高齢者を介護している家族に対する支援を通じて、介護負担の軽減等を行い、高齢者とその家族ができる限り在宅生活を継続できるよう支援しています。
詳細については、それぞれの事業紹介ページを御確認ください。
1 高齢者向け事業
認知症などで、徘徊等により行方不明になる可能性がある方が、氏名・特徴・写真などの情報をあらかじめ登録しておくことで、早期発見に役立てる制度です。
申請後は、米沢警察署と担当する地域包括支援センターへ写しを提供します。
また、同意をいただいた方については、担当の民生委員へも情報を提供することで訪問活動等に役立てるとともに、地域での見守りの強化につなげます。
認知症など心身機能の低下した高齢者を早期発見するとともに、孤独感を緩和し安心した生活の継続を支援するため、見守り訪問員を配置し、週1回程度、介護保険サービスを利用していない高齢者世帯等への訪問を実施します。
週1回程度、安否確認を行ったり、短時間の話し相手になります。
認知症初期集中支援推進事業
認知症が疑われる人等に対し、適切な医療・介護サービスにつなげていくための医師をはじめとした専門職による支援チームを米沢こころの病院に設置し、地域包括支援センターからの相談対応や助言・指導のほか個別事例対応等、必要な支援を実施します。
寝たきり高齢者などに対して、紙おむつ給付券を支給します。
単身高齢者などの家庭に緊急通報機器を設置し、家庭内での急病、事故などにより救援を必要とする場合、機器を通じて通報します。
ホームヘルパーが提供しない軽易なサービスの提供を行います。
高齢者宅を訪問し、乳酸飲料等を支給することにより安否確認を行います。
高齢者が冬期間(12月~3月)でも支障なく自立した生活が営めるように除雪援助員を派遣し、生活道を確保します。
住居の屋根の雪下ろしなどを自力で行うことが困難な単身高齢者等に対して、冬期間(12月~3月)の間に、雪下ろしに要した費用の一部について助成金を交付します。
同じ月に利用したサービスの利用者負担を世帯合算して、上限額を超えたときは、申請により超えた分が「高額介護サービス費」として後から支給されます。
2 家族介護者等向け事業
家族介護者を介護から一時的に解放し、相互交流を図る機会をつくります。
認知症地域支援推進員は、認知症の方や、そのご家族が安心して暮らせる地域づくりを行うために、地域の皆さんや認知症サポーター、医療や介護の専門職など、様々な方と連携・協力しながら、認知症になっても安心な米沢を目指し活動しています。
認知症地域支援推進員は各包括支援センターに配置されています。認知症に関してお悩みの方や相談したい方はお住いの地域を担当している地域包括センターにご相談ください。
地域包括支援センター
在宅の高齢者が、一時的に居宅での生活が困難な場合などに、短期間施設に入所することで高齢者及びその家族を支援します。
認知症に関する基礎的な知識、認知症の人の気持ちや接し方を学ぶことができます。
高齢者の消費者被害の現状や、身近な生活の中から消費者被害に「気づき」、「声をかけ」、「相談につなぐ」という具体的な流れについて学ぶものです。
3 相談窓口
高齢者等が住み慣れた地域で安心して尊厳あるその人らしい生活を継続できるよう、高齢者等の地域住民の総合相談、権利擁護や地域の支援体制づくり、介護予防に必要な援助等を通じ、地域包括ケアの推進を図っています。
地域包括支援センター
厚生労働省関連ページ
仕事と介護の両立 ~介護離職を防ぐために~