第8回中学校出前市議会

更新日:2025年02月04日

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第8回中学生出前市議会は、令和5年10月10日から11月27日にかけて、市内全ての中学校で実施しました。
今回の放送劇は、中学生が下校中に歩道のない狭く危険な通学路で、車にもう少しでひかれそうになったことがきっかけとなり、市議会を通して歩道の設置が決まるまでのお話です。一人の市議会議員が活躍し、保護者や地域を巻き込み、様々な方々に思いの輪が広がり、歩道を整備するための予算が議会で議決されるまでの過程を米沢弁を交えてユーモラスに描いています。題材が身近な通学路ということもあり、中学生の皆さんから「市議会の仕組み」や「地域での様々な活動」「道路整備の大変さ」も含めて「理解できた」「分かりやすかった」との反応をいただいております。
以前は劇のスライドに合わせ、議員がそれぞれの役柄を書いた紙を頭につけた朗読劇を見ていただいていましたが、今回は、議会広報広聴委員会が中心となって作成したスライドに合わせてあらかじめ議員が声をあてた放送劇を見ていただき、多くの中学生の皆さんからよい反応をいただいたことで胸をなでおろしております。
劇の鑑賞後には、劇中のことに限らず各班市議会議員が様々な質問にリアルに答える質疑応答の時間を設けました。各校のアンケートを見ると「女性が5人しかいないのは残念」「色々な話が聞けた」「議員が身近に感じた」「18歳になったら必ず選挙に行く」「自分も議員になってみよう」等の積極的な意見もありました。
また、アンケートで身近な困りごとを聞いたところ、各学校区の状況や地域の課題、市内への交通アクセスの課題、若者向けの施設の要望、中学校の施設に対する要望などがありましたが、単に要望としてではなく、様々建設的な意見が非常に多かったことについても、大きな手ごたえを感じました。
一方で、一定の反省もあり、議員間で検証を怠らず研さんし、よりよい事業にしていきたいと思います。
結びに、開催に当たり、教育委員会や選挙管理委員会、校長先生をはじめ教職員の皆様にご理解とご協力をいただいたことにお礼を申し上げます。

議会広報広聴委員長 影澤 政夫

放送劇『危ない通学路なんとかすっぺ』を上映している様子

中学生の感想

中学校出前市議会に参加した感想を、中学生の皆さんからいただきました。その中の一部を掲載しておりますので御覧ください。

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