奥羽新幹線とは?
政府は、国土の総合的な発展に資するものとして、フル規格新幹線の路線を定めた基本計画を昭和47年と同48年に策定しています。
このうち、昭和48年の基本計画に、本県を通るフル規格新幹線として、「奥羽新幹線」(福島市~秋田市)と「羽越新幹線」(富山市~青森市)が定められています。
フル規格新幹線とは、主な区間を時速200km以上で走り、踏切を設けない直線的なルートによる新幹線で、速達性の向上のほか、雪などの輸送障害にも強く、高い安全性、安定輸送が期待されます。


※他のフル規格新幹線を参考に試算したイメージです。最短の所要時間を記載。
今こそ求められるフル規格新幹線
東日本大震災では、太平洋側の鉄道に代わり、日本海側の鉄道が東北と首都圏や西日本とを結ぶ重要な役割を果たしました。こうした経験を踏まえると、日本海側の奥羽・羽越新幹線の整備によって高速交通ネットワークの代替機能を確保することが非常に重要です。
また、昭和47年に基本計画に位置づけられた九州、北陸、北海道の各新幹線は次々とフル規格で開業し、首都圏などとの移動時間が短縮され、観光客が増加しているほか、観光客の行動範囲も広がる傾向にあります。
このように、フル規格新幹線の整備は沿線地域に幅広く交流の活性化をもたらすと期待されるため、本市しても整備実現に向けた取組みを展開していきます。

米沢市奥羽新幹線整備実現同盟会
平成28年6月20日、奥羽新幹線の整備実現を目指す「米沢市奥羽新幹線整備実現同盟会」を設立しました。同年5月に山形県で「山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」が発足しましたが、市町村レベルではいち早い結成となります。山形県の南の玄関口として、官民一体となって、早期の整備実現に向けた機運を高めていきます。
昭和47年に政府の基本計画に位置づけされた新幹線の中で最も早く開業した路線でも、基本計画から開業まで約38年の期間を要しています。そのため、当会の活動も長期的な活動となりますが、継続的に国土交通省等への要望を行うほか、市民への情報発信など、地域の一層の盛り上がりを図りながら、山形県や県内各地域の同盟会と連携し、フル規格奥羽新幹線の早期実現に向けた運動を推進していきたいと考えています。
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設立総会の様子 |
総会後のキックオフイベントでは、
参加者全員で力強く勝ちどきを上げた |
同盟会パンフレット【PDF】
PR用名刺をご活用ください。
ダウンロード名刺【パワーポイント 278KB】

【注意事項】
・このPR用名刺は「山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」が作成したものです。
・ロゴマークのデザイン変更はできません。
・レイアウト(縦書き・横書き)の変更やスローガンの変更は可能です。 |