【PMH先行実施事業】マイナンバーカードを医療証として利用できる事業が始まりました!
PMH(Public Medical Hub)先行実施事業について
現在、デジタル庁・厚生労働省・こども家庭庁その他関係省庁が連携の上、医療DXの推進が進められています。
その事業の一環として、法律に基づく公費負担医療制度及び地方公共団体の医療費助成事業について、マイナンバーカードで医療機関や薬局等を受診できる「PMH:自治体・医療機関等をつなぐ情報連携システム」の整備が進められています。
令和6年度、米沢市においても当該先行実施事業に採択され、システム改修等の取組を進めてきました。
これにより、令和7年4月受診分から、PMHに対応する山形県内の医療機関で受診した場合、マイナンバーカード(マイナ保険証)1枚での受診ができるようになります。
※PMHに対応していない医療機関等窓口では、従来通り加入している健康保険資格情報のわかるものと医療証の2点の提示が必要です。
※今後も紙の医療証は従来と同様に交付されます。

PMH実施によるメリット
受給者(市民)
●紙の医療証を持参する手間が軽減し、紛失リスクや持参忘れによる再来院等を防止できます。
●マイナポータル上で医療証の資格情報を確認できるようになります。
医療機関・薬局等
●医療証の資格情報の手動入力が不要になります。
●最新の医療費助成受給資格の情報を確認できます。
米沢市
●正確な情報に基づいた医療機関等からの請求が行われることや、市民の方や医療機関等の負担が大きく軽減されるなど、充実した市民サービスを提供することができます。
対象となる医療費助成制度
医療費助成制度 | 担当課 |
自立支援医療(更生医療) | 社会福祉課障がい者支援室 |
自立支援医療(育成医療) | 社会福祉課障がい者支援室 |
子育て支援医療証 | 子育て支援課給付担当 |
ひとり親家庭等医療証 | 子育て支援課給付担当 |
重度心身障がい(児)者医療証 | 社会福祉課障がい者支援室 |
医療機関等※での利用方法
医療機関等を受診する本人のマイナンバーカードが必要です。
医療機関等に設置しているマイナンバーカードの読み取り機にて「医療費助成の各種受給者証を利用しますか?」の画面で、「利用する」を選択してください。
※ここでいう「医療機関等」とは、マイナンバーカード1枚で健康保険証と対象制度の医療費受給者証の両方に対応できる医療機関や薬局を指します。
対応医療機関・薬局等
対応医療機関・薬局等になるためには、医療機関・薬局等でお使いのシステムの改修が必要です。
現在米沢市で把握している、PMHに対応済みの市内医療機関は以下のとおりです。
PMH対応済 医療機関・薬局一覧(令和7年4月23日現在) (PDFファイル: 225.9KB)
マイナポータルでの確認方法
事前にマイナンバーカードによるマイナ保険証の利用登録が必要です!
1 マイナポータルにログインする。
2 「証明書」欄が表示されるので、「すべてを見る」を選択する。
3 「医療受給者証」を選択し、各種受給者証の「資格情報」を確認できます。
※紙の医療証の代わりとして利用することはできませんので、ご注意ください。
医療機関・薬局等の皆様へ
日頃より、各種医療費助成制度におきまして、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
本事業は、市民の方だけでなく、医療機関・薬局等の方々にとりましても大きな利便性が期待されますので、現在お使いのレセプトコンピューター(以下、「レセコン」という。)の改修について、前向きにご検討をお願いいたします。
レセコンの改修を行った場合、マイナ保険証の利用登録をしている市民の方が受診時に医療費助成情報の提供に同意すると、医療費助成情報結果ファイルが出力されます。
出力されたファイルを取り込むことで、レセコンへの手入力を省略することが可能となります。
※レセコンの改修に関しましては、各医療機関・薬局等のレセコンベンダにお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
(障がい者支援室、総務企画担当、生活福祉担当、障がい福祉担当、障がい児支援担当)
〒992-8501 山形県米沢市金池五丁目2番25号
電話:0238-22-5111 ファックス:0238-21-1600
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更新日:2025年04月23日