【令和5年度】

地域医療

「市長への手紙」専門用紙、はがき、メールフォーム等でお寄せいただいたご意見・ご提案とそれに対する市の回答です。
※個人情報が特定される恐れがあるものは公表しない、または一部を変更して公表しています。

1.スケートボードができる施設、場所について

1.スケートボードができる施設、場所について

 スケートボード(スケボー)ができる場所がなくて、どこですればいいのか分からず怒られてしまいます。スケボーができる施設、場所を作っていただけないでしょうか。(令和5年4月7日受付)

市の回答 【担当課:スポーツ課・都市計画課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 現在、本市ではスケートボードができる施設の建設は予定していないところです。

 なお、市内でスケートボードができる場所を確認させていただきましたところ、民間の施設ではありますが、NPO法人アクションパーク米沢様(米沢市大字上新田2328-9)にてご利用可能です。詳細につきましては、ホームページ等で御確認くださるようお願いいたします。

2.子供が集まる公園について

2.子供が集まる公園について

 福島県にポケモンのラッキー公園というのがあります。休日に行ってみたのですが、かなり賑わっていました。子供が集まる公園(ポケモン公園)を米沢にも作ってもらいたいです。(令和5年4月12日受付)

市の回答  【担当課:子育て支援課、都市計画課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 福島県郡山市にある通称ラッキー公園は、確認したところ福島県郡山市の開成山公園(総合公園A=30.3ha)に整備され、福島県と株式会社ポケモンとの連携に関する協定に基づき寄贈された遊具を設置し、2022年3月28日に開園した公園とのことでした。このようなポケモンと手を携えたPR活動の取組は、他の道県でも進められているようですが、山形県においては、協定を締結するまでには至っていないところです。本市としては、子どもが集まる公園整備について、今後も山形県と相談や連携を図りながら研究して参りたいと思います。

 なお、本市では、子どもたちが遊べる遊具などを備えた児童遊園として「成島ワクワクランド」を設置しております。就学前のお子さん向けにシーソーやスプリング遊具などを揃え、小学生向けには、長さ80mのローラースライダーやムーンカートなどの遊具が揃っています。現在本市では児童遊園を新たに整備する予定はないところですが、今後とも安全で楽しい遊具の整備に努力していきますので御理解いただきますようお願いいたします。

3.子育て支援について

3.子育て支援について

 この度、子育て支援について、お願いしたいことがあります。長文失礼致します。
 我が家には長男と長女がいます。学年にして5つ離れています。長男が保育園に在籍している間は、長女の保育料は半額でした。でも長男が卒園し、保育園に在籍してるのが長女だけになったため、長女の保育料は半額→全額負担に。 そして1歳児って一番保育料が高い時期でもあります。 今まで保育料無料だった長男も、小学生になり学童の利用料も新たにかかり、子どもの保育・預かり関連でかかるお金が実に3倍くらいになってしまいました。まさに家計は火の車です…。

 国の制度に従ってるとの返答がありましたが、 この制度、ものすごく納得のできない点があります。きょうだいが3歳差の場合、第一子卒園と同時に第二子が3歳児になり、幼保無償化の対象となります。なので、きょうだいの年の差が3歳以下のご家庭であれば、第一子が卒園していきなり保育料が爆上がりするという経験をせずに済むわけです。きょうだいの年の差によって負担が変わるというのは、不公平だと言われても仕方がないのではないでしょうか? 少子化を食い止めようとする流れにも逆行しているように思います。好きで歳離れたわけではなく、なかなか授かれなかっただけなのに。 他の市町村では、そこ独自の制度も設けているところもありますよね? 0歳児から3歳時は全額無料にしなくても、第二子は所得や年の差関係なく半額のままにして欲しいです。 第三子は所得や年の差関係なく無料ですと言われましたが、子育てしにくい環境では産んでも育てらるのが厳しいと感じてます。 この全額負担の件がきっかけで、尚更、子育てがしづらい世の中だと痛感しました。 これでは、米沢市は少子化にますます拍車がかってきますね。 恩恵が得られる人、得られない人が出てくるのは納得出来ないです。

 市長もお孫さんいらっしゃると思いますが、もし、恩恵を得られない側になってしまったらどう感じるのでしょうか? 収入が安定してて、何も不自由ない暮らしをされてる方々には理解出来ないかもしれませんが。 うちだけではなく、同じような家庭環境の人はたくさんいると思います。子育て真っ只中の切実な市民の声です。
 米沢市は子育てしやすいところだよと大きく発信出来る市にしてほしいです。 良い方向に検討して頂ければと思います。よろしくお願い致します。
(令和5年5月10日受付)

市の回答 【担当課:子育て支援課、子ども家庭科】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。  第2子の保育料については、国の基準できょうだいが同時在園の場合など一定の条件のもとで半額となる仕組みになっております。このことについて、不公平感を感じられたことについては、真摯に受け止めております。  
 今後の子育て支援策のあり方として、国と県に対して制度の拡充を要望しているところではありますが、本市独自で保育料の負担軽減を行うことについては、課題の一つとなることから、市の財政状況も勘案しながら十分に検討してまいります。  
 子育て中の御家庭においては、金銭的な負担をはじめ、様々な御苦労があると思います。お申し出の御要望に早急にお応えできない状況ではありますが、今後とも、子育て支援の施策に取り組んでまいりますので御理解くださるようお願いいたします。   
 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

4.障がいをもつ子どもが生きやすい環境整備を

4.障がいをもつ子どもが生きやすい環境整備を

  米沢市内の中学校、特別支援学級に在籍しています男子生徒の母です。日々の支援、心から感謝しております。  
 進級してから、近い将来の進路を現実的に考える時期になりました。そしていざ、考えてみますと、支援の観点などから考えても、進路は1択でした。  
 特別支援学校の整備計画により、米沢養護学校の長井校新築、高等部就労コースの設置も実現したはずなのですが、今改めて進路を考えると、定員各学年8名という米養就労コースは狭き門で難しく、上山高等養護学校の選択がなくなったという現実がつきつけられました。

 ほかの地域で暮らす支援級の親御さん、転校していった友人の親御さんなどから、第何希望の支援学校を受験して受かった!!などの声をきくたび、より自分に合った選択をすることができているようで、とても羨ましく思いました。それと同時に支援教育の地域格差を感じました。そして、将来、誰もが望むように、自分の長所を生かして仕事をして生きていくことを夢みても、その方法、学ぶ場が十分ではないのではないかと感じてしまいました。  
 支援をしてくださる方の中には、県外を視野に入れて考えてみてはとアドバイスくださる方もいますが、家族も多く、なかなか難しいですし、下宿もまだまだ不安です。なにより地域で生活していくことを思い描いて今まで色々選択し努力してきたので、それは考えていませんでした。  
米養総合コースでは、社会に出てから大切なことを身につける場でもあり、就労に向けての準備を確実にできるのですが、1人、1人の個性を磨き、個々の得意分野を伸ばすことができますでしょうか。班にとらわれず、学びたいことを習得できますでしょうか。パソコンが得意、機械が得意、接客がしたいといった希望があれば学ぶことができますでしょうか。実際色々な挑戦をし、得意分野を知る機会もありますでしょうか。  
 ロードマップにより学校の統合が次々に進んでいき、学生のより良い学び場が検討されていると思います。興譲館の中高一貫計画のため通学しやすさを考慮し学校を街中へと移す案も検討されているという話も耳にします。であるならば、それよりも今の米養を、なるべく多くの生徒が自力で通えるような、交通機関を使って通学しやすいような、地域の目が届くような街中に移してもらいたいです。それが、将来の自立に繋がるとも思います。支援学校に通う生徒は、日常で地域の人の助けを必要としています。  
 そして、現代では養護学校ではなく特別支援学校とした方が自然ではないかと考えます。障がいをもつ子の親として、子供が将来生きやすい環境を整えてあげたい気持ちのみです。 (令和5年5月26日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 また、日頃より中学校での教育活動に御理解と御協力を賜り心より感謝申し上げます。 

 お手紙を拝読し、お母様をはじめ御家族の皆様がお子様をどれだけ大切にされているか、また、卒業後の進路についてどれだけご心配されているかということが伝わってきました。特別支援学校の設置者は山形県であることから、特別支援学校の設置場所等については県が決定するものとなっています。お子様の進路相談について、中学校でできることとして、以下の2点があります。

 県立米沢養護学校につきましては、進学前の学校見学や体験、必要に応じて相談する場を設けております。お子様が学校説明会の場だけでは心配という場合は、学校間で連絡を取り、担任や保護者の方と共に再度訪問することもできます。その際は教育委員会からも高等部に依頼をさせていただきます。また、進路指導については、中学校でも米沢チャレンジウィークや自立活動等の機会に行っています。そして、その内容をまとめたキャリアパスポートや、個別の支援計画・指導計画を確実に次の学校へ引き継いでいます。お子様自身が得意と思っていることや将来したいこと、そのために1年ごとに力をつけてきたことなど、文書で引き継ぐだけでなく担当者間で顔を合わせて丁寧に伝えています。また、社会的自立に向けてもっと力をつけたいという部分についても、お子様や保護者の方の思いを共有できるよう進めています。

 市としても、幼稚園・保育園から高等学校、さらにその先までの切れ目ない支援を大切に考えるとともに、地域の中でお子様が笑顔で学習や仕事に通える毎日を心より願っております。教育委員会と福祉部局とが連携を図っておりますので、今後もお子様のことで御心配なことがありましたら、いつでも御連絡くださいますようよろしくお願いします。


5.市立病院の入院者への面会について

5.市立病院の入院者への面会について

 私の友人である先輩が、入院したので面会に行きましたが、家族でないことで叶いませんでした。
 彼は他県出身者であり、米沢市には身寄りがありません。私とは50年近くの交流があり、ある意味近しい関係です。家族の形態は色々ありますし、必ずしも家族が助けになるかそれぞれです。
 私としては彼の様子が気がかりであり、心配なのですがその様子も教えて貰えません。少しでも励ましたり、顔を見るだけでも元気づけられると思いますが、通り一偏の判断で叶わないのは納得できません。本人が望む事なら家族以外でも面会できる柔軟性があっても良いのではないでしょうか?
 個人情報の件も、病院ですから、知り得た情報でどうこうする筈もなく運用は現実にそったものであるべきですし、私の様なケースは沢山ある筈です。ましてやコロナの「5類」への移行もあり国の緩和策も出ているのですから、もっと柔軟に病院側にも同様に要件緩和で自分事として、配慮いただければ、家族以外の知人も本人も両方良い結果だと思います。
 ここは米沢市としても英断をもって本人の為にも改善して欲しいと思います。是非、早急に一考して頂きたくお願いいたします。
 (令和5年6月19日受付)

市の回答 【担当課:市立病院医事課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。


 当院では、日頃より患者さんに寄り添った対応を心掛けているところではありますが、この度は、不愉快な思いをされたということで大変申し訳ございませんでした。 当院の入院患者さんへの面会につきましては、これまで新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、原則として禁止させていただいておりましたが、令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから、面会禁止から一部制限を緩和したところです。
 例として、患者さんの病状が安定せず近親者の面会が必要であると認められる場合や新生児への面会等が挙げられます。 しかし、新型コロナウイルス感染症は5類に移行しても、その感染力は相変わらず高く、日々感染状況について様々報道されており、病院及び介護施設等における施設内感染も発生しています。そのため、当院では院内の感染防止対策上、すべての入院患者さんについて、面会可能な範囲を原則御家族までとしているところです。 どうぞ御理解、御協力いただきますようよろしくお願いいたします。
 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

6.スケートパークの設置について

6.スケートパークの設置について

 米沢市の広い場所にスケートパークを作って欲しいです。 米沢市のスケーターはする場所が無くて困ってます。 僕は自分の庭でスケボーをやってたらうるさいと怒鳴られました。 どうかスケートパークを作ってください、よろしくお願いします。
 (令和5年6月20日受付)

市の回答 【担当課:スポーツ課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 米国発祥のスケートボード競技は近年世界各国で若者を中心に人気があり、2016年にはオリンピック種目として採用が決定され、2021年に開催された東京2020オリンピックでは、日本代表選手が3個の金メダルを獲得するなど大活躍した競技であり、山形県内からも世界的な選手が育っていることは認識しています。 御要望いただきました、スケートボードパークについては、残念ながら今のところ建設の予定はございません。その理由としましては、既存のスポーツ施設の老朽化が進んでいるため、その施設の改修等を進めて利用者の皆様に安全に安心して御利用いただけるようにしなければならないためです。 また、スポーツ施設の新設等の要望は様々な競技団体などからいただいており、本市としましては、スポーツ施設を含めた公共施設のあり方について総合的に検討して進めているところですので御理解をお願いいたします。
 なお、市内には民間施設でありますがスケートボードができる施設がございますので御紹介させていただきます。NPO法人アクションパーク米沢様(米沢市大字上新田2328-9番地)です。有料かつ御自宅からの距離もあるため、学生の方は頻繁に利用するのが難しいかもしれませんが、BMXやボルダリングも行える施設ですので是非御利用ください。施設の詳細についてはホームページ等で御確認ください。
 これからも、限られた場所かもしれませんが、スケートボードの練習に励まれ、新しい技の習得や技術の向上を目指していただきながら、学校での学習も含め様々な活動で御活躍されることを御祈念いたします。 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

7.子どもに特化したデジタル地域通貨の提案

7.子どもに特化したデジタル地域通貨の提案

 デジタル地域通貨を使って子ども達にお金や教育や体験学習、探求学習をしてみてはいかでしょうか?
 具体的な内容としては、子ども達が市や、町内会、企業、団体などが行うボランティア活動や社会貢献活動、公園清掃、お祭りのお手伝い、図書館の利用、ラジオ体操など様々な活動に参加することで地域通貨を受け取ることができ、貯めたポイントは地域のお店やイベントなどで使用できます。また、地域通貨を使って子ども達がクラウドファンディングを立ち上げたり、投資などでポイントを使用するのも良いかと思います。これらの活動により様々な体験や学びを得られると思います。 〈期待される効果〉 ・お金の計算や金銭感覚を養えたり、やりくりや我慢をすることを学べます。
 (令和5年6月29日受付)

