(平成30年4月14日更新)
下水道事業の効率的な事業推進について(4つの点検)
下水道事業は計画を立案し、下水道管を布設する工事を行い、計画区域の皆さんが下水道を使えるようになるまで長期の時間を要します。
さらに、下水道工事には多額の費用も要することから、下記の項目について点検しながら、定期的に見直す必要があります。
今後も、社会情勢等の変化を踏まえ、見直しながら事業を進めてまいります。
点検項目
- 下水道以外の汚水処理方法との役割分担の検討
市街地周辺部について、下水道と合併処理浄化槽との費用比較を行い、役割分担を検討。
- 下水道事業にかかるコストの検討
現在の整備単価を分析し、今後の整備単価の見直しと、より一層のコスト縮減の方策を検討。
- 事業にかかる時間の管理の検討
整備順位の再検討及び整備のスピードアップ、効果発現を迅速化できる方策等を検討。
- 事業を行ったことによる整備効果の検討
上記の3つの検討結果を踏まえ、下水道事業による整備効果を再検討。
米沢市では、この4つの点検結果から、整備効果をより向上させるため、「下水道事業の効率化・重点計画」を策定しました。
計画は次のとおりです。
下水道事業効率化・重点化計画
以下に掲載している数値は、平成19年度計画時のものです。
都道府県名 |
山形県 |
市町村名 |
米沢市 |
事業種別 |
単独公共下水道 |
計画期間 |
平成20年度から平成24年度 |
- 計画期間中の整備方針
・用途地域のうち、整備の進んでいない東部地区を優先的に整備する。
・普及率を55%から60%に増加させる。
・期間中は財政事情を考慮し、管渠整備費5.5から6.0億円/年程度の事業費で整備をする。
・管渠整備促進に伴い、能力的に不足する処理場設備を増設する。
・東部地区のうち、通町地区は地下浸透による排水処理が多いことから、下水道の整備により生活環境の改善が図られる。
- コストの管理計画及び縮減の方策
(1)計画期間中の整備単価
1人あたり事業費:約97万円
(2)コスト縮減方策
・新技術の採用に努め、事業費の効率化に努めます。
・他事業との連携を行うことにより、コスト縮減に努めます。
- スピードアップに対する方策
・他事業との連携を行うことにより、スピードアップを図ります。
・総合評価落札方式簡易型の採用により、スピードアップを図ります。
- 周知の方法
・市の広報誌、ホームページに掲載
・下水道事業説明会の実施