引き続き、臭気モニタリングを実施するとの報告がありました。
閉会後、打ち合わせを行い、5月に長野県松本市、栃木県茂木町の堆肥製造施設2施設について、管外行政視察を行う旨、確認しました。
この両施設は、堆肥製造工程に機械式のスクリュー式撹拌装置を導入しており、臭気対策も高いレベルでなされているとのことで、その効果などについての知識を深めようと実施するものです。
この記事に関するお問い合わせ先
(総務担当、議事調査担当)
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電話:0238-22-5111 ファックス:0238-24-8765
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更新日:2024年03月29日