市の回答 【担当課:政策企画課、社会教育文化課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 デジタル地域通貨については、地域経済の活性化が期待されることなどからその導入について、本市においても検討を進めてまいりました。御提案の子どもに特化したデジタル地域通貨についても、地域経済の活性化のみならず子どもたちへの教育効果やシビックプライドの醸成にも寄与するものとして興味深く拝見いたしました。 国内の様々な地域におけるデジタル地域通貨の取組について研究しておりますが、デジタル地域通貨を運営する際に発生するシステム利用料やデジタル地域通貨と現金とを交換する際に生じる手数料などを考慮すると費用的な負担が大きいことなどから、本市においては、デジタル地域通貨の導入には至っていない状況です。
 このように、デジタル地域通貨には、クリアすべき課題があるものの、地域経済の後押しだけでなく、御提案されるような地域社会を豊かにするツールとしても期待されることから、いただいた意見を参考に今後も検討を進めてまいりたいと考えております。  
 また、本市の社会教育における子ども向けの主な取組として、(1)図書館を中核とした「家読(うちどく)」の推進、(2)米沢市児童会館におけるクラブ活動、プラネタリウムや季節の行事等の実施、(3)米沢市中央公民館における親子での体験活動の実施、(4)米沢市中央公民館・地区コミュニティセンター共催の自然体験活動の実施、(5)米沢市青年の家におけるキャリア教育やグローバルに対応した国際交流・国際理解を促進する事業などを行っています。これらは、子どもの自主性・社会性・創造性などを育むとともに、自然、伝統、文化等にふれる多様な体験学習や「いのちの教育・心の教育」の推進につながる取組として、重点的に行っているものです。 そのため、金融に関する知識や判断力を身につけることを目的とした子ども向けの取組については、これまでのところ行っておりませんが、金融リテラシーを身につけることは、自立的で安心かつ豊かな生活を送るために必要な生活スキルを高めることでもあり、とても重要なことですので、他自治体の事例等を参考に、今後研究させていただければと存じます。 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

8.米沢市のガソリン価格について

8.米沢市のガソリン価格について

 米沢市はどうしてこんなにガソリン価格が高いのか?談合してるんでないか? (令和5年6月30日受付)

市の回答 【担当課:商工課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 ガソリン価格については、原油価格、精製コスト、流通コスト及び税金に加え、地域での需要等により決定しています。地域によりガソリン価格に格差があるのは、流通コストや地域でのガソリン消費量による影響が大きいと考えられます。
 米沢市内のガソリン販売店へは、主に宮城県の塩釜コンビナートで生成されたガソリンが輸送されています。輸送距離が長いことで輸送コストがかさむ上、都市部に比べ地域全体での消費量が少ないことから、他地域に比べてガソリン価格が比較的高くなる傾向にあります。また、販売店を維持するためにはそれなりの経費がかかることも要因の一つと考えられます。 市民生活にも大きな影響があることは十分理解しておりますが、各事業所がそれぞれの経営判断によって適正にガソリン価格を決定しているものでありますので、御理解いただきたいと思います。
 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

9.生ごみ乾燥(電動)処理機の購入助成について

9.生ごみ乾燥(電動)処理機の購入助成について

 家庭からでる生ごみの処理を減らすことを考える中で「生ごみ乾燥(電動)処理機」という危機があり、県内の他市町村では助成率1/2、助成金額:最大50,000円の生ごみ処理機購入助成制度を導入している自治体もあるようでした。
  米沢市では田畑や家庭菜園をしている家庭も多く、生ごみ処理機で排出されたものを肥料として活用する場面も多いため、機器の導入は最適に感じるところです。 また上記機器が浸透すれば、家庭から排出される生ごみも減少し、老朽化の進む千代田クリーンセンターの長寿命化にもつながると思います。 是非、米沢市でも上記補助制度の導入を検討いただけないでしょうか? 回答もいただけると幸いです。お忙しいところ、ご面倒おかけしますが、よろしくお願いいたします。
 (令和5年7月18日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 本市では、平成22年度から平成25年度までの4年間、家庭から排出される生ごみの減量化及び再資源化の促進を目的として、生ごみ処理容器(地上据え置き型コンポスト及びボカシ肥料専用容器)の購入に係る経費の補助事業を行っており、その補助率は2分の1、補助上限額は2,000円というものでした。この事業を終了した理由としましては、生ごみの減量化とリサイクルの推進という当初の目的が、ある程度達成されたという認識によるものです。   
 今般、ごみの減量と再資源化に関する市民の皆様の関心は、ますます高まりを見せております。この度いただいた御意見にありますように、生ごみ処理機の利用はごみの減量とごみ処理施設の長寿命化に資するものと考えます。補助の割合や補助額の上限に差はありますが、同様の補助事業を実施している自治体があることは承知しております。前回の生ごみ処理容器購入補助から10年が経過しており、社会的なごみ減量化の課題解決のため、市民のニーズ等を把握したうえで補助制度のあり方を検討してまいります。
 
 なお、生ごみをたい肥化する方法の1つとして、段ボールを活用したコンポスト容器の作成に関する講習会を毎年開催しており、多くの市民の皆様に参加いただいております。入手しやすく手軽に作成できるほか、生ごみの発酵や成分分解に必要な通気性・保温性に優れているという段ボールの利点を活かした方法です。近年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催しておりませんでしたが、今年度は、9月下旬に開催を予定しており、広報よねざわの他、市公式SNSにて案内いたしますので、是非とも参加を御検討いただければと存じます。
 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

10.屋根付きバス停の設置について 廃校になった体育館の利活用について

10.屋根付きバス停の設置について・廃校になった体育館の利活用について

 バス停で雨の中濡れて待っている方や炎天下でしゃがんで待っている高齢の方がいらっしゃいました。
 バスの本数が少ないのでせめて屋根付きのバス停を設置してはどうでしょうか。知り合いで免許返納される高齢の方も増えてきているので、公共交通を使う方が利用しやすいようにしていただけると安心です。  
 
 もう一点ですが、廃校になった体育館を無料もしくは安価で自由に利用できると良いと思います。卓球台やボールなども貸していただけると嬉しいです。家に未就学児がおりますが、雨の日に走り回って遊べる場所がなく、廃校の校舎やグランドも利用される機会が少なくもったいないと思いました。ぜひご検討をお願いします 。
 (令和5年7月19日受付)

市の回答 【担当課:地域振興課、コミュニティ推進課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 初めに、バス停について回答いたします。
 本市では市内全域の公共交通の充実を図るため、令和4年度から令和8年度までの5年間を計画期間とした地域公共交通計画を策定し、その中で「バス待ち環境の改善」を取組の一つとしています。 御意見にありますように、高齢者等に配慮したバス停も必要だと考えており、バス停への屋根やベンチ等の設置を検討はしているものの、歩道幅員の基準により設置できないバス停や、豪雪地帯の特性から耐雪型の屋根を設置する必要があり相当の費用を伴う等、設置には多くの課題があります。しかし、現在、課題をクリアできるバス停については、民間事業者と協力しながら設置に向けて検討を進めているところです。
 なお、令和5年11月1日に開業する新市立病院においては、バリアフリーの設計で段差もなく、屋根下のバスプールという構造であり、雨風を凌ぐことができ、ベンチも兼ね備えたバス待ち環境となる予定です。 また、バス停付近のコンビニ・スーパー・商店などの施設と連携して、既存のイートインスペースや店舗の軒下等を活用することで、炎天下や降雪等も考慮したバス待ち環境の整備も進めています。これまでに、信夫町のバス停をスタジオ八百萬様の軒下へ移動し、バス待ち環境の改善を図った事例もあり、今後は市内全体的に改善を図っていく予定です。
 このように多方面から、バス待ち環境の改善に向けて取り組んでいるところですが、今後も公共交通を利用される方の御意見等もお聞きしながら、利便性の向上を目指してまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 次に、廃校となった施設の利活用について回答いたします。
 廃校となった施設で、体育館とグラウンドについては、市民のスポーツ・文化芸術活動等の場として社会開放しており、現在は、旧上郷小学校浅川分校、旧南原中学校、旧関根小学校、旧関小学校、旧三沢東部小学校、旧三沢西部小学校を「旧学校利用施設」として団体及び個人の皆様にお使いいただいております。
 卓球台につきましては、旧南原中学校、旧関根小学校、旧関小学校、旧三沢東部小学校、旧三沢西部小学校にありますのでお使いいただけますが、ボールはありませんので御持参くださいますようお願いいたします。
 利用のお申し込みは、旧学校の最寄りにあるコミュニティセンターで受付しております。使用料など詳細は市ホームページを御覧になるか、コミュニティセンターまたは市コミュニティ推進課へお問い合わせください。旧学校利用施設は3か月前から予約受付しており、主に各種スポーツ団体が定期的に利用している状況です。
 誰もがいつでも自由に利用することは難しいですが、個人利用もできますので、事前に空き状況を御確認いただければと思います。
  なお、校舎側については、様々な物品等が置いてあり安全管理上の理由から社会開放はしておりませんので、御理解くださいますようお願いいたします。 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

11.中学校生徒の死亡事故に伴う、熱中症対策について

11.市立中学校生徒の死亡事故に伴う、熱中症対策について

 市内中学校生徒の熱中症による死亡は、本当に悲しい出来事で本当に気の毒で可哀そうな事でした。昨今の異常気象は地球規模で昔の頃とは明らかに違う様相をていしている。そんな中、このような痛ましい出来事が発生したことを我々は重く受け止めなければならない筈だ。責任論を追及するつもりはないが、ある程度は部活をする基準を決めることが必要ではないだろうか?と思う。それは気温、湿度など科学的知見をもとに中止することも検討する時期に来ているのではないだろうか?と言うことだ。昔とは明らかに今の気象条件は違うのだから、当然配慮は必要だし、危険度は桁違いなのだと思う。人命より勝るものなどないのだから、何らかの歯止めをかけるべきなのだと思う。このような悲しいことが二度と起きてはいけないし、このようなことがないと問題解決の手段が無いようでは問題意識の欠如であり、行政としても責任は重大で冷静に考えれば分かる筈だろう。
 今後、二度と起きないように対策を講じることがこの痛ましい事故を又、本人を弔うことになるのだと思う。しっかりとした防止策を未来の子供たちのために望むものである。
 (令和5年7月31日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 我々としても今回のことは本当に痛ましく悲しい出来事ととらえており、二度とあってはならないものと固く認識しております。
 昨今の異常な夏の暑さは、誰にとっても過ごしづらさを感じさせるものであり、日常生活において十分に配慮が必要なものです。学校生活においては、授業を行う教室等にはエアコンを整備していますが、体育や部活動等ではエアコンのない場所での活動もございます。また、登下校においても学校と家を暑い中往来することもあります。
 市としては、「米沢市小中学校熱中症対応ガイドライン」に基づき、各学校でしっかりと危機管理を行いながら学校生活を送るよう、再発防止に努めてまいります。また、このたびの事案を受けて、熱中症対策の見直しを行っております。体育や部活動についても、暑さ指数や熱中症警戒アラート等に合わせ、具体的な基準や対応内容を確認し、運動等について、中止や変更の検討についても整備しているところです。 今後とも子どもたちが安全安心に学校生活を送ることができるよう、気象や社会情勢等に対し、その都度迅速に対応できるよう体制整備を行ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

12.小中学生の安全な通学について

12.小中学生の安全な通学について

 7月、学校での部活動からの帰宅途中に中学生が亡くなるという事故がありました。小学生の子を持つ身として、本当につらく悲しい思いです。
 熱中症を防ぐ対策を学校にしていただくことはもちろんですが、市(教育委員会含む)として対策できることもあると思い、ご連絡しました。事故の予防は当然で、一方、「事故は起きる」ものとして対策が必要と思います。以下、二点を検討いただきたいです。
1.スマホの携帯  仮に、今回の事故で亡くなられたお子さんがスマホを携帯していたら、家族に連絡ないし救急への通報ができたと思います。学校内での使用を制限する必要はありますが、ルールを決めた上で、スマホを持ち歩くことは認めるべきではないでしょうか。
2.平日は小中学生のバス無料   夏休みなど長期休暇でスクールバス運行が減便の中、保護者の送迎が困難で自転車や徒歩で通学せざるを得ない家庭をフォローしてほしいと思います。路線バスを無料で利用できれば、保護者の送迎ができない子どもの足になります。部活動の地域移行が進む中、普段の活動だけでなく、校外での練習・試合でも自転車移動が原則というのは、必ずしも適切ではないと思います。これについては至急、検討してほしい気持ちです。  
 まもなく迎える中学校合併で長距離の通学を余儀なくされる中学生は益々増えます。スクールバスだけで対応できるとは思えませんし、地域全体のことを考えても増便と学生が利用しやすい環境を整備してほしいです。(学割や定期券もありえますが、米沢の人は率直にケチなので、無料というインパクトは必要と思います) そもそも小中学生の平日バス利用は少ないと思われ、無料で利用したとて、運賃に限っては収益はさほど減少しないはずです。むしろ子どもが無料になることで、バスを利用する家族は増え、同伴する大人の運賃で増益となる可能性もあります。 さらには、バスが身近になることで今後(中学校卒業以降)の利用も見込まれ、バス路線が広がり高齢者の利用に繋がると思います。高齢ドライバーの事故防止、地域の活性化に繋がることと思います。  
 子供たちの命を守るために、どうかご検討のほどお願いいたします。  (令和5年8月3日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 我々としても今回のことは本当に痛ましく悲しい出来事ととらえており、二度とあってはならないものと固く認識しております。
 はじめに、スマホを含む携帯電話の所持についてですが、学校に持ち込む場合には、おっしゃるとおり一定のルールの整備が必要であるほか、持ち込む必要のない児童生徒とのすみわけも必要となります。携帯電話を与えることは各家庭の判断になりますので、保護者の責任のもと、学校と相談していただいたうえで、個別に対応をする方向で検討を進めています。
 次に、スクールバスについてお答えします。現在スクールバスを利用している中学校は第二中学校になりますが、平日は登校で1便、下校時は生徒の下校時間に合わせて1~3便運行しています。それに対し、土曜日や長期休業中は、部活動の時間に合わせて1日3便程度運行しています。今後、統合する中学校においても地域の方や保護者の方と統合に向けた会議の中で協議を進め、必要な対応について検討してまいります。 校外での練習や練習試合、大会等の場合には、おっしゃるとおり、自転車で移動することが多い現状にありますが、部活動ごとにまとまって移動するほか、顧問が所々の路上で立哨をし、安全指導を行っています。まとまって移動することで体調不良等の緊急事態にも気付きやすくなるほか、通行する自動車等からも目立つ集団となることから、交通安全上の対策にもなり得ています。 また、特に遠方への遠征の場合には、保護者送迎をお願いする場合もありますが、公共交通機関を利用したり、借上げバスを利用したりすることがほとんどです。保護者の方が送迎できないことで部活動に参加できなくなることがないよう、学校では最大限配慮をしていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

