平成30年度、令和元年度に「健康長寿日本一」を目指したまちづくりの事業の一環として、市内の中学校からモデル校を選定し「減塩教育」を実施しました。
目的
高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの病気の予防には、食事からの塩分摂取量を減らすといった、生活習慣の改善を図ることが重要となります。このことから、健全な体を育み、適切な食習慣を身に付けていく大切な時期である中学生を対象とし、減塩教育を実施することで、自分で適切な食習慣を選択する力をつけてもらうことを目的としています。
事業の内容
尿検査
尿を分析し、推定1日食塩摂取量を測定します。(2回実施)
中高生用簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ15y)による調査
中高生用簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ15y)とは、質問票を用いて、エネルギーや栄養素、食品の摂取量を推定するものです。(平成30年度は1回、令和元年度は2回実施)

県立米沢栄養大学の先生から、減塩教育をする意義やこの食事調査を自分の食生活を振り返る機会としてほしいとの説明がありました。

自分の食生活を振り返り、何をどれくらい食べていたかを回答します。
健康講話
尿検査や中高生用簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ15y)の結果を説明し、食塩摂取に関する講話を実施しました。
平成30年度中学生を対象とした減塩教育(1回目健康講話)

尿検査や食事調査の結果や減塩のポイントについての講話がありました。
平成30年度中学生を対象とした減塩教室(2回目健康講話)
これまでの調査の結果や、日常生活に役立つ減塩のクイズを実施しました。
令和元年度中学生を対象とした減塩教室

1回目の尿検査と食事調査の結果の説明や減塩に役立つクイズを実施しました。
アンケート
本事業の結果を検証するために生徒と保護者に向けアンケートを実施しました。
結果について
平成30年度
平成30年度米沢市健康のまちづくり推進事業「中学生を対象とした減塩教育」報告書概要版(PDF)
平成30年度米沢市委託事業米沢市健康のまちづくり推進事業「中学生を対象とした減塩教育」報告書(平成31年1月 山形県立米沢栄養大学)(PFD)
令和元年度
令和元年度米沢市健康のまちづくり推進事業「中学生を対象とした減塩教室」報告書概要版(PDF)
令和元年度米沢市委託事業米沢市健康のまちづくり推進事業「中学生を対象とした減塩教室」報告書(令和2年3月 山形県立米沢栄養大学)