(令和5年9月6日更新)
米沢市は、山形県置賜地域の3市5町の枠組みで定住自立圏構想を推進するため、平成30年2月26日に中心市宣言を行いました。
このページでは、その進捗状況等をお知らせします。
定住自立圏構想について
我が国は、今後、総人口の減少及び少子化・高齢化の進行が見込まれています。今後は、三大都市圏でも人口減少が見込まれますが、特に地方においては、大幅な人口減少と急速な少子化・高齢化が見込まれています。
このような状況を踏まえ、地方圏において安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にもそれぞれのライフステージやライフスタイルに応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出することが求められています。
定住自立圏構想は、市町村の主体的取組として、「中心市」の都市機能と「近隣市町村」の農林水産業、自然環境、歴史、文化など、それぞれの魅力を活用して、NPOや企業といった民間の担い手を含め、相互に役割分担し、連携・協力することにより、地域住民のいのちと暮らしを守るため圏域全体で必要な生活機能を確保し、地方圏への人口定住を促進する政策です。
定住自立圏構想の詳細(総務省)(外部リンク)
定住自立圏の形成について
定住自立圏を形成するための流れは以下のとおりです。
- 中心市宣言
中心市としての要件を満たす市が、圏域としての必要な生活機能の確保に関して中心的な役割を果たす意思を有することを明らかにするため、必要な事項を記載した書面(中心市宣言書)を作成し、公表します。詳しくはこちらをご覧ください。
- 定住自立圏形成協定の締結
中心市宣言を行った中心市と、その近隣にある市町村が、人口定住のために必要な生活機能の確保に向けて、それぞれの市町村議会における議決を経て、個別に協定を締結します。協定には、連携・協力していく取組内容や役割分担を明示します。詳しくはこちらをご覧ください。
- 定住自立圏域共生ビジョンの策定
定住自立圏形成協定の締結により形成された圏域の将来像や協定に基づき推進する具体的な取組について記載するもので、民間や地域の関係者との検討を経て、中心市が策定します。
- 定住自立圏域共生ビジョンの策定に基づく事業の実施
定住自立圏共生ビジョンに基づき、中心市と近隣市町村が役割分担を行い、具体的な取組を行います。
置賜定住自立圏共生ビジョン
米沢市は、平成31年3月に平成31年度からを計画期間とする「置賜定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
共生ビジョンは、平成30年6月に締結した定住自立圏の形成に関する協定に基づき、置賜地域における定住自立圏の将来像や、その実現のために置賜の3市5町が連携して推進する具体的な取組内容をまとめ、中心市が策定し公表するものです。
米沢市と周辺2市5町は協力関係を一層強め、今後、共生ビジョンに基づく連携事業を本格的に推進していきます。
なお、共生ビジョンは、必要に応じて所要の変更を行うこととなっています。
共生ビジョン
共生ビジョン
共生ビジョン概要版
策定にあたり置賜定住自立圏共生ビジョン(案)のパブリック・コメントを実施しました
パブリック・コメントについてのページ
共生ビジョン懇談会
置賜定住自立圏構想の推進のため、置賜圏域の将来像、連携する取組の実施スケジュール等を記載した「定住自立圏共生ビジョン」を策定又は改定するにあたり、各分野に関する有識者、圏域の住民などで構成する「共生ビジョン懇談会」を設置し、検討を行っています。
令和5年度
過年度の開催状況はこちらをご覧ください。