13.斉藤千代夫氏の油絵について

13.斉藤千代夫氏の油絵について

 お忙しい中、突然にお手紙など差し上げてご迷惑おかけします。 南原中学校が閉校してしまい、中学校に飾っていた二点の油絵(二点とも百号の油絵)がお蔵入りしてしまい、とても残念に思いお願いの手紙です。 何とかどこかに飾っていただけないでしょうか。例えば新しい病院とかに一点ずつとか。あと、ずっと南原中学校だったところにある南側の建物に入れられて、このままおわってしまうのはとても残念でなりません。二点とも新しいコミセンに飾っていただけないかと思っておりましたが、それもなしでした。
 別の話ですが、私には子供一人しかいませんが、高卒後、東京の女子大に進み、八年間東京で過ごし、昨年秋に米沢に帰ってきました。この子は、きっと米沢に根をおろし、家庭を築いていくものと思っています。どうかこういう子らがやっぱり米沢はいいなーと思えるような街であって欲しいと願っています。いろいろ書きましたが、どうか宜しくお願いを申し上げます。
 (令和5年8月23日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 学校教育課といたしましては、皆さんに見ていただける場所を検討させていただきたい旨、ご本人様に直接回答させていただきました。

14.小学校生徒の下校時の熱中症対策について 

14.小学校生徒の下校時の熱中症対策について

 小学生の下校についてお願いがありお便り致しました。  
 7月16日夜10時さくらんぼテレビ「Mr.サンデー」の番組の中で、小学生が暑さの中下校時の大変さを市長に訴え、対策をお願いし良い結果になったことが放送されました。小学生の祖母が毎日の様子をみており、学校に言ってもその中だけで終わるかもしれないと、市長へのお便りとなり、ランドセルの重さや学校までの距離などデータをそえていました。  小学生の声が市長にとどき、市長が教育委員会を動かし、ランドセルメーカーが地域にあったため、3者がすぐ検討しランドセルと背中の間に保冷剤が入るネット様のものを作り、小学校に配布されていた。番組スタッフは、小学生と同じ条件で下校時の大変さを体験しておりとても説得力がありました。市長はじめ、メーカー側、番組スタッフ皆様とてもすばらしいと思いました。  
 今回なぜ私が市長へお便りを書いたのか少し説明させてください。私も同じ思いをしていました。 数年前、孫の下校時、毎日の様に迎えに行っており、夏のある日、低学年の孫は早めに帰宅する夕方4時ごろ、5~6年の3人が通り、そのうちの1人が熱中症の様にフラフラしていると6年生が私に声をかけてくれました。すぐ休ませ水やエアコンの準備をしていると「大丈夫です」と3人は帰っていき、私の引きとめる声はとどきませんでした。すぐ学校に連絡、説明し、対策をお願いする。その後毎日の水筒持参はスポーツドリンクも良いとなりました。小学生の下校時間帯は1日のうちで1番あつく、全身に西日を浴び、アスファルトの熱を感じながら数10分あるいは40~50分歩く児童もいます。帽子の中は汗でべっとりと髪がかたまっており背中はランドセルの形にびっしょりとぬれています。同じ時間帯大人は歩いているでしょうか。小学生は毎日、毎日なのです。頭ではだれもが大変である事は知っていますが、何がどんな風に、どれ位大変なのかは体験した者でなければ、絶対にわかりません。わかっているつもりだけなのです。 今回の小学生の祖母の様に市長へのお便りまでは私は思いつきませんでした。  
 この間の女子中学生、とても痛ましいことがありました。何か方法はなかったのかと残念に思います。この時期、毎日の重いランドセルは必要でしょうか。教科書は学校に置き、その日の宿題の教科書だけ持ち帰るなど、下校時間帯の検討はできないでしょうか。当時の孫は今年中学生になりました。運動部に入りがんばっている様です。  
 小中学校、2学期が始まりました。小学生、ランドセル、休み中の宿題、給食袋、体育着の袋、ズック入れ、水筒など両手に持ち、低学年は引きずりそうです。一度にこんなに必要でしょうか。ランドセルの中は入っているのかわかりませんが、私の家から学校まで20~30分位かかります。この日が雨なら、更にカサが入ります。高学年も自分も両手に持っており、カバーすることはむずかしい様でした。  
 女子中学生のことでは、さっそく対策を立てて下さり本当にありがとうございます。家の中学生も登下校の服装も軽くなり、ヘルメットの着脱の件も、でき、明日から少し楽になると思います。保冷剤が入るネット様のものは介護用にもある様です。  
 小学生の朝の登下校の見守りはみていますが、下校時はあるのでしょうか。 西部小学校の近くにいた頃、下校時間になると児童の声で下校時の見守りをお願いする放送がありました。どの辺までとどくのかわかりませんが、一つの方法かもしれません。  
市長には私たち市民のため、大変な御苦労がおありのことと思います。 弱い立場の者、高齢者そして若い方々、少しでも生きやすい毎日である様に願っています。  
 手紙の書き方、よくわからず、この様な形になりました。乱筆、乱文お許しくださいませ。よろしくお願い致します。
 (令和5年8月24日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 日頃より、子どもたちの登下校を見守ってくださいまして、心より感謝申し上げます。我々としても今回の女子中学生の事案については本当に痛ましく悲しい出来事ととらえており、二度とあってはならないものと固く認識しております。 お手紙にもありましたように、数年前、暑さで大変な状況にある子どもたちに声掛けくださったことは、子どもたちも嬉しかったことと思います。また、特に今年の夏は異常な暑さであり、学校現場のみならず、市をあげての熱中症対策が必要であり、様々な視点で取り組んでおります。 学校での熱中症対策は、ヘルメットや服装といったもののほかにも、冷感タオルや帽子、日傘等の使用について、市内の全ての小中学校において使用可能といたしました。冷感タオルは、テレビ番組の保冷材と同じようなものであり、水にぬらして絞るだけでひんやりと涼しくなるものです。今後はそのような暑さ対策ができるものを日常的に使用する必要があると考えています。そのほかにも学校ごとの判断で持込み可能としているものがございます。
 例えば、一部中学校では、首元を冷やすネッククーラーの持込みや、塩分補給のための塩タブレットの持込みを可能としています。 子どもたちが持つ荷物に関しましては、以前は重い荷物を持つことが日常的になっておりましたが、最近は、学習用具については必要なもの以外は学校に置いたままにしてよいということにしていますので、大量の学習用具をランドセルに入れて登下校することはほとんどないことと認識しています。しかしながら、2学期の初日等の場合にはどうしても休業中の宿題や給食袋、体育着、ズック入れといった荷物を持つことになります。金曜日や月曜日にも同様のことが考えられますので、日を分けて持つことができるものがないか、学校とも相談させていただきます。
 また、下校時の見守りについての御心配もごもっともなことと思います。登校時は小学生であれば登校班であることや地区の方々に見守りをしていただいていること、中学生についても、小学生と同じ時間帯の登校であることから一定の見守り体制は確保されています。下校については、小学生の低学年は下校時間を調整し、複数で帰ることができるような工夫もしています。しかし、中学生については小学生よりも学区が広いことや、部活動の有無等の理由からどうしても一人になってしまう区間が長い生徒がいること等の課題がございます。このことを受け、今回の熱中症対策と併せた安全対策を再検討しました。
 まずは、複数体制での下校を第一に考えておりますが、そのほかにも、下校中の立ち寄り場所として、コミュニティセンター等の公共施設を中心とした「クーリングシェルター」の利用を周知しています。ここでは涼んだり、水をいただいたりすることができます。また、学校における日常的な下校指導に加え、教育委員会としていくつかの民間企業に対して、登下校している児童生徒の見守りの協力を依頼しています。今後は、学校だけ、地域だけではなく、市全体として、子どもたちのみならず市民の方々を守っていく体制が必要です。
 また、学校の今後の対策として、小学生の夏場の下校時間や夏季休業の期間の設定、水泳指導の実施時期の検討などを行うことを考えています。 我々も、どのようにすれば子どもたちを守っていくことができるかを様々な視点で検討していますが、今回のようにお手紙を頂戴することで気付くことができる視点もございます。子どもたちのために、また、市民の方々のために今後とも御協力をお願いいたします。

15.米沢駅の駐輪場の営業時間について

15.米沢駅の駐輪場の営業時間について

 米沢駅の駐輪場についてですが、終電の時間まで営業して欲しいです。
山形駅から終電で帰ってきた時に自転車を引き取る事ができず、駅から山大方面まで夜道を歩いて帰るのは少し不安です。同じように思っている学生さんも多いと思うので、検討して頂けると幸いです。 (令和5年8月18日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 米沢市営駅前自転車駐車場及び米沢市営駅東自転車駐車場の開場時間につきましては、午前5時半から午後11時半となっており、米沢駅に到着する一部の列車については開場時間外の到着となっております。

乗車予定の列車等の都合で開場時間中に引き取りに来られない場合は、預ける際(入庫前)に、受付で申し出ていただくことで、一時的に保管できる屋外スペースに自転車等を駐車し、引き取ることができるよう対応しております。ただしこの対応は夜間の管理体制上、米沢市営駅前自転車駐車場のみとなっておりますので御注意願います。また、その際の駐車料金については、2日分(自転車の場合は100円)となりますので御了承ください。

16.独自の奨学金制度・日本酒やワインのイベント

16.独自の奨学金制度・日本酒やワインのイベント

・現在、興譲館の子供がおります。進路について全て本人に任せておりますが、SSR(サーバーサイエンスリサーチ)の学びの中で、小野川温泉を活性して米沢を活気付けたい、と思うようになり、県内の大学を志望するようになりました。

そこで、県外に進学した人のリターン制度とは別に米沢独自の制度として、子供達が県内の大学、短大に進学してそのまま米沢に就職して、米沢を活性してくれる子供を育てるため、独自の奨学金制度を検討していただけないでしょうか。何年、何十年かかるかわかりませんが、米沢の将来が活性するための投資として考えてもらえないでしょうか?

・6月に山形市で開催した美酒県に行ってきました。東京から、この日のために昨年に引き続き旅行に来たという方とご一緒しました。とても大きなイベントで、県内の日本酒やワインだけでなく、飲食店のブースまでたくさんあり、とっても賑わっていました。ぜひ米沢でもこのようなお酒を主としたイベントを開催してもらい、そこで米沢の食も出店できると賑わうと思います。当日は電車でくる人が多かったでした。私は、TVのCM宣伝で知りました。米沢が活性することをいつも考えております。宜しくお願いします。
 (令和5年9月3日受付)

市の回答 【担当課:地域振興課、商工課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

【奨学金制度に関する回答】

 県内の大学等へ進学し、そのまま本市で就業し、本市の活性化に取り組もうとする学生を支援していく事につきましては、本市としても大変有難く、必要な支援だと考えております。

 現在、本市では奨学金関連の取組として、県とともに「やまがた就職促進奨学金返還支援事業」を実施しております。この事業は、大学卒業後一定期間内に市内に居住・就業し、5年間以上継続して居住する場合に奨学金の返還支援を行うもので、県外の大学等に進学し、卒業後にUターンする場合だけではなく、県内の大学等に進学し、その後、市内へ就職・定住を考えている場合も対象としておりますので、御活用を御検討いただければと思います。(例えば、4年生大学で1年時に認定を受けた場合の最大支援額は124万8千円となります。)

【お酒を主としたイベントに関する回答】

 本市は、最上川源流が育んだ土壌で生産された米と、吾妻山系の清らかな伏流水、そして厳しい冬の寒さも加わり、伝統的に日本酒の生産が盛んでありますが、近年では季節に合わせたクラフトビールの製造を手掛ける醸造所も誕生するなど、お酒が、本市の食分野の名産品として非常に重要なものとなっております。

 そのような中、令和5年3月に置賜3市5町が連携したおきたま食のモデル地域実行協議会主催による「おきたま地酒サミット」が、市内の民間施設を会場に3年ぶりに開催されました。

 本イベントは、置賜地域の全17酒造事業所が集まり、地域の美味しい日本酒に加え、地元食材をふんだんに使った料理を味わう企画でありましたが、非常に多くの市民の方に楽しんでいただくことができました。

本市としましては、地域の賑わい創出・活性化を促進させるため、山形県、近隣自治体及び地域産業団体等と連携しながら、本市の名産品である日本酒と地元食材を活用した料理によるイベント等を今後も積極的に開催していきたいと考えておりますので、イベントを開催する際には、県内外に広く情報発信を行いながら、集客に努めてまいります。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

17.スクールバスの運用について

17.スクールバスの運用について

 本市では今年の夏に熱中症で中学生が亡くなる悲しい事例がありましたね。

 一昔前の夏とは全く異なり、最近の夏は35度を超える日が当たり前になってきました。

 熱中症の基本的な対策は、気温が高いところに身を置かないことです。水分摂取や塩分摂取が対策ではありません。これらは脱水症に対する対策です。

 小学生や中学生の子どもたちに、水筒や日傘の持参を許可するだけでなく、スクールバスを運用していただけないでしょうか?

