審査の概要 令和4年9月定例会(産業建設常任委員会)
令和4年9月定例会
産業建設常任委員会 委員長報告
令和4年9月20日 開会
令和4年9月28日 報告
ご報告申し上げます。
本日は、8月31日及び9月16日の本会議において当委員会に付託されました案件のうち、すでに報告を行った『議第75号 市道中山街道線上屋敷橋撤去に伴う仮設工事請負契約の締結について』を除く議案8件、請願1件についての審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
なお、当委員会は、議会日程に従い、20日の午前9時から委員会室において、全委員出席の下、関係部課長並びに請願審査においては参考人及び紹介議員に出席を求め、開会いたしました。
また、市道路線として認定しようとする箇所について、審査に先立ち、現地調査を行いました。
初めに、『議第60号財産(圧雪車)の取得について』でありますが、本案は、現在、天元台高原スキー場に配備している圧雪車が老朽化し、ゲレンデの整備に支障を来すおそれがあることから、これを更新しようとするものであります。
契約については、随意契約による物品購入契約とし、山形市東山形一丁目7番26号 日本ケーブル株式会社東北支店 東北支店長 秋場貞彦と3,949万円で仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。
本案に対し、委員から、国産車両の購入は検討したのかとの質疑があり、当局から、以前国産車両を利用していたが、エンジントラブルが多く作業効率が落ちたため今回購入する予定の会社に変更した経緯があることから、他社の国産車両については検討しなかったところであるとの答弁がありました。
さらに、委員から、随意契約の場合でも2者以上から見積りを徴取し、競争性・公平性を期すべきではなかったかとただされ、当局から、他社の車両の場合、エンジントラブルのおそれがあるほか、操作性が変わり重大な事故につながりかねないなど、安全性に関する懸念があったこと。今回購入する予定の車両の場合、現に保有している車両との間で、将来的にはキャビンを乗せ替えることも可能であるなど、汎用性が高いことから、1者による随意契約としたところであるとの答弁がありました。
本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『議第61号 米沢市庁舎解体工事請負契約の一部変更について』でありますが、本案は、令和4年8月臨時会で契約の一部変更が議決され、現在施工している米沢市庁舎解体工事について、基礎解体工事における作業量の増加及びコンクリートの処分量等の増加に伴い、契約金額を、5億7,121万2,400円から5億9,690万8,400円に2,569万6千円増額し、契約を変更しようとするものであります。
本案については、質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『議第62号 米沢市屋内遊戯施設整備建築工事請負契約の締結について』でありますが、本案は、米沢市子育て世代活動支援センターの設置に伴い、屋内遊戯施設を整備するほか、研修室、トレーニング室等の内装の改修を行おうとするものであります。
契約については、指名競争入札による契約とし、3業者による入札を行った結果、米沢市城北二丁目1番17号 金子建設工業株式会社 代表取締役 金子尚人が2億2,550万円で落札し、仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。
本案については、質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『議第63号 米沢市森林体験交流センターの設置及び管理に関する条例の廃止について』でありますが、本案は、米沢市森林体験交流センターを廃止しようとするものであります。
本案に対し、委員から、当該センターは白布地区にあり、廃止後の施設譲渡に関するプロポーザルについては、西吾妻山×天元台×白布温泉エリアリボーンプロジェクトとの整合性を図るべきではないかとの質疑があり、当局から、プロポーザルに当たっては白布地区の活性化につながるような方向で相手方の選定を進めていきたいとの答弁がありました。
また、委員から、当該センター廃止後は子供たちの森林体験などの森林環境教育をどのように行っていくのかとただされ、当局から、大森山森林公園、統合予定の小学校が保有する学校林、飯豊町にある源流の森などを活用して行っていきたいとの答弁がありました。
本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『議第64号 米沢市置賜広域観光案内センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について』でありますが、本案は、米沢市置賜広域観光案内センターの多目的室をコワーキングスペースの用途に変更し、使用料及び所要の改正を行おうとするものであります。
本案に対し、委員から、例えば6か月の契約をしている方が満室で利用できなかった場合はどのように対応するのかとの質疑があり、当局から、収容人数については、25名程度を予定している。これまでの実証事業においては、多いときでも10名程度の利用者で満員になることはなかったことから、開所後も満員になることは想定していないが、満員になった場合は時間をずらして利用していただきたいと考えているとの答弁がありました。
本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『議第65号 米沢市市営住宅条例の一部改正について』でありますが、本案は、玉の木町住宅を廃止しようとするものであります。
本案については、質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『議第66号 米沢市手数料条例の一部改正について』でありますが、本案は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律及び建築基準法の一部改正に伴い、長期優良住宅建築維持保全計画の認定申請手数料等の規定を加えるとともに、規定の整備を図ろうとするものであります。
本案については、質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『議第67号 市道路線の認定について』でありますが、本案は、開発行為に伴い1路線を、一般申請に伴い1路線をそれぞれ新規認定しようとするものであります。
本案については、とりわけ質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、『請願第2号 令和4年8月3日豪雨被害対策に関する意見書提出方請願』でありますが、本請願は、令和4年8月3日から4日にかけての記録的な豪雨により被害を受けた本市農業者の営農継続のため、流木や土砂等が堆積した農地及び農業用設備等について一刻も早い原状復帰に向けた対策を行うこと、被災によって新たに生じた経費に関する支援を行うことなどを求めて、関係機関に対し、意見書を提出していただきたいとするものであります。
審査に先立ち、参考人及び紹介議員から補足説明を受け、審査に入りました。
本請願については、質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、採択すべきものと決しました。
以上、当委員会に付託されました案件のうち議案8件、請願1件の審査の経過と結果を申し上げ、委員長報告といたします。
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更新日:2024年03月29日