このかみしばいは、主に小学校低学年の子どもたちを対象とした消費者教育教材です。
山形県の郷土料理であり、子どもたちにも身近な「いも煮」を題材に取り上げています。
白鷹町で生産されている深山和紙等を使い、ちぎり絵で制作しました。
このかみしばいは市立米沢図書館で貸し出しをしています。
★本教材は、公益財団法人消費者教育支援センターが主催する「消費者教育教材2018」の行政部門において、「優秀賞」を受賞しました。

・公益財団法人 消費者教育支援センター ホームページ(外部リンク)
ストーリー
今日は河原でいも煮会です。ぼくがいも煮を食べようとしたとき、お椀の中から何やら楽しそうな声が聞こえてきました。
「よねじいちゃんの畑からトラックに乗ってやってきた」とさといもくん。
「ざわばあちゃんがおいしくなれよと土をかぶせてくれた」とおネギちゃん。
ぼくは、いつも食べているものが、この土地でいろんな人たちが大事に育ててくれたことに気づきます。
かみしばいのねらい
- 普段、当たり前に食べているものの背景に、生産者の想いや愛情が込められていることに気づく
- 地元の生産者に感謝し、これからも郷土を大切にしていこうとする気持ちを育む
- 地元のものを選ぶことにより、生産者への応援になっていること、消費者の商品を選択する視点として重要であることに気づく
かみしばいのシナリオ面にはねらいを記載し、聞き手だけではなく、読み手にも消費者教育の理解を促すようにしています。
教材データ

消費者教育かみしばい「んまいものにはワケがある!おいしい『いも煮』がとどくまでの巻」【PDF】
本教材の著作権は米沢市に帰属していますので、無断転載、コピー、複製を禁じます。
制作について
このかみしばいは、米沢市が公益財団法人消費者教育支援センターに委託した事業において公募して集まった「米沢市子どもの自立を支える消費者教育プロジェクト」(愛称:エシカルYonezawa)のメンバーが制作したものです。


かみしばい実演イベント
平成30年2月4日(日)にかみしばいの実演イベントをナセBAで開催しました。
当日は、エシカルYonezawaメンバーによるかみしばいの実演、ちぎり絵の原画等の展示を行いました。
読み聞かせの様子
保育園や幼稚園などの協力を得て読み聞かせを行いました。
かみしばいの読み聞かせの後、読み手の人から「どうだった?」とお話を振り返りながら、子どもたちに問いかけてもらいました。
正和子どもの家
みんな大好きないも煮のかみしばいに、耳を傾けていました。

九里幼稚園
「この前のお休み町内でいも煮会だった」「家では大根を入れるよ」「このあとカレーとうどんを入れるよ」など盛り上がり、これからある運動会の後のいも煮会がますます楽しみの様子でした。