 本市は冬期間も大変厳しい寒さですし、交通の安全面からもスクールバスはメリットと考えられます。

 このままではまた猛暑の季節が来た時、子供の命が失われると思います。本市でもう2度とこのような悲しい事例が起きないためにどうか前向きにご検討して頂きたいです。

 (令和5年9月6日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 日頃より、子どもたちの登下校を見守ってくださいまして、心より感謝申し上げます。我々としても今回の事案については本当に痛ましく悲しい出来事ととらえており、二度とあってはならないものと強く認識しております。

 お手紙にもありますように、熱中症の基本的な対策は、気温が高いところに身を置かないということは重要と考えます。そのために、WBGT(暑さ指数)を計器によって計測し、子どもたちの活動の可否の判断をしています。その上で、水分補給や塩分補給等の対策を講じているものです。

 今後も夏の暑さが厳しくなることが十分想定できるところです。そのため、暑さへの対策として、水筒、日傘や帽子、冷感タオル等の暑さ対策用品について、登下校を含めた学校生活の中での使用を推奨しています。さらには、早寝早起き朝ごはんといわれるように、普段の生活リズムを含め生活習慣を整えること、暑さに負けない体力づくりを行うことについて、学校と御家庭で共通認識のもと取り組むことも重要なことと考えています。

 また、子どもたちを守る手段として、スクールバスもそのひとつかと思います。本市小中学生の通学手段として、公共交通機関やスクールバスを採用している地域があります。その利用にあたっては、学校の統廃合、通学距離、道路の起伏や周囲の環境等を総合的に判断しながら決定しています。今回の事案を受け、新たに追加した地域や、追加するかどうか現在相談を進めている地域もあります。しかしながら、市内全域にスクールバスを運行させることについては、その台数や運転手の確保、学校の駐車スペースの整備等の観点から、早急な整備は難しく、経費の面からも持続可能ではないと考えます。

 このたびの事案を受けまして、医師会の先生方と今後の対策について相談をしましたところ、熱中症に限らず、登下校中に体調不良があった場合の早急な対応ができる方法として最良なのは、複数体制での登下校であるとの御指摘を頂戴しました。登校時は小学生であれば登校班であることや地区の方々に見守りをしていただいていること、中学生についても、小学生と同じ時間帯の登校であることから一定の見守り体制は確保されています。下校については、小学生の低学年は下校時間を調整し、複数で帰ることができるような工夫もしています。しかし、中学生については小学生よりも学区が広いことや、部活動の有無等の理由からどうしても一人になってしまう区間が長い生徒がいること等の課題がございます。
 このことを受け、今回の熱中症対策と併せた安全対策を再検討しました。まずは、複数体制での下校を第一に考えておりますが、そのほかにも、下校中の立ち寄り場所として、コミュニティセンター等の公共施設を中心とした「クーリングシェルター」の利用を周知しています。ここでは涼んだり、水をいただいたりすることができます。また、学校における日常的な下校指導に加え、教育委員会としていくつかの民間企業に対して、登下校をしている児童生徒の見守りの協力を依頼しています。今後は、学校だけ、地域だけではなく、市全体として、子どもたちのみならず市民の方々を守っていく体制が必要です。

 また、学校の今後の対策として、小学生の夏場の下校時間や夏季休業の期間の設定、水泳指導の実施時期の検討などを行うことを考えています。

我々も、どのようにすれば子どもたちを守っていくことができるかを様々な視点で検討していますが、今回のようにお手紙を頂戴することで気付くことができる視点もございます。子どもたちのために、また、市民の方々のために今後とも御協力をお願いいたします。

この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


18.PTAの問題点について

18.PTAの問題点について

 本市小中学校及びPTAにおいて以下のような問題点がありますので、実態の把握と是正を強く望みます。

 1.PTA業務の大部分を学校職員が行っている。(就労義務の免除申請は出されているか。出されていなければPTAは公務ではないから専念義務違反にあたる)

 2.任意団体であるPTAの会員個人情報を学校だけで管理している。(個人情報の不適切な管理)

 3.学校長が保護者の個人情報を意図的に流出させている。(個人情報保護法違反)

 4.学校がPTAから寄付を受けた場合に、財務規則にある寄附採納手続きを取っていない。 また、その事があるのにもかかわらず、教育委員会は「把握していない」と説明し、調査を拒否している。 (財務規則違反)

 5. 公費で負担すべき修繕費用をPTA会員に負担させている。(地方財政法違反)

 6.PTA会費返還請求事案において、学校と教育委員会が市の顧問弁護士を利用し相談したことが問題。(以前、PTAは市と関係のない任意団体だから指導できないという説明を受けたが、その関係のない団体のことを相談できるのはなぜか?顧問弁護士との契約内容には含まれないはずであるが、相談することを許可できた根拠を示してください。)

 回答にあたり、PTAは任意団体なので指導できないという説明はやめてください。

 学校職員もPTAの運営に関わっており、業務外でも法令違反を行えば地方公務員法の信用失墜行為に該当します。

 関係法令をご理解いただいた上で、教育委員会と財政課から回答をお願いします。

(令和5年9月7日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 PTAは、児童・生徒の保護者と当該学校の教職員からなる、学校ごとに組織された社会教育団体と認識しております。保護者及び教職員ともに任意の加入であり、ボランティアによる活動となっておりますことから、本市教育委員会は、各PTAに対して指導する立場にないことをまずは御理解ください。

【1に対する回答】

 教職員がPTAの活動を行う際は、児童・生徒がより良い学校生活を送るための活動であることから、職務専念義務免除扱いとなり学校長へ申出を行い、学校長の了解を経てPTAの活動を行っているものと認識しておりますので、御指摘の問題には当たらないと考えております。

 PTAの活動は、各学校のPTA規約に則り活動をしております。この規約につきましては、それぞれのPTA総会を経て運用されておりますので、PTA活動について一部の会員に過度な負担がある場合は、会員が参加する総会で問題提起されるものかと思われます。また、現時点におきまして、PTA活動を行うことで、教職員が本来の業務遂行に対し著しく支障があるという報告は受けておりません。したがって、現時点で教育委員会が実態把握を行う予定はございません。

【2に対する回答】

 任意団体であるPTAの会員個人情報を学校だけで管理していることが、個人情報の不適切な管理であるとの御指摘ですが、PTAの活動を行う場合の事務局的な役割を教職員が担っている実態を踏まえますと個人情報の管理を学校が行う合理性はあるかと思います。当然、個人情報の保護は法令に則り適切に行われるべきものと考えます。

【3に対する回答】

個人情報の適切な管理については、令和5年1月に各小中学校に対し、学校が収集した氏名や住所、電話番号などの第三者への提供について、本人から同意をいただいた上で運用することを指導しております。今後も各学校が個人情報の適切な管理・運用がなされるよう引き続き機会をとらえて学校に周知してまいります。

【4に対する回答】

 本市寄附物品については、情報公開請求された資料でも開示しましたとおり、各学校に対し、4月に寄附採納事務手続きについて説明しております。個人や団体から寄附の希望の申し出があった際は、学校は本市教育委員会へ寄附申出書等を提出し、寄附採納の手続きをとります。寄附の授受については学校と当事者間の判断となりますが、寄附があった際、速やかに本市教育委員会へ報告するよう引き続き学校へ伝えてまいります。

【5に対する回答】

 PTA会費の使途につきましては、各学校PTA総会にて適切に監査報告がなされておりますので、使途について疑問がある場合は会員による総会、または、理事会等での話し合いがなされることと推察いたします。使途について本市教育委員会が指導する立場にないことを御理解ください。

【6に対する回答】

 本市が契約している弁護士への法律相談についてですが、学校をはじめ他の団体から質問や相談が本市教育委員会には寄せられることがあり、本市教育委員会がした回答が法律の解釈に及ぶ場合もあります。その際に、回答に問題がないか確認するため、法律の専門家である弁護士の見解を伺うことはあり得ます。PTAは任意の社会教育団体ではありますが、当該団体から教育委員会に対して相談が寄せられれば、教育行政を担う本市教育委員会として相談に応じていますので今回の相談についてもその一環でございます。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


19.熊や猿と通学時に遭遇した場合の安全対策

19.熊や猿と通学時に遭遇した場合の安全対策

 今年になって、何度も市役所からのLINEで熊や猿の目撃情報の連絡がきていますが、”注意してください”と言われても、車で移動する大人ならまだしも、徒歩や自転車通学の子どもたちは正直どうしようもない気がます。市では何か対策をしているのでしょうか?

私の子どもが通う高校では、校内にも猿が出ます。セミナーハウスの屋根の上や弓道場の近くなどに出ており、子どもが駐輪場に自転車を取りに行くときに近くにいて怖かった、と言っていました。高校近くの道を自転車で通っていたときに猿とぶつかりそうになったこともあるようです。話を聞くと、今年だけではなく昨年も出ていたそうです。

私も迎えに行ったときに見かけたことがありますが、群れで動いていてビックリしました。高校の先生方も慣れているようで、”校内に猿が出ることもある、自然豊かな高校です”と言われたことがありますが・・・人に害を加えることもありますよね?そんなのんきなことを言っている場合ではないと思うのですが。

子どもたちが安全に学校へ通えるよう、市として何か対策をしないのでしょうか?ご検討、よろしくお願いします。

(令和5年9月23日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 害獣の対策は、本市では森林農村整備課と環境生活課が担当しており、森林農村整備課では農作物の食害等の対策を行い、環境生活課では、注意喚起(看板の設置、LINE等による情報発信)、現地確認及び追い払い、猟友会と連携しての害獣の駆除等を行っております。

即応性を高めるためにLINE等による情報発信を開始したところであり、目撃があった区域を周知することで、その区域を通過する際に十分注意していただくこと又はその区域を避け、経路の変更していただくことを喚起するものです。

 情報が即時に伝わることで、被害にあわないための対策を立てることができる等の効果をあげております。

 なお、高校周辺に出没するサルについては、通常、中山間地を中心に群れ(本市内では17郡を確認)を形成している中から離れてきたサルと推測しており、春には5頭を確認しています。そこで、猟友会に依頼して付近に罠を設置し、これまでに2頭を捕獲したところですが、残りのサルについても捕獲に向けて継続して取り組んでいるところです。

 住宅の近くにサルやクマが出没することで大変不安を感じるところではありますが、注意喚起の情報を踏まえて、落ち着いて行動していただければと存じます。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


20.市立病院行きのバスについて

20.市立病院行きのバスについて

 新病院が11月に開院の予定ですが、各地から病院行きのバスどのようになる予定ですか?
 現在のままだと不便でしょうがない、ダイヤ改正はあるのでしょうか?又、循環バスについて30分間隔で運行させてほしい。
 車の運転が出来ない高齢者にとっては不便でしょうがないです。

 (令和5年9月27日受付)

市の回答 【担当課:地域振興課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 11月に開院を予定した 新市立病院へ各地から行くバスについては、市営の市街地循環路線バスを運行しており、朝7時台から夜7時台までの右回り11便、左回り11便が運行されています。この他に市営の市街地循環バス南回り路線8便、山交バスの窪田線10便、上郷線6便でも新市立病院へ行くことが出来ます。(便数については1日当たり)

 なお、万世地区から市民バスを御利用いただいた場合は、次の表のように乗り継ぐことにより、行きは30分前後で、帰りは50分前後の所要時間、片道420円で新市立病院へ行くことが可能です。


 

 また、郊外部から市街地へのアクセスについては、現在、山上・田沢・広幡・六郷の4地区で乗合タクシーを運行しており、まちなかエリアとして新市立病院へも行くことができるほか、乗合タクシーが運行していない郊外部の地区におきましては、現在、公共交通の設置に向けて各地区と協議を進めているところです。

 このような中、令和2年度に行った市内の公共交通に関する実態調査では、ほとんどの地区でバスを利用する人は10%未満にとどまっている状況からも、一定の利用が見込まれない中で、バスを30分おきに1本発車する増便は乗務員の確保や経費的な課題もあり難しいと考えております。

 しかしながら一定の利便性向上は必要でもありますので、バスについては今後分かりやすいダイヤへの見直しを考えているほか、市民ニーズの高い施設を経由する路線変更を予定しています。様々な工夫を行いながら、病院への通院者などにとっても、使いやすく、分かりやすい市民バスとなるよう公共交通の充実に努めてまいります。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


21.街の歴史が分かる雪風に強い案内板について

21.街の歴史が分かる雪風に強い案内板について

時代に応じた新しい市庁舎が完成し每日見上げて通行しております。そこで以前よりあれっと思うことがありました。

 大通り南西角に設けられたレリーフと説明文です。せっかく設置してあるのに通りからも近くからも何なのかがわかりません。ひと目で分かる案内板の設置が必要かと思っておりました。

 よーく近づくと直江兼続であることがわかりました。米沢の町割りを築いた最初の方を顕彰してとのことですね!

 県外の方などバスの中からもはっきりと分かるような、大通りから通行した人が認識できるように風雪に強い説明看板をつけくわえていただきたきたいと考えます。

 歴史の街であるならば、人にも優しくあってほしいものです。街づくりがされてから400年以上経つわけですが、よろしくお願いいたします。

 
 それから疑問に思うこともう一点お尋ねします。それは大町交番になっているところ、以前の米沢板書跡で米沢各街道の基点になっていた、その表示はなくしてしまったのでしょうか?

 以前大分県中津市内を歩いた時、郷土の著名な方の写真付き説明板がいたるところに設置されており感動してきました。米沢でも風雪に強い頑丈な案内文であってほしいなあと感じました。因みに上杉公園の二人像(景勝の兼続)にある看板などはよろしいかと存じます。旧町名の表示もありますが、時々リメークして頂いて、なぜその町名なのかの説明などもちょっと付け加えていただけると街歩きの人がイメージが湧くのではないでしょうか。その点仙台市はくっきりと街の表示がされています。ご検討頂けますとありがたいです。よろしくお願い致します。

(令和5年10月10日受付)

市の回答 【担当課:財政課、観光課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 初めに、市役所周辺のレリーフと説明文について回答いたします。現在のレリーフと説明文は、米澤新聞社の創立30周年を記念して、直江兼続公の遺徳を表揚するとともに、後進が敬慕してその手本とすることを目的に、当時の米沢市長の吉池慶太郎氏の協賛において昭和50年6月に建立したものです。このことから、レリーフと説明文は一体のものと考えております。

 そして、ひと目でわかる案内看板につきましては、市役所周辺は、市庁舎建替えに合わせて令和2年度に庁舎南側の修景整備を行いました。銅像やレリーフ等の配置は周辺の景観や道路通行の安全性、庁舎への市民利用の動線等を考慮して総合的な調和を図りながら整備したものです。その中で、道路を通行する自動車や自転車及び通行人に向けた案内板の設置はありませんでした。また、設置場所が自動車の交通量の多い交差点に近い場合は、交差点の安全な通行に配慮する必要がありますので、通行する自動車を対象とした行先表示以外の案内看板の設置は慎重に行う必要があります。このことから、現在は案内看板の設置の予定はありません。

 
 直江兼続公につきましては、上杉公園や直江石堤、その他ゆかりの地において史実と合わせ、さまざまな場面に応じて御案内しています。また、米沢市として観光や教育その他の目的において、このたびのレリーフが有効に活用される場合は、関係部署と連携していきたいと思います。

次に、本市における観光案内看板等の状況について回答いたします。


 現在本市では、上杉神社などの名所旧跡に設置している「史跡説明板」のほか、市内に点在する観光スポットや旧町名由来の地への周遊・散策を促進するために設置している「城下町散策看板」「旧町名標柱」など、全体で212基の観光案内看板等の設置及び管理を行っております。

 御質問にありました現在米沢警察署大門交番になっている場所は、御承知のとおり、江戸時代には米沢城大手門につながる十字路として米沢藩領内の街道の起点と位置付けられ、幕府や藩の法令を掲げた高札場が設けられていたことから、高札(札)のある十字路(辻)として「札の辻」と呼ばれていました。この場所をまち歩き観光の拠点の一つとして活用するため、本市では平成20年度から、私有地をお借りし、史跡説明板及びベンチ等を設置していました。しかし、当該敷地へ大門交番が移転新設されることが決まったため、平成28年度中に一旦撤去を行った後、説明板のみ、県道に面した交番掲示板の一部スペースを利用し掲示を行っておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。

 続いて、「旧町名標柱」の説明につきまして、現在市内32か所に設置している標柱には、全ての標柱の側面に、それぞれの旧町名の由来等を記載したプレートを設置しています。また、「城下町散策看板」につきましては、市内34か所に設置しており、対象となる観光施設・スポットの歴史的背景や生活文化等の説明を記載することで、観光客の方により深くその地域を知ることができる機会を提供しているほか、周辺の観光スポットなどを記載したマップを表示することで、まち歩き観光における利便性と満足度を高める工夫を行っています。


 今後も、観光案内看板等の設置場所や記載内容については適宜見直しを行い、看板の更新に合わせて記載内容をリニューアルするなどの取組により、観光客の方へより米沢の魅力を伝えることができるように整備を進めていきますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


22.ヨークベニマル成島店前の道路拡張について・市内道路の除雪について

22.ヨークベニマル成島店前の道路拡張について・市内道路の除雪について

 米沢市は1年1年新しい人気のお店が次々とオープンしている中、去年ドンキがオープン!!

