(令和4年6月8日更新)
近年、気候変動の影響により、災害の頻発化、激甚化が懸念されています。しかし、水害は、迫りくる危機を事前に予測することができる災害です。つまり、洪水などの水害が発生するまでに準備や安全な場所へ避難する時間があるということです。この時、「自分がどのように行動するか」を自分自身で考え作成する防災行動計画を「マイ・タイムライン」と言います。
災害から自分たちの命を守るため、自分の逃げ方を確認し、家族と共有しておきましょう。
マイ・タイムライン
マイ・タイムライン様式【PDF:152KB】
マイ・タイムラインの作り方
その1 逃げる場所を決める
「避難」とは、難を避けることであり、安全な場所にいる人は避難場所に行く必要はなく、安全な親戚や知人宅も避難先になります。家族の状況や自宅が被災する可能性を十分に確認し、避難先を決めましょう。
1.市が指定した避難場所への立退き避難
2.安全な親戚・知人宅への立退き避難
3.安全なホテル・旅館への立退き避難
4.屋内安全確保(垂直避難)
(1) 土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域に入っていないこと
(2) 浸水深より居室が高いこと(自宅2階など)
(3) 水がひくまで我慢でき、飲料水・食料などの備えが十分であること
その2 防災マップ(洪水ハザードマップ)を確認する
市が作成した防災マップを利用し、自宅など日頃いる場所や避難予定場所、避難場所までの経路の浸水深を確認しましょう。また、国土交通省が作成した「重ねるハザードマップ」を見てみましょう。浸水継続時間も確認できます。
>米沢市防災マップ
>国土交通省ハザードマップポータルサイト
その3 行動を考える
警戒レベルごとに、レベル1からレベル5の時点で自分自身がどのような行動をとるか考えて記入してみましょう。
例えば
- 避難する方法を決める
- 携帯電話を充電する
- 車のガソリンを満タンにする
- 作成したマイ・タイムラインを確認する
- 家族や親戚に電話する
- 非常持ち出し品や常備薬などを確認する
- ペットの餌やトイレマットなどの必需品を準備する
など
その4 正しい情報の入手先を確認する
災害時は、人々の不安に乗じてデマが拡散されます。不確かな情報に惑わされることのないように、正しい情報の入手先を日頃から確認してください。
>災害情報の収集
>災害時に便利な防災アプリチラシを作成しました