審査の概要 令和3年6月定例会(産業建設常任委員会)

更新日:2024年03月29日

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令和3年6月定例会

 産業建設常任委員長報告
 令和3年6月23日 (開会)
 令和3年6月30日 (報告)

 ご報告申し上げます。
 去る11日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案2件であります。
 当委員会は、議会日程に従い、23日の午前9時から委員会室において、全委員出席のもと、関係部課長の出席を求め、開会いたしました。また、市道路線として廃止及び認定しようとする箇所について、審査に先立ち、現地調査を行いました。
 以下、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。

 初めに、『議第52号 市道路線の廃止について』及び『議第53号 市道路線の認定について』は関連がありますので、一括して審査を行いました。両案は、米沢市立病院建設事業等に伴い1路線を廃止し、1路線を再認定するほか、一般申請に伴い1路線を新規認定するものであります。本案に対し、委員から、松が岬一丁目松川左岸線は、大型車両が市道相生橋万里橋線を通って万里橋方面へ向かう場合に利用されているが、廃止後は本市道から市道相生橋万里橋線へ抜けられなくなってしまう。当該市道の廃止後、大型車両はどのように万里橋方面へ向かうことになるかとの質疑があり、当局から、代替道路として整備した市道市立病院北通り線から市道相生橋万里橋線へ抜け、万里橋方面へ向かうこととなる。しかし、現在、市道相生橋万里橋線は拡幅工事のため通行止めとしていることから、工事期間中は相生橋を渡り、松川の東側から迂回することとなるとの答弁がありました。
 また、委員から、市道相生橋万里橋線の拡幅工事が完了してから本市道を廃止すれば、迂回路を通らずに済んだと思われるが、なぜこのような工事計画となったのかとの質疑があり、当局から、市道市立病院北通り線及び市道相生橋万里橋線の両工事については、令和2年度中に完成するよう発注していたが、入札が不調となったことから、市道相生橋万里橋線の拡幅工事を令和3年度に持ち越して発注したことによるものであるとの答弁がありました。
 さらに、委員から、再入札を行い、令和2度中に工事を開始することはできなかったのかと質され、当局から、入札が不調となった後は降雪期に入り、冬季間の盛土工事は品質低下につながることから、雪解けを待って着手できるよう令和3年度4月発注となったものであるとの答弁がありました。
 また、本案に関連して、委員から、市立病院建設に伴う市道路線の整備については、都市構造再編集中支援事業として国から交付金を受けることができたと思われるが、市単独事業として道路整備を行う理由は何かとの質疑があり、当局から、都市構造再編集中支援事業は、令和3年度予算からの新規事業が対象となる。市立病院周辺道路の整備事業については、すべて令和2年度予算に計上していたことから、都市構造再編集中支援事業の採択対象とならないため、市単独事業として行うものであるとの答弁がありました。
 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、当委員会に付託されました議案2件の審査の経過と結果を申し上げ、委員長報告といたします。

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