 次にヨークタウン成島に無印良品が建設など、ドンキとヨークタウンの道路を拡張したらどうですか?ドンキがオープンし、交通量が多くなり、次に人気の無印良品がオープンとなると道路がそれより混むと思います。道路拡張したらスムーズに市民も通れると思うのですが、

 あと米沢は雪が降る中、自分の自宅の道路が雪だらけ、除雪業者も適当さを感じます。米沢市に行くと道路凸凹してるね、道路汚いなど言われます。

 確かにほかの県よりは道路はすごく汚いです。除雪する業者も適当だし素人がやったみたいに家の入口にデカい雪置きっぱなし、マンホールの段差が多い。南陽に行くと凸凹がなく、道路にほぼ雪がないです。除雪にこだわってるようで、南陽市民によりそって綺麗に除雪してるようです。

 米沢はまだまだダメです。改善したらもっと市民が増えるかと!
 
(令和5年10月12日受付)

市の回答 【担当課:土木課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 ヨークタウン成島やドンキホーテが面する国道121号(米沢環状線)についてですが、お手紙の御意見のとおり、近年、多くの人気店がオープンしていることから、通勤、夕方の帰宅時間帯や土日になると、交通量が増え、市内でも渋滞する路線であると認識しております。

 
 御提案の渋滞を緩和するための道路拡張(2車線⇒4車線等)は有効な方法でありますが、拡張工事となると、道路用地の買収、中央分離帯が必要になるため、対向車線の店舗出入りへの問題、事業費の確保など様々な課題があります。

 このことから、現時点で、御意見の区間の道路拡張は困難でありますが、米沢北バイパスなどの周辺道路の整備による交通量の変化などを注視して、他の渋滞対策を検討してまいりますので、御理解願います。

 
 次に、除雪改善点の御意見ですが、毎年、積雪が嵩む1月初め頃から、除雪後の道路のガタツキや家の前に雪を大量に置かれた、交差点の堆雪で見にくくて危ないなど、同様の御意見が市民からも多く寄せられます。


 本市の除雪体制は、10cm以上の降雪があった際の早朝除雪を基本とし、日中も降雪があり、下校や帰宅時の交通に支障が生じそうな場合は、日中除雪を行っているところですが、除雪は道路上の雪を道路脇に寄せる作業であることから、降雪が続いて除雪作業の回数が嵩み、道路脇の雪を寄せる場所が少なくなると、道路に雪が残り、ガタガタになったり、毎日綺麗にしている家の前に雪が多く置いていかれる傾向になります。

 対策としましては、交通量が多い重要な道路などは、市が適時排雪を行い、日々の除雪作業での雪寄せ場を確保することで、冬期間の良好な道路状況を保つことに努めており、住宅地の道路などは、除排雪協力会という地域での排雪の協力をお願いしているところです。また、除雪業者へも家の前に大きな雪を置いていかないよう、大きいと感じた時は、人力での除雪が可能なように小さくするよう、調整をしているところであります。

 本市では、引き続き、冬期間の安全・安心な道路交通の確保するための除雪作業を研究してまいりますが、除雪作業は、市と業者だけではなく、市民の方々の御協力も大変重要になりますので、御理解と御協力をお願いいたします。

23.市立病院行きのバスについて(No.21続き)

23.市立病院行きのバスについて(No.21続き)

 21の回答について一言

 結論からいうと市街地循環バスが不便だから利用する人が少ないのです。
 市民にしっかりPRしてアンケートをとってみてはいかがでしょうか。もっと前向きに真剣に考えて欲しい。

 (令和5年10月30日受付)

市の回答 【担当課:地域振興課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 本市では、市内全体の公共交通が目指す姿を定めた、米沢市地域公共交通計画の策定にあたり、日常の移動実態や公共交通の利用状況を把握するために市民アンケートを実施しております(令和2年10月実施)。

 アンケート結果では、移動手段については、「自家用車の利用が約9割」と圧倒的に多く、「路線バス(市民バスも含む)の利用は2%未満」と非常に少ない結果であり、現状は自家用車での生活が基本となっています。また、路線バスが使いやすくなる改善点についてお聞きしたところ、「便数の増加、運賃の値下げ、キャッシュレス決済の導入(ICカード導入)、他の路線バスとの乗継改善など」への要望もありました。

 このようなアンケート結果の要望等を受けて、バス路線や乗合タクシーの見直しに取り組んでいるところです。

 御要望のあった市民バス市街地循環路線については、「便数の増加」や「乗り継ぎの改善」等、利便性の向上に向けて検討を進めているところでありますが、一定の利用が無ければ運行を継続する事が難しいという課題もありますので、他の交通手段も含め、市全体として公共交通の充実に取り組んでまいります。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。



24.栗子山の風力発電について

24.栗子山の風力発電について

 栗子山に風力発電は要りません。反対です。市長はコラムの中で米沢の四季、豊かな自然を未来へ、永遠に残していきたいものです。と述べられていますが…この計画に、米沢市として、進めるというのは、矛盾していませんか?いくら山形県が計画しているといっても、米沢市の、米沢市民のものです。

 イヌワシの生息地でもあり、先日はデータ改竄のニュースも話題になっています。米沢市は、無言で良いのですか?バカにされすぎじゃないですか?米沢市として、毅然とした態度で臨んで下さい。真剣に、米沢市民の事を考えていますか?風力発電の弊害、知っていますか?真剣に考えて下さい。秋田県では健康被害の会まで作られています。あらゆる健康被害が報告されています。米沢牛への、影響も心配されます。自然破壊の点も心配です。ますます、熊が街へ降りてくるでしょう。故障したものが、台風などで市内まで飛ばされませんか?安易に、作らせて、困るのは、私達米沢市民です。中川市長、責任とれますか?どうか、米沢市として作らせてないでいただきたい。強く要望します。

 (令和5年10月14日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 風力による発電は、今後ゼロカーボンシティを達成(2050年カーボンニュートラルを実現)するうえでも主要な発電供給源となりうると期待しているものでもあります。

 ただし、風力発電に限らず、再生可能エネルギー開発の準備段階においては、環境アセスメントの観点や近隣住民といった利害関係者との合意形成が重要であることも認識しております。

 本市には、「鶴岡市における風力発電施設の設置等に係るガイドライン」に類するガイドラインは存在しませんが、風力発電施設から発生する騒音による影響を未然に防止する必要があるときは、風力発電施設から発生する騒音に関する指針について(平成29年5月26日付け、環水大大発第1705261号)及び風力発電施設から発生する騒音等測定マニュアル(環境省、平成29年5月)を参考とし、加えて、再生可能エネルギー発電事業者と市民との間で合意形成を図るために、「山形県再生可能エネルギーと地域の自然環境、歴史・文化的環境等との調和に関する条例」の手続きに沿って対応したいと存じます。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


25.栗子山の風力発電について

25.栗子山の風力発電について

 栗子山風力発電計画には断固反対します。
 この件についてパブリックコメントを求める様市に求めましたら環境生活課課長補佐から事業受託者が市ではない為出来ないという返答をいただきました。風力発電による健康被害は世界中で認められおり、実際に海外では風力発電機被害に病名がついており、「心臓音響病」「風力発電症候群」などが有ります。健康長寿日本一をめざす本市としてこのまま事業をすすめさせて良いのでしょうか?環境調査を改ざんする業者を信用するおつもりなのですか?出来てからでは遅いのです。しっかりして下さい。市長のご英断を期待申し上げます。
 
(令和5年月日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 パブリックコメントの制度は、本市の政策の策定、条例の制定等において市民等から意見を募集し、それらの意見を参考として施策の決定を行うために制定したものであり、民間の事業者が行う事業活動について、賛成、反対を判断するために制定したものではないことを御理解ください。

 
 本市は民間の事業者が事業を進めるに当たり、法令に規定された手続きについて意見を述べる場合には、同じく法令の規定に基づいて意見を述べることを併せて御理解願います。

 風力による発電は、今後ゼロカーボンシティを達成(2050年カーボンニュートラルを実現)するうえでも主要な発電供給源となりうると期待しているものでもあります。

 ただし、風力発電に限らず、再生可能エネルギー開発の準備段階においては、環境アセスメントの観点や近隣住民といった利害関係者との合意形成が重要であることも認識しております。

 本市には、「鶴岡市における風力発電施設の設置等に係るガイドライン」に類するガイドラインは存在しませんが、風力発電施設から発生する騒音による影響を未然に防止する必要があるときは、風力発電施設から発生する騒音に関する指針について(平成29年5月26日付け、環水大大発第1705261号)及び風力発電施設から発生する騒音等測定マニュアル(環境省、平成29年5月)を参考とし、加えて、再生可能エネルギー発電事業者と市民との間で合意形成を図るために、「山形県再生可能エネルギーと地域の自然環境、歴史・文化的環境等との調和に関する条例」の手続きに沿って対応したいと存じます。この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


26.米沢西駅舎の街頭設置について

26.米沢西駅舎の街頭設置について

 米沢西駅舎を出ると街灯がなく、駐輪場では暗くなると自分の自転車を探すのも大変だと高校生から聞きました。他の利用者の方々もお困りかと思います。防犯上の不安もあることでしょう。ぜひ街灯の設置をお願いしたいです。

 公共交通機関を整備することは、SDGsの観点からも必要なことだと思います。よろしくお願いいたします。

 (令和5年10月24日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 照明灯は、その設置目的により大きく二つに分けられ、夜間における道路状況、交通状況を的確に把握するため交差点、橋梁、踏切などに道路管理者が整備する道路照明灯と、防犯を目的とした安全対策として主に住宅地及びその周辺の暗い場所に設置する防犯灯があります。

 本市における防犯灯の設置や維持管理については、町内会や自治会等の団体が主体となって行っており、市ではそれらの団体に対して設置費や電気料金の一部を補助し支援しながら、市民との協働による、安全・安心で明るいまちづくりの推進を図っています。

 今回御意見をいただき、夜間に現地確認を行いました。西米沢駅駅舎軒先の照明や、自転車置き場の街灯がついておりましたが、大きな樹木等があり、御意見のとおり、離れた場所に駐車した自転車は見つけづらい状況でした。駅舎及び自転車置き場の施設管理はJR東日本となりますので、いただいた御意見を米沢駅にお伝えしましたが、当該土地はJRのものであるものの街灯の設置は難しいとのことでした。市としては暗がりの解消を図れるよう施設管理者側と今後とも意見交換をしてまいりたいと思います。また防犯上の観点から米沢市防犯協会西部支部ともあわせて意見交換をしてまいりたいと思います。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。



27.三中体育館へのスケートボード施設設置について

27.三中体育館へのスケートボード施設設置について

 今回も同じ内容なのですが目を通していただくと幸いです。

 三中が閉校して使用をしなくなると思うのですが三中の体育館にスケートボードを使用できる施設を設けて欲しいと考えています!!NPO法人のスケートパークは遠くて使用出来ないこともありとても不満があります。

 どうか僕のご意見を少しでも考えて下さい。お願い致します。

 (令和5年11月3日受付)

市の回答 【担当課:スポーツ課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 廃校後の施設の利活用について、本市では米沢市公共施設等総合管理計画を策定しており、その中の、「施設廃止後の施設利活用方針」に基づき進めることになっております。

 この方針内容としましては、廃校となった小・中学校体育館等は使用できる期間は、避難所として原則維持するとともに、事業(スケートボード施設等)の必要性と財政負担(体育館をスケートボード等が出来るような施設に改修した場合の費用及び改修後の維持・管理費用等)を十分に考慮することとなっております。

 つきましては、前回いただきましたお手紙の回答の繰り返しになりますが、本市のスポーツ施設の整備については、既存のスポーツ施設の老朽化が進んでいるため、その施設の改修等を進めて利用者の皆様に安全に安心して御利用いただけるように進めていく必要があります。

 また、スポーツ施設の改修等の要望は様々な競技団体等からいただいており、本市としましては、スポーツ施設を含めた公共施設のあり方について総合的に検討して進めているところです。

 
 したがいまして、上記の内容を踏まえ、現段階では市立第三中学校体育館を廃校後にスケートボードが使用できる施設に改修する計画はございませんので、御理解をお願いいたします。

 なお、公共施設廃止後の利活用につきましては上記の留意点等を考慮したうえで、引き続き今後の社会情勢や市民のニーズ等を研究しながら進めて参りたいと考えております。

 これからは、冬季期間となり活動する場所も今以上に限られることになりますが、今後もスケートボードの技術向上等を目指していただきながら、学校等を含め様々な分野での御活躍を期待しております。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


