【審査の概要 平成30年9月定例会】

平成30年9月定例会
   総務文教常任委員長報告 
      平成30年9月18日 開会
      平成30年9月28日 報告



 ご報告申し上げます。
 去る3日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案3件、請願1件であります。
 当委員会は、議会日程に従い、18日午前10時から委員会室において、全委員出席のもと、関係部課長、参考人及び紹介議員の出席を求め開会いたしました。
 以下、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。


 初めに、『議第61号 市有財産(スクールバス)の取得について』でありますが、本案は、次年度に米沢市立南原中学校と米沢市立第二中学校が統合することに伴い、生徒の通学の負担を軽減し安全な通学を支援することを目的としてスクールバスを運行しようとするものであります。
 契約につきましては、指名競争入札による物品購入契約とし、2業者による入札を行った結果、米沢市中田町字高橋弐(に)654―1太平興業株式会社米沢支店 支店長 古瀬公雄(きみお)が18,908,640円で落札し、仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。
 本案に対し、委員から、スクールバスの発着場所を予定している米沢地方森林組合において自転車を利用する生徒の自転車置き場をどう考えているか質され、当局から、米沢地方森林組合では駐輪スペースも確保できることを確認しているとの答弁がありました。
 また、委員から、スクールバス利用と、民間の路線バス利用とを比べると、スクールバス利用の方が年間約1,000万円多く費用がかかる想定だが、将来の路線バス利用の検討はするのかとの質疑があり、当局から、現時点では路線バス利用の生徒数の見込みが100名近いため、路線バスの乗車定員の問題や、バスの運行時刻の変更、多くの生徒が安全にバスを待てる場所がないことなど課題が多いことからスクールバス購入を判断した。しかし、今後の生徒数の減少も見込まれることから継続してバス事業者と話し合い、路線バス活用の可能性の検討は続けたいとの答弁がありました。
 さらに、委員から、市内の中学生が路線バスで通学している場合の費用負担について質され、当局から、今までの経過からそれぞれの学校で基準を定めて通学距離等により様々な補助割合で補助しているとの答弁がありました。
 また、委員から、来年度から統合される第二中学校への通学については、スクールバスの利用が全額無償で、ほかの学校では、条件によって路線バスでの通学が有償なのは公平性に欠けるのではないかと質され、当局から、なるべく同じ条件にする必要があると考えており、それぞれの要綱等の見直しをしたいとの答弁がありました。
 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、『議第62号 米沢市立学校の設置等に関する条例の一部改正について』でありますが、本案は、米沢市立関根小学校板谷分校並びに米沢市立南原中学校及び米沢市立南原中学校綱木分校を廃止するほか、規定の整備を図ろうとするものであります。
 本案に対し、委員から、板谷分校の廃止の経緯について質され、当局から、地元との協議の中で、施設の老朽化や冬場の落雪の不安などから廃止の方向となったとの答弁がありました。
 また、委員から、ほかの休校中の分校の今後の取り扱いについて質疑があり、当局から、米沢市公共施設等総合管理計画等に休校中の分校の廃校に向けた取り組みを盛り込んでおり、早急に地元の状況などを確認しながら廃校に向けた手続きを進めたいとの答弁がありました。
 本案については、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、『議第63号 米沢市議会議員及び米沢市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正について』でありますが、本案は、公職選挙法の一部改正に伴い、米沢市議会議員の選挙において、候補者の選挙運動用ビラの作成について公営としようとするものであります。
本案に対しては、とりわけ質疑もなく、意見もなく、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、請願第3号『ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書提出方請願』でありますが、本請願は、インターネットを利用したライドシェアの容認を求める動きが活発化しているが、安全の確保や、利用者保護等の観点から大きな問題を生じる懸念があることから、その容認をしないことなどを求める意見書を関係機関に送っていただきたいとするものであります。
 審査に先立ち、参考人及び紹介議員から補足説明を受け、審査に入りました。
 本請願に対し、委員から、県内でのライドシェアの現状について質され、参考人から、県内では、まだライドシェアの進出は確認されていないとの答弁がありました。
 また、委員から、タクシードライバーの人材確保の状況について質され、参考人から、タクシー業界は深刻な人手不足で、若い人の新規雇用も少ないことから高齢化が進んでいるとの答弁がありました。
 さらに、委員から、相乗りなどで安価に移動手段を確保したいというニーズへの対応について質され、参考人から、そうしたニーズに対応する方向性を地域公共交通会議の中で話し合うことが重要になるとの答弁がありました。
 また、委員から、安全を担保する法整備を前提に、ライドシェアの参入も許容できないかとの質疑があり、参考人から、ライドシェアは、最初過疎地で参入の機会をうかがい、参入出来たらもうからない地方からは撤退し、もうかる大都会に向かうのが目に見えており問題があるとの答弁がありました。
 さらに、委員から、ライドシェアの危険性を一般の人に知らせる取り組みについて質され、参考人から、ライドシェアが安心・安全を担保しない形態であることを情報発信していきたいとの答弁がありました。
 本請願については、意見はありませんでしたが、採決に当たっては異議がありましたので起立による採決を行った結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。


 以上、当委員会に付託されました議案3件、請願1件の審査の経過と結果を申し上げ、委員長報告といたします。

このページの作成・発信部署

米沢市議会事務局

(庶務係、議事調査係)
〒992-8501 山形県米沢市金池五丁目2番25号
電話:0238-22-5111 FAX:0238-24-8765
メールアドレス:gikai@city.yonezawa.yamagata.jp