審査の概要 令和4年12月定例会(産業建設常任委員会)

更新日:2024年03月29日

ページID: 2396

令和4年12月定例会

 産業建設常任委員会委員長報告
 令和4年12月15日 開会
 令和4年12月22日 報告

 ご報告申し上げます。

 去る5日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案3件であります。
 当委員会は、議会日程に従い、15日の午前10時から委員会室において、全委員出席のもと、関係部課長に出席を求め、開会いたしました。

 以下、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。

 初めに、『議第102号 道の駅米沢の指定管理者の指定について』でありますが、本案は、道の駅米沢の管理を行わせる指定管理者について、令和5年度から期間を定めて指定しようとするものであります。

 本案に対し、委員から、道の駅米沢の経営状況は良好のようだが、地元に対して今後どのように貢献していくのかとの質疑があり、当局から、施設内で販売している商品は地元の特産物や農産物に限定し、また、加工商品販売所は地元農家を中心に運営しているが、今後さらに特産物及び農産物の磨き上げ並びに加工商品の開発に努めることで、地域の雇用創出や交流人口の拡大につなげ、地域への貢献を果たしていきたいとの答弁がありました。

 また、委員から、市が経営に関わる団体に指定管理を行わせている別の事案で、判断の遅れや事務処理の誤り等が確認されたが、同様の不備等が発生はしないかとの質疑があり、当局から、毎月の経営会議及び年4回程度の事務担当者の会議において、市及び指定管理者間の情報共有を十分に行い、防止する考えであるとの答弁がありました。

 さらに、委員から、市が経営に関わる団体を指定管理者に指定しようとする場合は、より透明性の確保が重要であると考えるがどうかとただされ、当局から、指定管理者の選定を非公募で行うこともあり、所管課での審査においては透明性の確保に留意し、指定管理に関する項目に加え地元への貢献度についても合わせて審査を行った結果、基準点を上回り継続して指定管理を行わせるという判断に至ったところであるとの答弁がありました。

 また、委員から、敷地の用途には制限があるとのことだが、単に現状を維持するだけでなく、例えば芝生エリアの活用のPRなど、制限がある中でも新しい策を打ち出すことが必要ではないかとの質疑があり、当局から、芝生エリアについてはバーベキュー等の利用が可能であるが、情報発信が不足していたところもあるため、今後しっかりと取り組んでいきたいとの答弁がありました。

 さらに、委員から、道の駅米沢をゲートウエーとした市街地への観光客流入を目的として捉えているのであれば、その流入状況等の調査を指定管理業務に加えるべきではないかとの質疑があり、当局から、来年度のDMOの事業として流入状況の調査及び分析をし、流入を促す施策を検討していく予定であり、その事業については道の駅米沢と連携して進めていきたいとの答弁がありました。

 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、『議第103号 米沢市営陸上競技場第3種公認更新等改修工事請負契約の一部変更について』でありますが、本案は、令和4年6月定例会で契約の締結が議決され、現在施工しております米沢市営陸上競技場第3種公認更新等改修工事について、走路及び助走路等の一部に膨れが確認されたことによる補修の追加などに伴い、契約金額を、1億7050万円から1億7116万円に66万円増額し、契約を変更しようとするものであります。

 本案に対し、委員から、今回補修したウレタン層の膨れ及び剥離が、一定の期間内に再発した場合は、受注者に無償で修繕してもらえるのかとの質疑があり、当局から、施工不良として受注者に責任が認められた場合は、無償で対応してもらうこととなるとの答弁がありました。
  本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、『議第104号 米沢市水道給水条例の一部改正について』でありますが、本案は、水道加入金の還付についての取扱いを明確にするほか、規定の整備を図ろうとするものであります。

 本案については、質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、当委員会に付託されました議案3件の審査の経過と結果を申し上げ委員長報告といたします。

この記事に関するお問い合わせ先

米沢市議会事務局(市役所4階東側)
(総務担当、議事調査担当)
〒992-8501 山形県米沢市金池五丁目2番25号
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-24-8765
お問い合わせフォーム