28.アルカディア公園のボルダリングホールドの破損について

28.アルカディア公園のボルダリングホールドの破損について

 いつもお仕事お疲れ様です。私は結婚をして米沢市民になりました。現在、二人の娘がいて、近くの八幡原のアルカディアの公園に時々連れていきます。
 以前遊びに行き、娘が偶然居合わせた小学校の友達とボルダリングの設置しているところで遊び始めたのですが、足をかける部分が(たぶん初めて連れて行った時よりもさらに壊れていて)もともとの設置数の半分位になっていて上まで登れなくて残念な気持ちで家に帰りました。
 あのままではまず危険だと思いました。転落事故がいつ起こってもおかしくないと思いました。是非雪の降る前に1度見に行っていただきたいです。  
 新しい施設(くても)も出来ていますが、既存の公園のメンテナンス、どうか宜しくお願いします。やはり外で子供たちが遊ばなくなっているので、外で遊べる場所は、親にとって、とても有難いことなので、よろしくお願い致します。

(令和5年12月18日受付)

市の回答 【担当課:都市計画課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 本市におきましては、上郷ふれあい公園をはじめとして、都市計画課が管理する公園に設置された遊具については毎年定期点検を実施しており、この点検結果に基づき予算の範囲内において、危険度や利用頻度の高い遊具を優先して、順次修繕を行っているところです。

 
 御指摘いただきました上郷ふれあい公園のクライミングウォールのホールドにつきましては、これまでも欠損等により部材の交換を行ってきた経緯がございますが、平成27年以降は、同公園の規格に合うホールド部材が生産中止になったため、その後の修繕ができない状況になっているところです。

 公園開設当初、ホールド数は154ヶ所でしたが、現在は約130ヶ所であり、約20ヶ所が欠損していることから、今後は使用可能なホールドを集約して欠損部を補い、登はんの範囲を狭めた形で運用していきたいと考えております。なお、今後の使用状況やホールドの欠損や劣化によりケガや事故が発生する可能性が高まった場合は、早急に使用禁止措置を講じます。

 本市の公園につきまして、引き続き子ども達が安心して利用できるよう適切な維持管理に努めてまいりますので、今後とも御指導、御協力の程よろしくお願いいたします。

 

29.上杉博物館所有の画像データ掲載申請について

29.上杉博物館所有の画像データ掲載申請について

 12/19付で貴市上杉博物館宛て提出しました、弊社サイトへの画像データ掲載申請につきまして、先ほど学芸員主任の方から「教育委員会との協議の上、許可できない」との ご回答をいただきました。 理由は(1)前例がない (2)原則商用利用は不可 とのことでした。前例があることしか対応しないとのことでしたら、 官民問わず組織の存続は難しいのではないでしょうか。

また商用利用不可であれば、予めサイト上に明示すべきではないでしょうか。

(出版や放映にあたっての申請を前提としていることから、つまるところ、不許可理由は(2)ではなく(1)と思料しております)

弊社は再度のご要望に応じ、特許技術の関係で非公開にしている情報も一部開示の上、貴市が所蔵する貴重な古文書の画像の使用理由とサイト上の掲載先を仔細にわたりご説明しております。(弊社ビジネス業界に関する政府資料もご参考として付しております)

 出版や放映ならOKで、それ以外のビジネスはNGとのことでしたら、その合理的区別について貴市の説明を頂戴したいと考えております。その前に、日本を代表するメディア/省庁ご出身の近藤市長様のご見解をお伺いしたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

 (令和5年12月26日受付)

市の回答 【担当課:社会教育文化課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 米沢市上杉博物館が収蔵している資料の取扱いについては「米沢市博物館の設置及び管理に関する条例施行規則」に定められているところです。
 米沢市上杉博物館は平成18年から指定管理者制度を導入しており、現在は指定管理者がこの規則に則り、資料の管理を行っております。博物館資料の掲載許可について、本規則では、「刊行物、映像媒体等により一般に公開しようとする者」の申請を、教育長が「適当であると認めたとき」と定めており、過去の実例では、書籍、電子書籍、テレビ等の映像番組、博物館等の展示パネルなどに対し許可しています。本市博物館では、これらへ無償で画像等を提供しており、商業目的での利用については原則として不許可としていますが、商業目的であっても、以下の条件をいずれも満たす場合は、例外として掲載を認めております。

・広く一般に公開しようとしていること

・文化的、または学術的な利用であること

 今回、御相談いただいた内容につきましては、専ら営利を目的とした会員制サイトへの掲載であり、広く一般に公開しようとしているものとは認められず、上記条件に合致しなかったことから不許可としたものですので、御理解くださいますようお願いいたします。

 
 なお、御指摘のありましたホームページへの掲載については、速やかに対応するよう指定管理者に指導しました。掲載内容に不備があり、大変申し訳ございませんでした。


30.市内循環バスの路線について

30.市内循環バスの路線について

 いつもお世話になっております。
 今年3月米沢駅から小松の山交バスが廃止され、本当に残念でした。
 市営バスが塩井を回る予定はないでしょうか?そういった路線を作ってほしいです。

 (令和5年1月4日受付)

市の回答 【担当課:地域振興課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 「山交バス小松線(塩井地区を通るバス路線)」については、利用者の低迷や、最近社会問題となっている運転手不足を背景に、運行事業者である山交バスの経営判断で廃止の決定がなされました(令和5年3月31日をもって廃止)。

 
 山交バス小松線の廃止にあたり、沿線地域の代表者と話し合いをしたところ、六郷地区から移動手段の確保に対する強い要望を受けたことから、協議や需要調査を重ねて「六郷のりあいタクシー」を設置しました(令和5年4月1日実証運行開始)。

 
 乗合タクシーにつきましては、利用者登録の申込みを行った後に御利用いただきますが、登録の際に、「車いすを利用している。」等を事前に登録(※)いただくことで、車いすのままで乗降可能な「福祉タクシー車両」をタクシー会社で準備しますので、当該車両の御利用が可能となります。((※)事前情報として、運転手さんに知っていてもらいたいことを登録します。))

 自家用車を持たない高齢者や、障がいをお持ちの方などにとって、移動手段の必要性は認識しておりますが、公共交通は一定の利用が無いと継続することが難しいという側面もあります。このため、導入段階から地域の皆さんと話し合いを重ねながら、運行形態やダイヤなど地域の実情に合った交通手段を考えることが必要であり、加えて、運行後も利用促進に向けた取組を続けていく必要がありますので、今後、改めて塩井地区への拡大を考えてまいります。

31.除雪についてと、小学校などの統合、子育て支援について

31.除雪についてと、小学校などの統合、子育て支援について

 今回書かせていただいたのは、うちの職場にいらして話していた除雪についてと、小学校などの統合、子育て支援についてです。
 除雪についてですが、やはり米沢の除雪は雑で雪国とは思えないほどひどい除雪だと思います。

 毎年、高畠や長井などに行くと、縁石がしっかり見えるくらい幅が確保され、道も平らでとても見通しがいいのに対し、米沢市は車がすれ違えない道ばかりで、道もガタガタしていて、子供たちやお年寄りが歩いていても避ける幅すらありません。緊急車両が来ても譲るスペースもなくいつ大きな事故になってもおかしくないと感じます。

 うちの方にも老人ホームがあり、結構な頻度で救急車が来るのですが、普通車1台分しか幅がない上に、除雪が追いついていなく、車がハマって動けない人もよく見かけます。晴れている時に数回削ってダンプなどで排雪しているのは見ますが、それもその時だけの対策であって、すぐにブルドーザーが置いてった雪で道は狭くなり、全く意味がないと感じます。

 住宅地の中もブルドーザーの幅しか削られていなく、近所の子供や配達員の人がいても譲るのが困難です。 
 今年も雪がつもりました。選挙のときは、除雪について早急にとおっしゃっていましたが、現在どのような対応をされているのでしょうか?

 
 小学校の統合に関しては、就学前の子供がいるのですが、数年後の統合で南部小学区になると聞きました。
 中学校も統合になり現在バスで通っていますが、小学校までバスとなると歩く機会が無くなり、体力面や交通ルールを学ぶ大切な機会がなくなると思います。発達の適性年齢等を考えると、幼稚園から小学校入学の頃に基礎を作るのが良いと聞きました。
 登校班で学ぶことは、授業等では補えない実戦経験だと思うのですが、小学校までは地域ごとの学校があるのが子供の将来に繋がり健康を育むものだと思います。また、南部小学校の耐震や老朽化も南原に比べると不安です。子供の減少もあり、先生の確保なども大変だとは思いますが、少子化対策に力いれるのならば、人数や経費ばかりでなく、その他の小さなことにも注目してほしいです。
 私はいじめを経験し義務教育は全く行っていません。全国で社会問題にもなっていて、自殺する子供が多い現代で、統合して子供の人数が増えればそれだけ大人の目が行き届かなく、また新たな問題が増えるのも不安です。人数が少ないからこそ1人1人に向き合う教育があるのも、小学生のうちは大切な事を学ぶ環境には適しているのではないでしょうか?
 中学、高校となれば嫌でも人数が多い環境に置かれ、集団での生活を学ぶ機会は増えます。集団の中で偏見やいじめが起きるのは幼稚園や小学校での友達との関わり方が未熟だったりする環境が大きく左右する要因だといじめを経験した私は感じました。小学校の統合の見直しよろしくお願いいたします。
 
(令和5年1月12日受付)

市の回答 【担当課:土木課、学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 まず、除雪に関する御意見について回答いたします。
毎年、「道路がガタガタと運転しにくい」、「家の前に雪を大量に置かれた」、「交差点の堆雪で見にくく危ない」など、本市へも除雪について、同様の御意見が市民から多く寄せられております。

 本市は、特別豪雪地帯で雪も多く、除雪延長も615kmあります。限られた除雪機械での効率的な除雪作業を目指しておりますが、降雪が続く時期などは、道路脇の堆雪で道幅が狭くなったり、道がガタガタになるなど、市民の方には、御不便をお掛けしているものと思われます。

 本市では、このような状況になった場合、なるべく早く、交通量が多い主要な道路などの排雪等を行い、交差点の見通しや幅員の確保により冬期間の良好な道路状況を保つことに努めておりますが、住宅地を通る生活道路などは、町内単位などで除排雪協力会を設立していただき、市が費用の一部を助成し、協力会の共助による排雪等をお願いしているところです。

 今年度からは、除排雪協力会への助成額を拡充し、地域協力による生活道路の排雪等を推進するとともに、市でも主要な道路の排雪等をさらに早く行なうことで、冬期間の良好な道路状況の確保に努めてまいりますが、除排雪作業は、市や業者だけでなく、雪押場の提供や除排雪協力会による排雪等といった地域の共助が必要ですので、引続き、本市の除排雪作業について、御理解と御協力をお願いします。

 
 次に、小学校の統合等に関する御意見について回答いたします。
 登校班による登下校は、子ども同士の関わりが大切な経験となります。学校では、体力面については、学校の教育活動の中で計画的に取り組んでまいりますし、交通安全については校内で交通安全教室を実施し、実際の道路を使用して交通ルールや正しい歩行について学習していきます。統合によりスクールバス通学となった場合には、不足する部分について御家庭にも協力して補っていただければ幸いです。

 統合の目的は、教育環境と教育の質の確保です。
 子供たちがこれからの社会で活躍する大人に成長するためには、ある程度の規模の中で様々な人たちと触れ合い、多様な考えがあることを知りながら、互いに学び合い、認め、高め合うことが大切です。ただし、小学校については、1学年1学級であっても、子供たちの多様な人間関係づくりが可能であると判断される場合には、現状維持も可能とすることができるよう、現在、米沢市立適正規模・適正配置推進等基本計画の見直し作業を行っております。

 お子様の就学までもう少しお時間がありますが、気になることがあれば、いつでも御連絡をいただければと思います。

 

32.地震への対策について

32.地震への対策について

 山形放送のネット記事によると、わが置賜地域では長井盆地西縁断層帯があり、30年以内の地震発生率は最大で8%というデータが出ている。

 そこで提言なのだが、避難先の体制がインフラが寸断されれば脆く、今から備えるべき課題が、電気、水道ではないかと思う。
 電気は自家発電機(太陽光蓄電地など)、水洗トイレは貯水槽(雨水、ポンプによる河川からの汲み上げ)で使用できるようにする。これには財政支援が必要で、大規模、中規模、小規模の避難先にあった設備を検討する。避難先も、市の施設(コミセン、公民館など)、公的な施設、小中学校、温泉地の旅館など、入浴施設をもとめ体制を構築する。そして基本は自宅で最低1週間生活できる食料や水を備蓄し、電気は自家発電(太陽光なども)プラス蓄電地に補助金支援をする。そのための財政支援体制を構築する。住宅の耐震工事の補助も必要だが、全部は出来ないから優先順位で行う。また住宅は基本倒壊するから、ガラスに代わる割れない素材にシフトするなど、あらゆる知見を総動員して対応することで被害を最小限にし、ある程度の暮らしを確保する。
 「備えあれば憂いなし」で今から備えることが必要でないか?防災意識を高めるチラシや広報も大きな抑止、対策になるだろう。市長の英断と実行力を期待します。

 (令和5年1月12日受付)

市の回答 【担当課:防災危機管理課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 今年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」をはじめ、全国各地で毎年大きな自然災害が発生し、今後もいつ大規模な災害が発生するかわからない状況にあり、本市においても、一昨年の置賜地方を襲った豪雨や昨年の記録的な猛暑等、異常気象・自然災害が頻発化しています。

 
 その様な中、本市に大きな影響を与える地震として「長井盆地西縁断層帯を震源とする内陸型地震(置賜地方で最大マグニチュード7.7)」とされており、この最大規模の地震が発生すると仮定した場合、本市では震度7の強い揺れと大きな被害が想定されます。

 
 この地震によって、市内北部に震度7から6強が広範囲にみられ、市内全域に震度5強の地震が想定されています。同時に、液状化現象の危険度も市内北部に見られます。

 被害想定に基づく建物被害数については、冬季の場合で4,199棟の全壊、7,597棟の半壊が想定されています。また、人的被害についても、冬季の早朝に起きた場合の被害が最も大きく、死者353人、負傷者2,325人に上がることが想定されています。

 
 次に本市の指定避難所は、避難した居住者等が災害の危険がなくなるまで一定期間の滞在、または災害により自宅へ戻れなくなった居住者等が一時的に滞在する施設として指定しており、現在、59箇所を指定しています。(小学校18、中学校8、コミュニティセンター18、文教施設5、民間施設1、県立高校等9)

 また、災害時における避難所生活の環境改善対策として、災害弱者である要配慮者等を福祉避難所として市内の旅館やホテルに避難させることで、不安なく避難生活を送れるようにするため、米沢市旅館ホテル組合(8施設)と「災害時における宿泊施設の提供に関する協定」を締結しております。

