第13回受賞作品
入賞入選作品
応募総数888点の中から最高賞の文化賞、部門賞、入選作品が決定しました。
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文化賞(花部門)
「耐えて咲く」
渡辺 久子 (新潟県新潟市)
講評
雨模様のなかで、岩の隙間から根を張って美しく咲いているイワツツジの生命力がとても魅力的です。
脇にある枯れた草が対比的にアクセントとなっており、浮き立たせた感じのイワツツジの存在を一層引き立てています。
撮影テクニックも優れており、作品の仕上げ方も上手です。撮影が難しい条件のなかで丁寧に造り上げた作品で、気品も漂っています。
部門賞(自然・生き物部門)

「月世界」
浅野 良 (福島県福島市)
講評
厳冬のなか、夜の磐梯山を月明かりだけで撮影しており、星も入れながらの力作となりました。
被写界深度を深く取り、ISO感度や露光時間を上手に組み合わせ、完成度の高い作品に仕上がっています。
広角から望遠まで3点とも異なるレンズを使用しており、撮影者の思いが感じられます。技術力もさることながら、体力や精神力も感じさせられる作品です。
部門賞(人物・スナップ部門)

「虫送り」
花野 祐一 (新潟県新発田市)
講評
「虫送り」「虫追い祭り」など、地域によりさまざまな名称がありますが、害虫除けや豊作を祈願する、古くから農村部に伝わる伝統的行事です。今日、農業文化の変化によりこの行事も昔より賑やかさが失われつつあるようです。
しかし、自然な表情で素朴に振舞っているように見える3人の子どもたちの姿から、時の流れや郷土への愛おしさが伝わってきます。
米沢賞(人物・スナップ部門)

「春色米沢」
小嶋 一誠 (山形県米沢市)
講評
米坂線は「米沢駅」(山形県米沢市)と「坂町駅」(新潟県村上市)約90キロメートルを結ぶ豪雪地帯を走る路線で、「会津若松駅」(福島県会津若松市)と「小出駅」(新潟県魚沼市)を結ぶ只見線とはおもむきの異なる秘境路線として人気があります。春になると、車窓から山間や谷合の木々、花々、田圃など、のどかな風景が眺められます。米坂線が待ちわびた春を運んでくるような、雪国米沢らしい雰囲気漂う作品です。
入選作品10点(花部門)

「はなびらの涙」
渡辺 隆 (新潟県新潟市)

「花姿」
番場 昭子 (東京都文京区)

「楽しげに咲く」
笹生 俊徳 (山形県米沢市)

「清楚」
石原 義之 (神奈川県茅ヶ崎市)

「造形美」
坂本 和秀 (大分県日田市)

「竹林に咲く」
鈴木 英明 (茨城県那珂市)

「萌える」
奥山 雅夫 (千葉県八千代市)

「輝き」
須藤 富雄 (茨城県筑西市)

「旅立ちの朝」
相内 悦子 (青森県青森市)

「緑に囲まれて」
風間 ヤヨエ (新潟県新潟市)
入選作品10点(自然・生き物部門)

「あ~退屈」
重村 哲雄 (山口県山口市)

「バレリーナ」
山口 喜吉 (山形県川西町)

「ひでり」
伊藤 一夫 (福島県二本松市)

「閃光」
今野 孝雄 (山形県米沢市)

「誕生」
高橋 克巳 (山形県天童市)

「朝もやの中で」
山口 愛子 (新潟県新発田市)

「朝霧」
田中 作夫 (島根県出雲市)

「白銀の朝」
大泉 忠夫 (山形県米沢市)

「悠久へのいざない」
中込 隆 (福島県福島市)

「夕愁」
谷野 隆 (山口県山陽小野田市)
入選作品10点(人物・スナップ部門)

「いざ出陣」
小川 章一 (山形県米沢市)

「お花見日和」
池上 和夫 (福島県郡山市)

「嫁投げ」
井川 康徳 (新潟県胎内市)

「しめ縄」
中村 邦夫 (福島県田村郡三春町)

「泣き相撲」
乗松 賢二 (愛媛県松山市)

「少年時代」
喜多 昌弘 (徳島県阿南市)

「雪中巡礼」
芝崎 静雄 (愛媛県松山市)

「雪童子」
渡部 秀丈 (山形県米沢市)

「早く始まらないかな」
結城 裕二 (山形県山形市)

「伝える」
青柳 憲昌 (千葉県香取市)
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更新日:2024年03月29日