米沢市立第二中学校校舎におけるアスベスト含有建材について
空気中アスベスト繊維数濃度について(R6.11.7)
アスベスト含有パーライト吹付が確認された教室について、令和6年10月7日に行った空気中のアスベスト繊維数濃度測定の結果、全教室で定量下限値※未満であり、アスベストは検出されませんでした。
※ 定量下限値とは、その分析調査において、正確に定量できる最低濃度のことをいいます。
アスベスト含有建材について(R6.10.18)
米沢市立第二中学校解体に係るアスベスト含有建材調査において、仕上げ材の中にアスベスト含有が確認されました。
○確認された場所
米沢市立第二中学校(米沢市林泉寺二丁目2番5号、S52.3月建設、3階建て)
北校舎の普通教室4室、被服室、多目的室の天井の梁部分の仕上塗材
○経緯
- 南成中学校の整備に伴い、令和8年度の第二中学校建物の解体工事に向けた事前準備として、アスベスト含有建材の有無を調査したところ、9月3日(火曜日)に仕上塗材からアスベストを検出したとの報告を受けました。
- 9月6日(金曜日)に、学校長に報告するとともに現地確認を行い、対応策を協議、検討しました。対象建材はパーライトを骨材としてセメント等で固定化し、粒状の状態としたものであり、解体や改修工事などを行わない限りアスベストの飛散のおそれはありませんが、念のため部屋の空気中のアスベスト繊維数濃度を測定することとし、結果を見て判断することとしました。また、測定結果を待たずに、アスベストの飛散など万一の場合を想定し、該当箇所の使用を中止とし、他の教室への移動の準備を進めることとしました。
- 10月1日(火曜日)に、アスベストを含む繊維状物質の飛散状況の測定を実施しました。その結果、全ての箇所でアスベストの飛散・漏洩監視の目安である空気1リットル当たり1本を超える検出はありませんでした。
- 10月7日(月曜日)に、より詳細なアスベスト繊維数濃度を把握するために、改めて測定を実施しました。分析結果は10月末に判明する予定です。
○現在の状態
確認されたアスベストは、綿状のいわゆる吹き付けアスベストではなく、仕上げ材の中に含まれているもので、セメントなどの結合材によって固定されている状態です。また、10月1日に実施した気中濃度測定の結果から、飛散はしていないものと判断しています。
○今後の対応
アスベストの飛散はないとしていますが、生徒の安全を最優先に考え、今後の経年劣化や損傷による将来の飛散可能性がないとは言えないことから、当面の措置としてアスベストが検出された教室から移動することとし、10月21日から準備を進め、10月25日に完了する予定です。移動完了後は該当する教室を使用禁止とします。その後の対応については、アスベスト繊維数濃度測定やアスベスト含有建材調査業務報告の結果を踏まえて判断することとし、生徒や保護者に対して、速やかかつ丁寧な情報提供に努めていきます。
この記事に関するお問い合わせ先
米沢市教育委員会教育管理部教育総務課(置賜総合文化センター4階)
(総務担当、学校整備担当、施設管理担当)
〒992-0012 山形県米沢市金池三丁目1番14号 置賜総合文化センター4階
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-21-6925
お問い合わせフォーム
(総務担当、学校整備担当、施設管理担当)
〒992-0012 山形県米沢市金池三丁目1番14号 置賜総合文化センター4階
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-21-6925
お問い合わせフォーム
更新日:2024年11月07日