さらに、福祉避難所として、特別養護老人ホーム6箇所、障がい者支援施設3か所、介護老人保健施設3か所とも避難所として協定を締結しているところです。

 
 指定避難所における水道、電気等のインフラの整備については、まず水道は、米沢市上下水道部で全市内を対象に本市水道事業が進むべき方針として「米沢市新水道事業ビジョン(中間見直し)令和4年度~令和8年度」を策定しております。その中で、強靭で安心できる水道を目指して、(1)管路の耐震化、(2)水道施設の計画的更新、(3)応急体制の強化、を掲げております。なお、多額の財源及び時間が掛かり一度に整備することは困難なことから、計画的に事業を推進しているところです。


 次に電気についてですが、「米沢市地域防災計画」の中で、市内での長期にわたる大規模停電の発生を想定し、その拡大を防御し被害の軽減を図るため、市及び防災関係機関等が直ちに取るべき対策について大規模停電対策計画を策定しております。その中で、市、県及び東北電力ネットワーク株式会社等の防災関係機関との平時より緊急時の情報収集、連絡体制を整備しています。また、市、医療・福祉施設や指定避難所等の防災上重要な施設では、資機材等の設備の整備及び発電機の備蓄に努め、燃料についても「山形県石油協同組合米沢支部」と災害時に優先的な燃料の供給をしてもらうため協定を締結しております。
 
 さらに本市では、インフラに大きな影響が出た場合を想定して各指定避難所に分散して災害備蓄品の整備を進めています。まず、本市の災害備蓄品に関する考え方ですが、数量については、山形県のアドバイスを受けながら令和4年4月に米沢市災害備蓄方針を定めたところであります。この方針では、備蓄は自助による市民備蓄を原則とし、家庭で最低3日分の食料・飲料水、生活必需品等をバッグ等にまとめておき、災害時にすぐに持ち出せる状態にしておくよう啓発すること、また、公的備蓄に関しては、県、被災市町村、その他の市町村、国によるプッシュ型支援等でそれぞれ4分の1の割合で整備を行うことを目標としています。このことから本市においては、「長井盆地西縁断層帯」が震源となった場合の被害を想定し、避難者が必要とする主な災害備蓄品として、段ボールベッド、キャンピングベッド、避難所用パーティション、簡易トイレ、暖房器具については、各施設に備えるエアコンやFF式暖房機、ジェットヒーター、ブルーヒーター等を使用するほか、停電に備えて反射式ストーブを備蓄しております。

 一方、住民の皆様の住宅に対する防災の一助として、建築住宅課で推進している耐震化に関する補助事業があり、「米沢市木造住宅耐震診断士派遣事業」及び「耐震改修工事への補助工事」等を市ホームページで周知・募集を行っているところです。


 その他に日頃からの防災の取組として、地域で協力して助け合う自主防災組織の取り組みが重要と考えており、本市では組織率100%を目標としています。特に、市街地の自主防災組織率は低い傾向となっており、組織率向上のため、コミュニティセンターには、組織化への協力依頼をしておりますが、人口減少に伴う町内会組織の高齢化及び若者の町内会活動への参加率の低下が要因であるともお聞きしております。

 また、新型コロナウイルス感染症により、町内会活動も中止・自粛を余儀なくされ、人と人との接触が制限され住民同士の交流が少なくなったことも影響していると思われます。そのため、町内会ごとの自主防災組織の設立だけでなく、複数の町内会が一つになって自主防災組織を立ち上げ、コミュニティセンターが主催する防災訓練等に参加するなど、地域で防災に取り組む方法を周知するとともに、新規で自主防災組織を設立した場合や防災訓練等を実施した場合は、継続して防災資機材購入の支援を行っております。

 
 最後に、今回の御提案にありましたように、市民の防災意識向上が非常に重要であると認識しておりますので、様々な機会を捉え、チラシ及び広報やSNS等を活用して防災に関しての周知や出前講座による防災教育を継続的に実施し、今後も市民一人ひとりによる自助の取組と地域住民が「自分たちの地域は自分たちで守る」という共助の推進を図ると共に、市役所内部の連携を図り、災害に強い、安全安心なまちづくりに努めてまいりますので、御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。


33.水道管の水漏れを見抜く技術導入と多目的トイレへのレインボーマーク掲示について

33.水道管の水漏れを見抜く技術導入と多目的トイレへのレインボーマーク掲示について

 ◎1月放送の【がっちりマンデー】で紹介された水道管の水漏れを見抜く技術がとても素晴らしい。日本国内でも幾つかの自治体が導入して、労力・費用・時間、良い成果が出ているようです。米沢市でも導入して利用されたら良いと思います。

 ◎市立病院などの施設で、多目的トイレに記してある表示マークに、レインボーマーク(LGBTQ+の方たちを表す虹色のマーク)も加えて欲しいです。米沢市が多様性を認め尊重する、誰もが暮らしやすい街になることを望んでいます。

 米沢市でレインボーパレードが行われるなら、私自身はシスジェンダー・ヘテロセクシュアルですが、参加したいです。
 
(令和5年1月16日受付)

市の回答 【担当課:水道課、市立病院、地域振興課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 まず、一つ目の御意見の「水道管の漏水発見技術の導入」について回答します。

 
 本市の漏水対策として、昭和30年代に布設され、耐用年数を経過し、漏水が多く発生していた配水管を対象に、平成19年度から地震に強い耐震管に布設替えを行っています。一方で、毎年、専門の漏水調査会社に委託し調査を行い、漏水を発見した場合は随時修繕を行っています。

現在は、先進技術の進歩により、様々な漏水調査手法が存在しており、本市でも講習会等や導入事業体の担当者から情報を収集し、最適な調査方法を検討しているところです。

 御提案いただいた衛星を使った漏水調査につきましては、半径100m程度の中に漏水があるエリアを判定するものであるため、そのエリアの中で漏水箇所をピンポイントで特定するには、再度その半径100mのエリアを人が歩いて調査する必要があり、二重に費用がかかることになります。また、地下水の影響を受けやすく、大雨や雪解けの時期を避ける必要があることなどの課題もあるようです。


 漏水は、家庭での水圧低下や断水、道路の陥没事故にもつながりますので、今後とも早期発見と修理に努めながら、費用対効果や漏水発見の精度等を含め、引き続き情報収集を行い検討していきます。


 次に、二つ目の御意見の「市立病院などの施設における多目的トイレへのレインボーマーク表示など」について回答します。
 

 本市では、「第2次米沢市男女共同参画基本計画」を策定し、互いに個性と人権を尊重し合い、多様性を認めながら誰もが自分らしく生きられるまちづくりを進めています。昨年6月の市報では、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)についての特集に加えて、LGBTQ+等の性的少数者についての記事も掲載し、多様な性のあり方について市民への理解促進を図っているところです。

 
 御提案いただきましたレインボーマークの表示については、性的少数者への配慮を示す取組の一つではありますが、マークがあることで逆に使いづらいなど、当事者の間でもその賛否が分かれていることから、本市としても、今後必要性について慎重に検討する必要があると考えています。

 今後も当事者の皆様に寄り添いながら、多様な性のあり方についての理解促進を図るとともに、当事者の方への差別偏見の解消につながるよう取り組んでいきます。この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 

34.米沢市内の道路修繕について

34.米沢市内の道路修繕について

 私は車椅子での生活で聞く事、話す事が困難、見る事が少々です。体のバランスがとる事が出来ない為歩行が出来ず、食事は歯で砕く事が出来ない為全てミキサー食で摂取しています。
 自分のリハビリの為、家族の生活も有り、通所施設に週2回お世話になっています。

 送迎時は1番後方の位置に車椅子で乗車しています。送迎ルートで乗車時間も変動しますが平均しますと30分から40分位となります。下水道のマンホールの高さも有ったり道路の凹凸が激しい箇所も有ります。この様に衝撃を受ける道路が多いと感じます。

 市内の道路全般、調査の上改修、修繕を実施して貰いたいと思います。

 市民の方々の移動する事は勿論ですが、観光客を御迎えする事については必須だと思います。以上の事から道路修繕実施をよろしくお願い致します。

 (令和5年1月22日受付)

市の回答 【担当課:土木課、下水道課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 米沢市内の道路修繕については、「道路の凸凹が激しい箇所もあり、衝撃を受ける道路が多いと感じます」というお話は大変重く受け止めています。

 市内の道路の状況につきましては、経年劣化に加えて、ここ数年の低温の影響や道路除雪などにより、ひび割れや穴などの路面損傷が進行し、修繕が必要な道路が年々増えてきている状況です。ひび割れや穴などの道路の損傷は、瑕疵に繋がる恐れがあることから、発見次第に応急修繕(穴埋め等)を行っていますが、部分的な補修となることから、それも道路が凸凹になる原因の一因になっています。

 
 市内の道路全般を全体的に改修、修繕するには、多額の費用と時間がかかるため、一度に直すことは難しいですが、できるだけ道路利用者が快適に通行できるように、計画的に道路舗装の改修工事を行っていきたいと考えています。

下水道マンホールの高さ調整については、現地調査及び道路管理者等からの情報提供をもとに計画的に実施しています。

 また、下水道マンホールの蓋については、高さ調整以外にも劣化した蓋の交換等もあり、修繕が必要な箇所全てを単年度で完了させることは、工期と予算の制約があり困難です。

 今後も、緊急性を有する下水道マンホールから優先順位を決め、計画的に修繕を実施していくこととしておりますので、御理解くださいますようお願いします。

35.景観まちづくり基金事業の補助金について

35.景観まちづくり基金事業の補助金について

 米沢市景観計画に基づき景観まちづくり補助があるとのことですが、明治25年(1892年)に建てられた茅葺家屋が、区域外ということで補助を頂くことができないと言われました。
 周囲は田んぼがひろがり、遠くには山々に囲まれたところで、大きな茅葺家屋のため遠くからも目印になるような建物です。
 そのためか、奈良から近畿大学の教授や、複数のカメラマンの方々、2年前には東北公益文科大学の教授らや日本造園学会の方々が10人で来られて茅葺屋根の家屋を見学したいと来られたりしております。
 また家をなるべく昔のまま保存できるようにし、そして冬の風雪を防ぐ萱で組み込んだカザライは、毎年手作業で家の周りを組み立てて行っております。(カザライは米沢でもこの景色はみかけないように思えます)

 しかし茅葺屋根の維持に年間100万円程度かかり、以前はなんとかやりくりして修復してましたが、負担するにはあまりにも厳しく、なかなか修繕ができずにおり、雨漏りとビニールシートを屋根にかぶせての状態になっております。2年前からあまりにも雨漏りがひどいため少しづつ修繕をしてますが、茅を購入し職人を雇い屋根を修復するのに年間100万円近くかかり、もう限界に近いと感じてます。
 補助があると知り、窓口に相談にいきましたが、区域外で補助の対象外とのことでとてもがっかりしましたが、同じ米沢市で税金を納めていて補助を使えないというのは、なぜでしょうか?
 景観まちづくりは米沢市の本当に古い遺産を残していこうという考えはないように思えます。
 せめて米沢市の市民全員が補助の対象になることを希望します。ご検討いただけますようどうぞよろしくお願い致します。

 (令和6年1月30日受付)

市の回答 【担当課:都市計画課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 本市では、景観に良好な影響を与える茅葺屋根の古民家等を含む歴史的建造物について、その外観の保存に係る修繕等に対し、一定の補助金を交付する事業を実施しております。補助の対象としましては、本市の都市計画区域内にあることを基本として、築50年以上を経過し、かつ再建築が難しく、また他の建造物の造形の規範として、景観の保全に貢献することを認定された建築物となります。

 御指摘のとおり六郷町の茅葺家屋につきましては、その建築場所が前述に示す「都市計画区域内」ではなかったことから、補助対象には該当しないものとなっているところです。
 そもそも、なぜ「都市計画区域内」に限って補助対象としているかでありますが、本市の景観施策の基本となります「米沢市景観計画」において「景観形成地域(「都市計画区域」と同じ範囲になります。)」の方針の一つとして「歴史・文化的景観資源の保全・活用による歴史と文化の薫る魅力ある景観の形成」を掲げており、これを前提に「景観形成地域内」を対象範囲として補助制度を設計したため、結果として「景観形成地域」の範囲外となる六郷町については対象とならなかったものです。

 
 なお、補助事業の原資となる「景観まちづくり基金」については、近年中にすべて使い切る予定であり、その後の同補助事業の継続が厳しい状況ではありますが、良好な景観を次世代に継承していくため、様々な御意見をお聞きしながら、景観形成事業を推進してまいりますので、御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


36.栗子山に建設予定の風力発電について

36.栗子山に建設予定の風力発電について

 市民の知らないうちに進んでいるようです。
 昨年9月1日の広報に小さく小さく、「環境影響評価準備書の縦覧」の記載がありました。誰も気が付かないような表題で、米沢市民のほぼ9割が、この計画を知りません。大きな会場での、説明会を求めます。

 また、風車による超低周波の影響も懸念されます。健康被害になった場合の責任の所在は何処になりますか?事業者ですか?山形県ですか?米沢市ですか?秋田県では、健康被害者の会もあります。風力発電の影響か、熊が街中にまで多く出没しています。住処を奪われた熊も被害者です。秋田県の状況を検証し、広く米沢市民に、この計画を周知するよう求めます。
 また、新市長は、米沢を母になるなら米沢市、と謳っておられます。
 風力発電の超低周波の影響がある米沢市では、到底子育て環境が良い、とは言えません。私は、こんな土地で孫を育てさせたくありません。
風車のない市町村を娘には勧めます。新市長もお子さんを米沢市へ呼び戻せますか?この自然豊かな米沢市を守る市長でいて欲しいものです。計画が、進む前に早急に米沢市として、建設を撤回するよう、お願い申し上げます!
 全国各地で建設反対運動が起きています。何故でしょうか?良い事であれぱ、起きるはずありません。出羽三山、蔵王は撤回されました。栗子山も、それに続く様、強く強く望みます。どうか、今までの市長とは違い、市民の為の市政を、強く強く希望します。

 (令和6年1月30日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 いただいた手紙を拝見し、本市の区域内で風力発電事業が進むことが、本市に悪影響を及ぼすのではないかと御心配されていることを理解いたしました。

