審査の概要 令和5年9月定例会(産業建設常任委員会)

更新日:2024年03月29日

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令和5年9月定例会

 産業建設常任委員会委員長報告
 令和5年9月19日 開会
 令和5年9月26日 報告

 ご報告申し上げます。
 去る8月30日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案3件であります。
 当委員会は、議会日程に従い、19日の午前9時から委員会室において、全委員出席の下、関係部課長に出席を求め、開会いたしました。
 また、市道路線として認定しようとする箇所について、審査に先立ち、現地調査を行いました。
 以下、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。

 初めに、『議第56号 財産(圧雪車)の取得について』でありますが、本案は、現在、天元台高原スキー場に配備している圧雪車が老朽化し、ゲレンデの整備に支障を来すおそれがあることから、これを更新しようとするものであります。契約については、随意契約による物品購入契約とし、山形市東山形一丁目7番26号 日本ケーブル株式会社東北支店 東北支店長 秋場貞彦と4,449万5,000円で仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。

 本案に対し、委員から、車両更新の目安となる使用年数は10年以上となっているが、今回更新する車両の維持管理費は使用年数によってどのように推移したかとの質疑があり、当局から、更新する車両の維持管理費に関しては、納入から5年程度は保守点検などで100万円程度かかっていたが、それ以降は油圧や電気系統、エンジンなどの故障により7、8年目は200万円を超え、9年目は450万円程度、昨年は360万円程度であったとの答弁がありました。

 また、委員から、車両更新の目安となる使用年数が経過する前であっても、維持管理費が高額になってきた段階で更新することも検討すべきではないかとただされ、当局から、車両価格が高額であるため、更新後はできるだけ長く使用したいと考えている。定期的に保守点検を行う中で、保守点検業者の意見を伺いながら更新の時期を見極めていきたいとの答弁がありました。

 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、『議第57号 財産(小型ロータリ除雪車)の取得について』でありますが、本案は、現在使用している小型ロータリ除雪車が老朽化し、除雪作業に支障を来すおそれがあることから、これを更新しようとするものであります。契約については、指名競争入札による契約とし、2業者による入札を行った結果、山形市大字十文字1128番地1 昭和建機株式会社 代表取締役 石川清が3,608万円で落札し、仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。

 本案に対し、委員から、今回更新する車両は、新たな車両を取得した後も使用し続けるのかとの質疑があり、当局から、更新する車両は稼働する限り使用する予定であるが、稼働できない状態になれば下取りなどでの処分を考えているとの答弁がありました。

 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、『議第58号 市道路線の認定について』でありますが、本案は、一般申請に伴い1路線を新規認定しようとするものであります。
 本案に対し、委員から、今回認定する路線の周辺は、以前は空き地があり雪押し場として利用していたが、開発により住宅等が増え、雪押し場が少なくなってきていると思うが、除雪はどのように考えているかとの質疑があり、当局から、市としては、開発業者から宅地等を購入する方に対して除排雪協力会の設立を働きかけてもらえるよう、開発業者に協力をお願いしている。また、宅地等が完売になるまでは空き地を雪押し場として使わせてもらえるように協議しているとの答弁がありました。

 また、委員から、除排雪協力会が設立されなかった場合はどのように対応するのかとの質疑があり、当局から、各地区における除雪説明会でも除排雪協力会の設立が困難であるとの話を伺っている。空き家や空き地が増加している傾向を踏まえ、今後、そういった土地の利活用を研究していきたいとの答弁がありました。

 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、当委員会に付託されました議案3件の審査の経過と結果を申し上げ委員長報告といたします。

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