【審査の概要 平成25年9月定例会(議第83号)】

平成二十五年九月定例会
 産業建設常任委員長報告
       平成二十五年九月三日 (開会)
       平成二十五年九月九日 (報告)



 ご報告申し上げます。
 去る三日の本会議におきまして当委員会に付託されました案件は、議案五件であります。
 当委員会は、議会日程に従い、委員会室において、全委員出席のもと、関係部課長に出席を求め、開会いたしました。
 本日は、付託議案五件のうち、三日に審査いたしました、議案一件、議第八十三号の審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。


 議第八十三号『米沢市新文化複合施設新設建築工事請負契約の締結について』でありますが、この工事は、町なかに図書館と市民ギャラリーの合築()施設「新文化複合施設」を整備するものであり、新文化複合施設(棟)のほか、駐車場棟を建設しようとするものであります
 契約につきましては、随意契約とし、「金子・網代・白井()特定建設工事共同企業体 代表者 米沢市城北二丁目一番十七号 金子建設工業株式会社 代表取締役 金子尚人」と、契約金額十九億七千百九十万円で仮契約を締結したので、本契約を締結しようとするものであります。
 本案に対し、委員から、入札不調後、随意契約により契約を締結することとした根拠は、地方自治法施行令第百六十七条の二第一項第六号「競争入札に付することが不利と認められるとき」に該当し、及び、入札価格と予定価格との差の割合が随意契約に移れる割合であったからとあるが、その割合に法的な根拠があるのかとの質疑があり、当局から、その割合には法的な根拠はないが、本市の入札執行要領で定めている基準を準用したもので、今回の工事に限って改めて定めた基準ではないとの答弁がありました。
 また、委員から、新文化複合施設は合計で約二十七億円もの巨費を投じる建物となることから、愛される図書館という大前提をもって事にあたり、建設に反対された市民の方々にも、今後の進め方について、丁寧な説明をすべきではないかとただされ、当局から、施設の管理運営の中で、多くの方々が利用しやすい、行ってみたいという施設にすることが次の重要な課題と理解しており、今後も様々な手段を使いながら丁寧に説明してまいりたいとの答弁がありました。
 さらに、委員から、工事の入札が不調になった際の入札価格と予定価格との乖離(約三億円について、最低価格で入札した業者と協議し、随意契約に至ったとのことであるが、その乖離した要因はなにかとの質疑があり、当局から、特に図書館の書架等について、本市の設計で採用した見積り額と、業者が徴収したメーカーの見積り額に相当の差があったことが要因ではないかと考えているとの答弁がありました。
 また、委員から、この施設を建設することが主目的のようになってしまっているが、本来の目的は町なかのにぎわいづくり、中心市街地の活性化であることから、建設工事を進めるとともに、にぎわいづくりなどの検討も必要ではないかとただされ、当局から、スケジュールが今後はっきりしてくることから、町なかの商店街や関係者の方など、特に中心市街地活性化協議会と一緒に協議し、新文化複合施設を中心市街地の活性化に結びつける施策について、早急に検討してまいりたいとの答弁がありました。
 さらに、委員から、残念ながら西條天満公園の利用が進んでいないように思われることから、新文化複合施設との連携を検討していただきたいとの要望がありました。
 そのほか、委員から、新文化複合施設の年間の管理運営費について質疑があり、当局から、精査は必要であるが、年間約一億八千万円程度と予測しているとの答弁がありました。
 また、委員から、新文化複合施設の建設については、これまでも市民の関心が高いということで、過程などを広報へ掲載してきているが、この度の契約に至った部分についても報告すべきではないかとただされ、当局から、正式に契約を締結した段階で、市民の方々に今後のスケジュール等を含めて、広報などを利用し報告してまいりたいとの答弁がありました。
 採決に当たっては、この新文化複合施設によって、中心市街地がにぎわうというビジョンが全く見えないことから、反対とする意見がありましたので、起立による採決を行った結果、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上、議第八十三号の審査の経過と結果を申し上げ、委員長報告といたします。

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