国宝 上杉本洛中洛外図屏風の修理について
国宝 上杉本洛中洛外図屏風とは
国宝 上杉本洛中洛外図屏風は狩野永徳の作品で、織田信長から上杉謙信に贈られたと伝わっています。京都を一望し、洛中と洛外の四季、そこに生活する人々を書き込んだ洛中洛外図は、江戸時代に流行し、現在100点以上が現存していますが、江戸時代以前の作はわずかしか確認されていません。中でも本図は、金雲の上に書かれた寺社・武家・公家の邸宅などを示す墨書や、登場する人物が圧倒的に多く、細密描写によって活き活きと表現されており、平成7年に国宝に指定されています。


洛中洛外図屏風の修理について
本図は平成11,12年に大規模な修理を行っていますが、それから20年以上が経過し経年による傷みが目立つようになったため、再度修理が必要となりました。
令和7年度にGCF(ガバメントクラウドファンディング)を実施し、多くの方々から寄付をいただき、令和7年12月に修理が完了しました。本図の修理では、絵具の盛り上がりや欠け止め、ひび割れの補修を行っています。
令和8年4月に、上杉博物館 春の特別展で修理後の姿をお披露目する予定です。是非ご覧ください。
事前調査
損傷状況を確認します。
修復作業
筆で膠(にかわ 天然の接着剤)を注入します。
修理前
絵具に盛り上がりが見えます。
修理後
膠を使い、盛り上がりを押さえました。
この記事に関するお問い合わせ先
米沢市教育委員会教育管理部社会教育文化課(置賜総合文化センター1階)
(社会教育担当、文化振興担当、文化財担当)
〒992-0012 山形県米沢市金池三丁目1番14号 置賜総合文化センター1階
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-21-6020
お問い合わせフォーム
(社会教育担当、文化振興担当、文化財担当)
〒992-0012 山形県米沢市金池三丁目1番14号 置賜総合文化センター1階
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更新日:2025年12月24日