審査の概要 令和6年6月定例会(議第99号)
令和6年6月定例会
令和6年6月定例会
総務文教常任委員会 委員長報告
令和6年6月11日 開会
令和6年6月14日 報告
ご報告申し上げます。
去る6月3日及び10日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案7件、請願1件であります。
本日は、議会日程に従い、11日の午前10時から委員会室において、全委員出席の下、関係部課長に出席を求め、審査を行った案件のうち『議第99号 財産(バス車両)の取得について』の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
『議第99号 財産(バス車両)の取得について』でありますが、本案は、次年度に米沢市立第五中学校が米沢市立第一中学校に統合することに伴い、生徒の通学の負担を軽減し、安全な通学を支援することを目的としてスクールバスを運行するためバス車両を取得しようとするものであります。
契約については、米沢市中田町字高橋弐654番地1 太平興業株式会社 米沢支店 支店長 鈴木朋広と2,910万3,800円で仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。
本案に対し、委員から、取得するバス車両の納車場所と保管場所はどこかとの質疑があり、当局から、納車場所は第五中学校で、保管場所も今年度中は第五中学校を予定しているとの答弁がありました。
また、委員から、来年度以降のバス車両の保管場所はどこか。また、車両の管理、整備はどのように行うのかとの質疑があり、当局から、スクールバスの運行は民間事業者に委託する予定であり、車両の保管、管理、整備等は民間事業者が行う予定であるとの答弁がありました。
さらに、委員から、教育委員会が既に保有しているバス車両6台に今回取得する3台を加えた計9台を同一の敷地内で保管、管理する場合、ある程度広い場所を確保する必要があると思うがどうかとの質疑があり、当局から、教育委員会が既に保有しているバス車両6台は複数の事業者に運行管理を委託しており、今回購入する車両を含めた計9台を一括して保管することにはならないと考えている。また、バスの運行管理を委託する際は仕様書に車両の保管についても明示したいとの答弁がありました。
また、委員から、取得するバス車両は33人乗りが2台、29人乗りが1台であり、33人乗りの車両1台に不具合があった場合、29人乗りの車両で一度送迎した後、この車両を33人乗りの車両の代わりに配車することはできない。33人乗りを3台取得すれば、車両に不具合があった場合に融通が利くと思うが、なぜ乗車定員が異なる車両を取得するのかとの質疑があり、当局から、乗車定員は運行エリアの中で想定される生徒の人数に合わせて設定したところである。スクールバスは登下校の際に同時に運行するため、一度送迎した後に再び違う経路を運行した場合、登下校時間が遅くなることから、車両を融通することは基本的には想定していない。また、万が一のときの対応は十分に考えておく必要があるため、運行管理を委託する際に仕様書等で明確に示したいと考えているとの答弁がありました。
本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、当委員会に付託されました案件のうち議案1件の審査の経過と結果を申し上げ委員長報告といたします。
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更新日:2024年06月21日