大きな地震(震度6弱以上)・浸水(床下浸水以上)がおこったら
(令和4年9月1日更新)
浄化槽が使用できるか確かめましょう
大きな地震がおこったり、大雨等により浄化槽が浸水してしまったときは、浄化槽が故障している場合があります。そのまま使用を続けますと、汚水漏れや悪臭が発生したりする場合がありますので、下記のチェック1~4で浄化槽が使用できるか確かめて下さい。
なお、点検の際は、つぎの注意点を守り、安全に留意して下さい。
・確認する際には、感電防止・衛生対策のため、必ずゴム手袋などを着けて下さい。
・危険を伴う場合は、無理に確認せず保守点検業者に連絡して下さい。
チェック1.漏電確認
□ 漏電ブレーカが作動している
※作動していたら電気保安協会か保守点検業者に連絡して下さい。
このまま電気を使うと感電や火災発生の恐れがあります。
チェック2.浄化槽のブロワ確認
□ コンセントボックス、ブロワが水没した形跡がある(※水害の場合)
□ コンセントに差さっているのに動いていない
□ 電源ケーブルが切れている
□ 作動音がいつもよりうるさい
□ 空気配管が外れたり、壊れている
※該当した項目があれば、ブロワのコンセントを抜き、保守点検業者に連絡して下さい。

チェック3.流入管・浄化槽本体からの汚水漏れ確認
□ 流入管が外れていたり、流入管や浄化槽本体の周囲で水が漏れている(水を流すことが可能であれば、水を流して確かめます)
※不衛生な水が地下に浸透していますので、浄化槽を使用せず、保守点検業者に連絡して下さい。
チェック4.薬剤筒(消毒)の確認
放流側のフタを開けてみましょう。
ネジのような部分をマイナスドライバー又は硬貨などで「開」の方に回すと、フタのロックが解除されます。

□ 白い錠剤が入った筒(薬剤筒)が倒れている
※薬剤筒が立てられない・見当たらない(消毒できない)場合は、浄化槽を使用せず、保守点検業者に連絡して下さい。
倒れていても立てることができれば問題ありません。
確認で異常が認められなかった場合も、次回の保守点検時にそのことを保守点検業者に伝えて下さい