【審査の概要 令和元年6月定例会】

地域医療

令和元年6月定例会
   民生常任委員長報告
       令和元年6月20日 開会
       令和元年6月28日 報告


 ご報告申し上げます。
 去る6月10日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案4件であります。
 当委員会は、議会日程に従い、20日の午前10時から委員会室において、全委員出席のもと、関係部課長の出席を求め、開会いたしました。
 以下、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。

 初めに、審査に先立ち「議第25号 米沢市すこやかセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」に対する市長からの議案の訂正の申し出について、当局から説明がありました。
 訂正の内容は、別表すこやかセンター使用料中、第2会議室及び第3会議室の使用料及び冷暖房料の記載に誤りがあったとするものであります。
 本申し出については、質疑もなく、全委員異議なく、承認すべきものと決しました。

 次に、『議第23号 米沢市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について』でありますが、本案は、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴い、駐車場の使用に係る使用料の額を改定するほか、規定の整備を図ろうとするものであります。
 本案に対し、委員から、定期券を消費税増税前に購入していた場合、増税後に増税分の使用料を支払う必要があるのかとの質疑があり、当局から、定期券を購入する時点の消費税率が適用されるため、増税後に増税前の使用料との差額を支払う必要はないとの答弁がありました。
 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、『議第24号 米沢市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について』でありますが、本案は、災害援護資金の貸付けを受けようとする者が保証人を任意で立てることができるようにするとともに、災害援護資金の利率及び償還方法を改めるほか、規定の整備を図ろうとするものであります。
 本案に対し、委員から、災害援護資金の貸付けの際、保証人を立てない場合における市長が規則で定める利率は、どの程度を考えているかと質され、当局から、都道府県社会福祉協議会が行っている生活福祉資金貸付制度及び東日本大震災の特例法を参考として、利率を年1.5%にしたいと考えているとの答弁がありました。
 また、委員から、今回の改正から、保証人を立てなくても災害援護資金の貸付けを受けることができるようになるが、貸付けを受けようとする方は災害に遭われ、災害援護資金を受けられないと生活の立て直しができない状況にある。社会福祉制度として低所得者世帯や高齢者世帯のことを考慮するのであれば、もっと低い利率とするか、利息を取らないことも検討していただきたいとの要望がありました。
 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、『議第25号 米沢市すこやかセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について』でありますが、本案は、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴い、すこやかセンターの使用に係る使用料の額を改定するとともに、施設の使用区分のうち午前、午後又は夜間の区分を時間単位に変更しようとするものであります。
 本案に対し、委員から、現在はそれぞれの使用区分間の1時間が使用できなかったが、改正後はその間も使用できるようになるのかとの質疑があり、当局から、使用区分を時間単位に変更することで、今まで使用できなかった時間も貸出し可能となり、使用できることになるとの答弁がありました。
 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、『議第26号 米沢市立病院使用料及び手数料条例の一部改正について』でありますが、本案は、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴い、市立病院の診療等に係る使用料及び手数料の額を改定しようとするものであります。
 本案については、とりわけ質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、当委員会に付託されました議案4件の審査の経過と結果を申し上げ、委員長報告といたします。

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