 風力発電事業の全体像についての説明会については、現在本市からも(仮称)栗子山風力発電事業者に説明会開催の検討を申し入れているところです。

 健康被害については、本市の区域内において風力発電施設の影響で体調不良を訴えている方から直接お話もお聞きしております。国内においても、科学的に因果関係が認められ病名がついたものではありませんが、同様の報告例があるということについても承知しているところです。

しかしながら、本市が山形県に対しこの事業についての白紙撤回を求めることは、現在環境影響評価の手続き中であることから難しいところであります。

 本市としましては、ゼロカーボンシティを達成(2050年カーボンニュートラルを実現)するうえでも風力発電は主要な発電供給源となり得るものであり、風力発電事業に期待しているところです。一方で、持続可能な事業とするためには、住民の理解を得ながら環境に配慮していくことも重要であると考えますので、同事業者に対し引き続き、周辺住民に丁寧な説明を行いながら、環境保全を第一として、環境負荷を低減した事業の推進を求めていきたいと考えておりますので御理解いただきたいと思います。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

37.(仮称)栗子山風力発電の事業について

37.(仮称)栗子山風力発電の事業の件について

 
 本件は、準備書段階まで進んでいる案件ではありますが、億単位のお金が動き、米沢市民の土地と自然を利用するにも関わらず、米沢市民の殆どがこの事実を知らず、米沢市議すら知らない状況です。また、風力発電発電建設予定地では、絶滅危惧種であるイヌワシが生息しています。
 この様な状態で、この事業を進めても良いのでしょうか。まずは知るという事が大切だと思います。
事業者であるJR東日本エネルギー開発に、米沢市議、一般市民を含めた広い範囲の方を対象とした住民説明会を開いて頂けます様宜しくお願い致します。
(令和6年1月30日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 (仮称)栗子山風力発電事業に係る環境影響評価の進め方については、環境影響評価法、同法規則等に規定された手続き等に従って進められていると理解しております。

 また、「環境影響評価準備書」の閲覧及び住民説明会の開催については、(仮称)栗子山風力発電事業者では、広報よねざわに開催案内を掲載し周知するなどの対応をしておりましたので、そこでの質疑等については、問題なく対処されているとの認識でいるところです。

本事業が進むうえで、絶滅危惧種の猛禽類や環境への影響を心配されているとのことですが、現在本市からも同事業者側にこの風力発電事業の全体像についての説明会開催の検討を申し入れているところです。

 本市としましては、ゼロカーボンシティを達成(2050年カーボンニュートラルを実現)するうえでも風力発電は主要な発電供給源となり得るものであり、風力発電事業に期待しているところです。一方で、持続可能な事業とするためには、住民の理解を得ながら環境に配慮していくことも重要であると考えますので、同事業者に対し引き続き、周辺住民に丁寧な説明を行いながら、環境保全を第一として、環境負荷を低減した事業の推進を求めていきたいと考えておりますので御理解いただきたいと思います。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


40.小学校の夏休み期間プール解放ついて

40.小学校の夏休み期間プール解放について

 日頃よりお世話になっております。
 米沢市内各小学校の夏休み期間プール解放の復活を強く要望致します。
 
 コロナ前は、夏休み数日間プールの解放がありましたが、コロナ禍を機になしになっています。教員不足問題の為でしょうか?
市営プールはありますが、日中働いている保護者は送迎、付き添いができません。学校のプールが解放されていれば、学童に預けている子どもも、家で留守番をしている子どもも、日中に学区内のプールに行く事ができます。(コロナ前はそうでした。)このままでは、泳げない子どもが増えるのではないでしょうか。
 また、来年度から熱中症対策で夏休みが5日ほど増えると聞きました。暑い日中、近くの公園で遊ぶのも困難となり、室内で過ごすことが増え、運動不足にもなります。プール解放があればそれも解消されますし、子ども同士のコミュニケーションの場ともなり、心身の成長に繋がります。
 コロナ禍によりプール解放がなくなり、夏休みの過ごし方が大きく変わってしまっています。
 また、隣の高畠町は、2年前からプール解放が再開されています。一度やめてしまったものは、なかなか復活されないものだとよく聞きますが、復活を強く要望します。よろしくお願いいたします。
 (令和6年2月15日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 昨年は夏の酷暑が顕著になり、7月に入ると暑さ指数に応じた運動制限を行わなければいけない状況でした。熱中症警戒アラートが発令されると、屋内及び屋外での活動が制限され、水泳の授業では、水中で熱中症になる危険性があるので、短縮や中止せざるを得ない状況でした。また、プールサイドも高温になり、やけどの危険性も生じています。今年も酷暑となることが予想され、その対策として、6月から水泳授業を始めることや水泳授業の時間帯を早めるなどの検討をしております。

 このような現状を踏まえ、夏季休業中のプール内外での熱中症の危険性、学校プールへの行き帰りの安全性の確保について検討を重ねた結果、児童の安全を最優先に考え、今年も夏季休業中のプール開放を行わないこととしました。御理解くださいますようお願いいたします。

この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。



41.スケートボード施設設置について

41.スケートボード施設設置について

 私はスケボーをしている中学三年生です。
 私はスケボーができる場所がなく家の小さい庭でスケボーをしています。庭でスケボーをしていることもあり、うるさいと近所からの苦情が来ます。
こ事は私側が悪いことです。それからは昼間の少しの時間だけスケボーをしています。私は将来スケートマガジンという本に載りたいという夢があります。そのためスケートボードの練習は一時間やそこらじゃ足りません。
 しかしスケートボードの練習をする場所がなく私の夢を叶えることはとても厳しい状態です。これは私の“夢”だけではなく、皆も遊ぶ場所を求めていると思います。以前学校で米沢市に足りないもの、これがあったら米沢市に残りたいと思うものを議題に話し合いをしました。その中で最も多かった意見は「遊ぶ場所」です。
 学校の皆は米沢市に楽しく遊べる場所がないため、残っても面白くないという理由から米沢市から出ていきたいという人が私以外全員でした。
私は米沢市を拠点にプロスケーターになることも夢です。私は将来スケボーに関わる仕事をする!!と心に決めてます。
 そのためスケートボードができる公園や広場、パークなどを作って欲しいです。これは私だけではなく米沢市の子供たち皆も思っています。小さい子どもから大きい大人まで皆が楽しめるパークが欲しいです。寒河江や蔵王にもスケートパークがありますが、行くまでにお金がかかり私たち子供は行けません。米沢にもスケートパークがありますが夜の9時からの営業なので凄く厳しいです。そのため米沢の中に寒河江スケートパークのような公園を作って欲しいです。米沢には土地がたくさんあると思います。私は米沢が大好きで、皆と一緒にいつまでも米沢で楽しみたいと思っています!!なので皆が楽しめる公園やパークの設置をご検討ください。
よろしく御願い致します。
 (令和6年2月15日受付)

市の回答 【担当課:スポーツ課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 まずは、 「私は米沢が大好きで皆と一緒にいつまでも米沢で楽しみたいと思っています‼」とのお手紙、大変うれしく思います。私も市民の皆さまから色んな御意見をいただいておりますが、 公約のひとつに 「子どもの遊び場・スポーツ施設の整備、全世代が楽しめる『憩いの場』とします」と掲げており、スポーツ環境は、本市の未来を築いていく子どもたちの健やかな成長のためにも非常に大事なものであり、子育て環境のひとつであると認識しております。

 しかし、 スケートパークの建設に関しまして、回答の繰り返しとなってしまいますが、残念ながら今のところ建設の予定はございません。その理由としては、市営野球場や市営プールなど既存のスポーツ施設の老朽化が進んでいるため、その施設の改修等を優先して進め、利用者の皆様に安全に安心して御利用いただけるようにしなければならないためです。

 また、スポーツ施設の新設等の要望は様々な競技団体などからもいただいており、本市としましては、スポーツ施設を含めた公共施設のあり方について総合的に検討して進めているところですので御理解をお願いいたします。

 今後も、お手紙にあるように「私は米沢が大好き」と多くの市民の皆さんに言っていただけるような、 まちづくりを進めていくとともに、 夢の実現を応援しております。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

42.除雪及び小学校の統合について

42.除雪及び小学校の統合について

 回答の手紙届きました。多忙な中ご回答いただきありがとうございます。 除雪に関しましては今年は雪が少ないこともありましたが、今年の積雪量ですらやはり相生町や城北等でのメイン道路の道幅の減少が目立ち、登下校の子供たちとすれ違う際に危険を感じる場面が多くありました。委託業者との作業効率の見直しを期待します。 統合に関してですが、たとえ月1回したとしても学校での交通教室の実施では、毎日の登下校での実践を補填できるとは思えません。 また体力面でご家庭にも協力とありましたが、もちろんできる事はしますが、共働きで夜しか時間が取りにくい為、そんなに頻繁に外へ遊びに連れていく事は難しいですし、習い事なども今の物価高でそっちにお金を回すほどの余裕が今の段階ではありません。 多様性をつけるために人数がある生活が大切な意見は賛同しますしわかりますが、小学生で必ず経験したほうがいいことではないと思います。中学生や高校でもできることであり、いきなり大人になったときに必要な事を経験させても、個性や大人では育めない物を段階的に成長させ社会に出るための基礎を学ぶに当たり、人数が多いことは引っ込み思案な子だったり、自分の考えを発言したりする事が苦手な子が多くなってきていると感じる現代ではハードルが高いように思います。 幼稚園から上がったばかりの子たちに、相手を思いやる気持ちや、意見を共有したり発信することを学ぶのに人数が少ないところから進めたとしても、中学校等で大人数になったときに子供たち一人一人が集団生活に馴染むだけのスキルを身に着けていければ、自分で考えて行動することにも繋がり、小学生の6年間が活かせる大人になれるのではと思います。 義務教育が9年と高校も含めれば12年間もあるのでしたら、大人になってから必要っていうことから入るのではなく、まずは身近なお友達との関わり方や、接し方を学び、個人差がある子供たちの成長に合わせた教育をする期間があっても子供一人一人の可能性や個性を成長させるのに将来役立つと思います。 お金も関わってくることだと思うので、運営も大変だとは思いますが、小学校に限り現状維持をしていただき、コミュニケーションを取りやすい環境と、他人と関わる大切さや楽しさを学べる場にしてほしいです。 
 (令和6年2月15日受付)

市の回答 【担当課:学校教育課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 今年は例年になく少雪ではありますが、一時的な大雪の際は、道路が狭くなり歩行車や車のすれ違いができないなど、市民の方には、大変ご不便をおかけした期間もあったと思います。

 委託業者との作業効率の見直しですが、来年度から、除雪車の作業状況を見えるシステムを導入するとともに、引き続き、除雪委託業者との意見交換を行い、丁寧で効率的な除雪に努めてまいります。

 
 次に、統合に関する御意見について回答いたします。
 令和5年度は小学校の適正規模の基準について見直しを行っており、これまでの「1学年2学級以上、全体で12学級以上」の基準に加え、新たに「1学年1学級以上、全体で6学級以上」といった小学校の規模を認める基準を追加しました。

 これは、児童数の減少により学校が小規模化している状況にある中、各児童が持っている一人一台端末を活用した小学校同士の合同授業の実施や、小学校と中学校とが連携した交流を活発に行う等の取り組みを推進することにより、子供たちの多様な人間関係作りの機会の創出が可能であると認められる場合には、「1学年1学級以上、全体で6学級以上」の小学校規模を維持できることとしたものです。

 統合は、複式学級が見込まれることになった段階で、小学校保護者及び地域の方々と再編統合に向けた協議を開始することとしています。この度の見直しの時点において、南原小学校について複式学級の編制とならざるを得ない状況は認められませんでしたので、南部小学校との統合の検討は当面の間は必要ないものと考えております。

 なお、詳細につきましては、米沢市教育委員会ホームページにて「米沢市立学校適正規模・適正配置等基本計画(案)」を公開しておりますので御覧くださいますようお願いいたします。


43.蓄電池の補助金について

43.蓄電池の補助金について

  山形県の太陽光、蓄電池設置の補助金ですが、米沢市はないのでしょうか?
他の市町ではあるようですが、今年度の予算には組み込まれないのでしょうか?
  (令和6年3月4日受付)

市の回答 【担当課:環境生活課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

太陽光発電や蓄電池といった二酸化炭素排出量の抑制に資する設備の導入は、地球温暖化対策につながるとともに、災害対策の向上にも貢献するものと認識しております。

 本市では、現在、太陽光パネル、蓄電池設置への独自の補助金制度は設けていないことから、山形県の補助金制度(やまがた未来くるエネルギー補助金)を御活用いただくよう御案内しているところです。

この他、本市独自補助制度として、森林資源の循環及び市民の木材利活用に対する意識向上を図るため、住宅等に木質バイオマス燃焼機器(ペレットストーブ、薪ストーブ等)を購入及び設置する事業に補助金を交付し、再生可能な木質バイオマス資源のエネルギー利用の促進を図っています。

 また、住宅の寒さ対策・断熱化(ヒートショック対策)断熱効率を向上させて、エネルギーの消費を抑制する住宅のリフォーム等工事のための補助金制度も実施しています。

 
 現在、山上、万世、上郷、窪田地区の4地区をモデル地区に選定し、国の脱炭素先行地域事業補助金の獲得に向けた計画づくりを行っており、その中で太陽光発電の導入や蓄電池の設置に向けた補助金等の制度を検討しています。また、財源を確保するため、この他の国の補助金も活用し、本市全域を対象とした市民向けの補助制度等の拡充を検討したいと考えています。

この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。


44.県道(米沢高畠線)への信号機の設置について

44.県道(米沢高畠線)への信号機の設置について

  市役所の前の道路が4車線になったために、東から来る車が詰まらず、ヤマザワ花沢のところの信号、市役所の方からから来て右に曲がるのに全然曲がれません。
 右折信号付けるなどしてもらいたいです
  (令和6年3月14日受付)

市の回答 【担当課:土木課】

 この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。

 右折信号設置の要望について、設置の可否は警察によって判断されます。

 この判断基準として、例えば、青信号や信号の変わり目において、右折車両が曲がりきれずに留まってしまい、それが常態化して渋滞の原因となる場合や、右折需要が少ない交差点に右折矢印信号を設置すると、右折以外の交通に渋滞が発生することがあることから、他方向の交通量も考慮するなどし、設置の可否を判断しているとのことです。

 このことから、現在、要望の交差点は右折レーンが設置されており、渋滞も発生していないため、御要望の右折信号設置は難しいものと考えられますので、今後も、余裕を持った安全運転に御協力いただければと思います。

 この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。



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