審査の概要 平成30年9月定例会(産業建設常任委員会)

更新日:2024年03月29日

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平成30年9月定例会

 産業建設常任委員長報告
 平成30年9月20日 開会
 平成30年9月28日 報告

 ご報告申し上げます。
 去る3日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案3件であります。
 当委員会は、議会日程に従い、20日の午前9時から委員会室において、全委員出席のもと、関係部課長の出席を求め、開会いたしました。
 また、市道路線として廃止及び認定しようとする箇所について、審査に先立ち、現地調査を行いました。
 以下、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。

 初めに、『議第66号 米沢市新庁舎建設工事請負契約の締結について』でありますが、本案は、耐震強度が不足している市庁舎の耐震化を図るため、設計・施工一括発注方式により、市庁舎の建替え工事を行うものであり、契約については、プロポーザル方式による選考を行い、選考した相手から見積書を聴取した結果、竹中工務店(たけなかこうむてん)・後藤組(ごとうぐみ)・置賜建設(おいたまけんせつ)・久米設計(くめせっけい)特定建設工事共同企業体 代表者 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目4番33号 株式会社竹中工務店(たけなかこうむてん)東北支店 支店長 野村篤(のむらあつし)を契約決定者とし、契約金額43億4,592万円で仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。
 本案に対し、委員から、契約業者より提案された構造形式は鉄骨構造であるが、鉄骨構造で懸念されるのは床振動である。要求水準書にも長スパン部の床振動に考慮することと明記されていたが、施工業者には具体的にどこまでの水準を求めていくのかとの質疑があり、当局から、床振動に関しては日本建築学会環境基準で示されており、その基準に則って設計・施工するものであるとの答弁がありました。

 次に委員から、今後契約金額が増額となる要素はどのようなものが考えられるかと質され、当局から、設計業務を進めていく中で当初の考えと差異が発生した場合とインフレーションにより物価が上昇した場合を考えているとの答弁がありました。
 さらに委員から、契約金額と当初予定していた金額の差額についてはどのように考えているかと質され、当局から、当初想定していた金額より約10億円下回ったため、今後はその幅を保てるよう努力してまいりたいとの答弁がありました。
 本案については、質疑や意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、『議第67号 市道路線の廃止について』及び『議第68号 市道路線の認定について』でありますが、関連がありますので、一括して審査を行いました。
 両案は、県ため池整備事業に伴い1路線を廃止し、1路線を再認定し、一般申請に伴い7路線を新規認定するものであります。
 本案については、質疑や意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、当委員会に付託されました議案3件の審査の経過と結果を申し上げ、委員長報告といたします。

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