新指定等の文化財

更新日:2024年05月02日

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本市の指定文化財一覧は下記リンクをご覧ください。

令和5年度

国登録文化財

令和5年11月24日に開催された国の文化審議会(会長 佐藤信)において、小嶋総本店店舗兼主屋ほか11件について国の登録有形文化財に登録することがふさわしいとの答申がありました。
文化財の詳細は別紙のとおりです。
答申のあった文化財は、文部科学大臣が文化財登録原簿に登録し、官報で告示することにより効力が発生します。

令和6年3月6日付けで官報告示され、本市の国登録文化財は32件となりました。

黒や褐色の大きな屋根をもち横に長く続く建物である小嶋総本店とその他の建物が並んで立つ全景を上空から撮影した写真

小嶋総本店全景(東から)米沢工業高校生徒撮影

横に長く続く日本家屋であり、入り口付近に花が咲いた植木鉢が置いてある小嶋総本店店舗兼主屋を道路を挟んだ斜め向かい側から撮影した写真

小嶋総本店店舗兼主屋

白漆喰塗の外壁の下半分が赤瓦のなまこ壁であり、長大な土蔵の小嶋総本店一号蔵を道路を挟んだ斜め向かい側から撮影した写真

小嶋総本店一号蔵

令和4年度

市指定文化財

令和5年3月20日に開催された米沢市文化財保護審議会(会長 白石信也)において、「太刀 銘 国綱 附黒革包太刀拵」と「大南遺跡出土木製品類」の2件について市指定有形文化財に指定することがふさわしいとの答申を受けました。その後の米沢市教育委員会での決定を経て、令和5年3月29日付けで市の文化財となりました。 今回指定された文化財の詳細は、別紙のとおりです。
これにより本市の指定・登録文化財件数は145件、市指定文化財は61件となりました。

湾曲した刃の長い刀である太刀 銘 国綱の写真

太刀 銘 国綱

様々な形状の大南遺跡出土木製品類がきれいに並べて置いてある写真

大南遺跡出土木製品類

県指定文化財

令和4年3月10日に開催された山形県文化財保護審議会において、法音寺所有の「銅造毘沙門天立像」が県指定有形文化財(彫刻)に指定することが適当であるとの答申を受けました。その後、4月5日付け県公報での告示をもって指定となりました。
「銅造毘沙門天立像」は、鎌倉時代前期の作で、もともとは春日山城(新潟県上越市)本丸北側にあった毘沙門堂の本尊とされ、上杉謙信が深く信仰したといいます。
文化財の詳細は、下記ファイルを御覧ください。

左手は振り上げて戟を持ち、右手は曲げて掌を腰にあてて邪鬼の上に立つ鎌倉時代前期の毘沙門天像の写真

銅造毘沙門天立像

令和2年度

県指定文化財

令和2年9月16日に開催された山形県文化財保護審議会において、「笹野観音堂」が県指定有形文化財(建造物)に指定することが適当であるとの答申を受けました。その後、11月4日付け県公報での告示をもって指定となりました。併せて普請の経緯や米沢藩との関わりがわかる棟札等も指定されています。
当堂は、彫り物が多く装飾性に富むが、全体として華美に流れず寺社建築として手堅くまとめられていること、棟札によって建築年代が天保14年(1843年)であることがわかり、基準作例となること等が評価されています。
 なお、「笹野観音堂」は平成19年に市指定有形文化財(建造物)に指定されていましたが、県指定を受けて市の指定は解除となります。

木々に囲まれた入母屋造りの笹野観音堂の写真

笹野観音堂

令和元年度

市指定文化財

令和2年3月19日に開催された米沢市文化財保護審議会(会長 白石信也)において、「大般若経」ほか2件について市指定有形文化財に指定することがふさわしいとの答申を受けました。その後の米沢市教育委員会での決定を経て、令和2年3月31日付けで市の文化財となりました。 今回指定された文化財の詳細は、別紙のとおりです。

版本で折本装となっており、黒い線で人物の絵が描かれている大般若経の写真

大般若経

持ち手が金色で鋭い真っすぐな両刃をもつ三鈷柄剣の写真

三鈷柄剣(写真提供:公益財団法人宮坂考古館)

両刃造りの剣であり、湾曲した刃をもつ太刀 無銘 伝備前守家の写真

太刀 無銘 伝備前守家(写真提供:公益財団法人宮坂考古館)

県指定文化財

令和元年10月10日に開催された山形県文化財保護審議会において、「林泉寺米沢藩上杉家及び家臣団墓所」が県指定史跡にしてすることが適当であるとの答申を受けました。その後の山形県教育委員会での決定を経て、令和元年12年6日付けで指定となりました。
林泉寺では「直江兼続夫妻の墓」、「武田大膳大夫信清の墓」が県指定史跡となっていますが、指定範囲が広がると共に、これらを統合して1件となります。
今回指定された文化財の詳細は、別紙のとおりです。

平成30年度

重要文化財

平成30年3月9日に開催された国の文化審議会において、「明国箚付上杉景勝宛 明冠服類(文禄五年上杉景勝受贈)」が重要文化財の指定について答申を受けました。その後、平成30年10月31日付けで指定となりました。

本資料群は「服飾類」として重文指定されているものですが、近年の研究の進展を受けて分割して指定されることになりました。

今回指定された文化財の詳細は、山形の宝検索naviをご覧ください。

平成29年度

市指定文化財

平成30年3月7日に開催された米沢市文化財保護審議会(会長 白石信也)において、「米沢藩上杉砲術」について市指定無形民俗文化財に指定することがふさわしいとの答申を受けました。その後の米沢市教育委員会での決定を経て、平成30年3月30日付けで市の文化財となり、文化財の保持団体として米沢藩古式砲術保存会(宮坂直樹会長)と上杉砲術隊(伊藤利雄隊長(注意)指定時)が認定されました。

今回指定された文化財の詳細は、別紙のとおりです。

沢山の観客が見守る中、武装した人たちが一列に並び煙を出しながら発砲演武を披露する米沢藩古式砲術保存会の様子の写真

米沢藩古式砲術保存会

武装した上杉砲術隊の男性たちが銃を構えている写真

上杉砲術隊

平成28年度

市指定文化財

平成29年3月23日に開催された米沢市文化財保護審議会(会長 白石信也)において、「八幡塚古墳」と「龍師火帝の碑」について市指定史跡及び市指定有形文化財に指定することがふさわしいとの答申を受けました。その後の米沢市教育委員会での決定を経て、平成29年3月30日付けで市の文化財となりました。
今回指定された文化財の詳細は、別紙のとおりです。

古墳の墳丘上に青いビニールシートで覆われた八幡神社が祀られており、古墳の中部から下部にかけて雪が残っている八幡塚古墳の写真

八幡塚古墳

安山岩の自然石で、高さ160センチメートル 、幅281センチメートル、 厚さ139センチメートルの灰色の龍師火帝の碑の写真

龍師火帝の碑

この記事に関するお問い合わせ先

米沢市教育委員会教育管理部社会教育文化課(置賜総合文化センター1階)
(社会教育担当、文化振興担当、文化財担当)
〒992-0012 山形県米沢市金池三丁目1番14号 置賜総合文化センター1階
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-21-6020
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