平成24年9月定例会
委員会審査の概要
『議第57号 米沢市手数料条例の一部改正について』
本案は、戸籍事務の電算化に伴い、新たに交付する証明に係る手数料を定めようとするほか、規定の整備を図ろうとするものです。
質疑なし
結果:原案のとおり可決
『議第58号 山形県後期高齢者医療広域連合規約の変更について』
本案は、住民基本台帳法の一部改正に伴い、規約を変更することについて協議するものです。
【委員】規約変更前で算定した24年度と変更後で算定する25年度で本市負担金への影響は。
【当局】このたびの規約の変更は、これまで住民基本台帳及び外国人登録原票の登録者数を基に算出していたものが、住民基本台帳法の一部改正により、ことし7月から住民基本台帳に外国人登録者が組み込まれたため、算出方法に変わりないことから負担金への影響はありません。
結果:原案のとおり可決
『請願第7号 「放課後児童クラブ障がい児受け入れ推進事業」を、受け入れ児童数に対応して指導員加配が保証できるものに拡充することを求める意見書提出方請願』
本請願は、現在、国の補助事業として実施されている「放課後児童クラブ障がい児受入れ推進事業」において、1施設当たり定額が支払われている補助金額を、受け入れ児童の人数に対応して指導員の増員を保証できる補助金の加算について、関係機関に対し意見書を提出していただきたいとするもの、さらには、本市においても、障がい児の受け入れ人数に対応した補助金加算の国の制度としての実現を図り、年度途中に登録した児童への加算を本市単独事業として実施していただきたいとするものです。
【委員】本市で実施する場合に必要となる予算額は。
【当局】現在の制度設計を見直して加算するという試算は立てていないところであります。
【委員】本市独自で何らかの加算措置を検討する姿勢はあるか。
【当局】今後の財政上の問題もあり、国及び県の動向について注視する必要があることから、検討には時間が必要となります。
結果:採択
『請願第8号 脳脊髄液減少症の医療についての意見書提出方請願』
本請願は、脳脊髄液減少症の治療として、「ブラッドパッチ治療」を一刻も早く全面的に保険の適用とし、地域の病院で治療を受けられるようにすること。また、脳脊髄液減少症と診断された患者の治療について、医療費の窓口負担を無料とするよう関係機関に対し意見書を提出していただきたいとするものです。
【委員】請願事項が具体化されることで、置賜地域において診断、治療が可能な医療機関の拡大は期待できるか。
【紹介議員】ブラッドパッチ治療の実施を公表しているのは県内で1病院のみであり、公表していないところもあると聞いています。診断基準が確立していないこと、この治療法が保険の適用となっていないことから公表を控えていることも予想され、保険が適用となることで公表するところも増えるのではないかと期待を寄せているところです。
【委員】治療にかかる医療費の窓口負担の無料化を求められているが、医療費の窓口負担が無料となっている病気の種類はどのくらいあるか。
【当局】例えば、特定疾患いわゆる「難病」として指定されているものは130疾患ほどあり、このうち特定疾患治療研究事業の56疾患については、1カ月の自己負担額が入院費で2万3,100円を限度として段階的に決められているものの、市町村民税非課税者の場合には無料となります。
結果:採択