家屋の評価と価格はどのように決まるのか
家屋調査
完成した家屋について、屋根や基礎、外壁、各部屋の内装などに使われている資材や、建築設備などの状況を調査します。
お願い
家屋の評価は、総務大臣が定める「固定資産評価基準」に基づく「再建築価格方式」を採用しています(いわゆる取得価格や不動産鑑定評価額などとは異なります)。
これは、家屋の屋根や基礎、外壁、各部屋の内装(天井・内壁・床)や設備などについて、使用されている資材や設備などの種類や形状、程度などに応じて、それぞれ部分ごとに価格を計算し、これを積み上げて全体の価格を求めます。
このため、図面上では分からない箇所や、当初の図面とは異なる箇所がないかを確認するため、家屋の完成時に実地調査を実施しますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
再建築価格の算出
調査した資材等について、総務大臣が定める「固定資産評価基準」に基づく単価(評点数)を用いて、再建築価格※を算出します。
※同程度の家屋を国の単価で再度建築した場合の価格
評価額の算出
上記で算出した再建築価格に、さらに経過年数や、国が基準として想定する地域との間で生じる差(気候風土や物価動向等)を考慮し、評価額を求めます。
市長の価格設定
算出結果に基づき、3月31日までに市長が価格を決定します。