地域におけるまちづくりについて
本市における取組
近年の少子高齢化を伴う人口減少や生活スタイルの変化により、地域住民同士のつながりが薄れ、お互いを思いやり支え合う「共助力」の低下が懸念されます。このような状況の中、私たちが暮らす身近な地域の課題を自分事として捉え、集まって話し合い、合意し、協力して課題に取り組んでいくことが求められています。
本市では「小さな拠点形成促進事業」を実施し、各地区コミュニティセンターを核とした住民主体の地域づくりを推進するため、住民が自ら考え、話し合う取組を支援しています。
暮らしつづけるために、一緒に考えていきませんか?
小さな拠点形成促進事業
令和6年度の取組内容
・先進地視察
日時:令和6年6月27日(木曜日)
視察先:NPO法人みんなと湊まちづくりネットワーク(福島県会津若松市)
テーマ:「住民主体の地域づくり」
参加人数:24人
湊地区では地区の人口急減を受けて、危機感を抱いた町内会連合会が会津若松市に相談したことがきっかけで、NPO法人を設立するまでに至りました。70名ほどの会員が毎月1回集まり、全体会の後、4つの分科会に分かれて話し合いをしています。乗り合いタクシーを運営したり、炭作りをしたり、小中学校と共同事業をしたり、企業と連携事業をしたりと、さまざまな事業をしています。協議会を設立してから約10年。地域の課題を自分たちで解決しようと始めた取り組みが成果となって表れています。
・地域づくりについての講演会開催
日時:令和6年7月23日(火曜日)18:30~20:00
場所:伝国の杜 2F 大会議室
テーマ:「実践に学ぶ これからの地域づくりへのヒント」
講師:高崎経済大学教授 櫻井常矢氏
参加人数:94人
以下、講演内容より
各地では高齢化と人口減少によって、地域の担い手不足、地域リーダーへの負担感などが増している。そうした中で、どうしたら持続可能な地域づくりができるのか。各地の具体的事例をもとに、地域課題、開放性、話し合い、ごちゃまぜ、プロセスなどのキーワードを導き、人口減少時代に求められる地域づくりへのヒントを多くの参加者とともに考えました。
地域づくりワークショップ開催
南原地区
日時:令和6年8月4日(日曜日)10:00~12:00
場所:南原コミュニティセンター
テーマ:「南原地区のみらいを自分たちの手でつくるためのアイディアを考えよう」
コーディネーター:NPO法人都岐沙羅パートナーズセンター理事・事務局長 斎藤主税氏
参加人数:42人
前回2月4日のワークショップのおさらいをしたあと、「思い描く10年後の南原地区を現実のものとするために不足していること」についてポイントを絞り、グループに分かれてアイディア出しをしました。コーディネーターからアイディア出しのヒントとして事例紹介をしていただいたこともあり、150個ものアイディアが生まれました。その後、各々が良いと思ったアイディアにシールを張って投票をしました。次回11月24日のワークショップでは、投票結果をもとに、それを実行に移すための話し合いに入っていく予定です。
令和5年度の取組内容
・先進地視察
日 時:令和5年8月8日(火曜日)
視 察 先:一般社団法人 筆甫地区振興連絡協議会(宮城県丸森町)
テ ー マ:「住民自治・住民主体の地域づくり」
参加人数:24人
地域コミュニティづくりについての講演会開催
日 時:令和5年9月7日(木曜日)18:30~20:00
場 所:伝国の杜 2F 大会議室
テ ー マ:「ここで暮らし続けるための地域コミュニティづくり~温もりのあるまちをみんなで目指そう~」
講 師:NPO法人 都岐沙羅パートナーズセンター理事・事務局長 斎藤主税氏
参加人数:72人
地域コミュニティづくりワークショップ開催
万世地区
日 時:令和6年2月4日(日曜日)10:00~12:00
場 所:万世コミュニティセンター
テ ー マ:「持続可能な地域づくり~30年後の主役たち~」
参加人数:40人
南原地区
日 時:令和6年2月4日(日曜日)13:30~15:30
場 所:南原コミュニティセンター
テ ー マ:「みなみはらの未来を語ろう会~どんな地区にしたいかみんなで話しあおう~」
参加人数:63人
この記事に関するお問い合わせ先
(コミュニティ推進担当)
〒992-8501 山形県米沢市金池五丁目2番25号
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-22-0498
お問い合わせフォーム
更新日:2024年08月22日