学校教育の一環として行われる部活動においては、生徒の多様な体験を充実させたり、健全な成長を促したり、自己肯定感を高めたりするなど、教育的意義が大きい活動である。
しかしながら、部活動の過熱化による長時間の活動がもたらす生徒への身体的・精神的負担や教員の業務負担の軽減の観点からも、望ましい部活動環境の構築が求められている。
「米沢市における部活動の在り方に関する方針」は、運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(平成30年3月策定・公表)と山形県における運動部活動の在り方に関する方針(平成30年12月策定)及び、文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(平成30年12月策定・公表)と山形県における文化部活動の在り方に関する方針(令和元年7月策定)に基づいて策定をしたものである。本市の生徒が心身の調和のとれた発達をし、家族との団らんや地域活動の機会を尊重できるよう、市、学校、家庭、地域のスポーツ関係者等が連携を図りながら、望ましい部活動の在り方を定めるものである。