今回のタイトルは「米沢をおもしゃぐする条例つくっぺ」。行政が行う業務の多くが、憲法、法律、条例等に基づいていますが、条例については、議員発議という形で市民の意向を汲み上げ、作ることができることもストーリーに織り込みました。
『一所懸命議員』の中学生の息子が修学旅行で東京巡りをした際に、歴史大好き・米沢の大ファンというバスガイドさんに出会い衝撃を受けます。自分たちが知らなかった米沢の歴史や偉人のことを熱く語られ、中学生たちは「米沢がそんなにすごい町だったとは!」と目を輝かせます。旅行から帰った息子はこの話を議員である父に伝え、米沢が素晴らしい歴史の町であることを市民みんなが共有することはできないか、と訴えます。
議員は平成26年の9月議会で議決した「おしょうしな乾杯条例」のことを思い出し、これに続く議員発議の条例として「米沢の誇りを語ろう条例」を作ろうと委員会で提案する、というお話です。
劇の後には生徒たちから様々な質問を受ける時間を設定しました。ある学校では次々と質問が寄せられ予定時間内に収まらない一幕も。
最後は、投票用紙に見立てた紙に書かれたアンケートに回答、感想を記入し、本物の投票箱に入れる体験もしていただきました。
各校とも「理解できましたか?」の項目に対しては8割以上の生徒が理解できたと回答。感想文も下記で紹介しているような素晴らしい内容のものがとても多く寄せられ、大きな手応えを感じたところです。
この度も教育委員会や選挙管理委員会、校長先生をはじめ教職員の皆様にご理解とご協力をいただき開催できましたことに御礼申し上げます。
これまでの内容の見直しや反省を踏まえ、参加する生徒にとってより良い時間となるように教育委員会等と話し合い、より深く、より充実した事業となるようにしていきたいと考えています。
<中学生の感想>
第一中学校 第二中学校 第三中学校 第四中学校 第五中学校
第六中学校 第七中学校 南原中学校