新水道事業ビジョン
(令和4年3月11日更新)
本市の水道事業は、大正14年の創設以来、昭和27年から8次にわたる拡張事業を重ね、生活環境の向上や産業の発展を支えてきました。
この間、本市の水需要は経済成長や人口の増加などにより順調に伸び続けてきましたが、環境保全意識の高まりに伴う節水型社会の構築や近年の人口減少などを背景とした水需要の低迷による料金収入の減少に加え、老朽化した施設や管路の維持、更新などの施設整備事業に莫大な費用が見込まれるなど、現在の水道事業を取り巻く環境は厳しさを増しています。
本市水道事業では、安心・安全な水道水の安定した供給や健全経営を維持するため、平成19年度に「米沢市水道ビジョン」を策定しこれを推進してきましたが、将来的にも持続可能な水道事業を構築するため、国が示した新たな理想像を踏まえ新たな水道事業ビジョンを策定し、社会情勢の大きな変化に対応し、事業運営の課題を克服しながらお客さまとともに歩み続ける水道事業を目指します。