【タウバテ市(ブラジル連邦共和国サンパウロ州) 】

地域医療

1 提携年月日

 1974年(昭和49年)1月28日

2 提携の経過

本市に工場をもつ田村電機製作所が当時タウバテ市に工場を進出し、これが機縁で昭和48年5月にタウバテ前市長夫妻らが来市、提携の申し入れがありました。

タウバテ市では、古い歴史と米を中心とした農業、新しい開発要素としての工場誘致、特にタウバテの生糸と本市の絹織物というように、両市とも都市的性格が非常に似かよっていて、また2,000人の日本移民が住み、田村電機の他、天童木工の進出など本県との結びつきもあることなどから、48年11月17日の市議会で提携が可決され、49年1月28日タウバテ市で調印、更に7月25日にミルトン・タウバテ市長らが来市、本市で調印が行われました。

3 主な交流

2003年9月にタウバテ市より、皇居清掃奉仕団13名が来日した機に、姉妹都市である米沢市を訪問し、市長表敬訪問を行ったり、タウバテ会の人々と交流を深めました。

4 タウバテ市の概要

1999年(平成11年)1月現在

庁舎所在地

 AVENIDA TIRADENTES 520 TAUBATE、S.P-BRASIL CEP 12030-180TEL 012-225-5000 FAX 012-221-6014市制施行
 1645年12月5日(パライバ地方で一番に市制施行)

位置
・地理上の位置は南緯23°01′30″ 東経45°33′30″
・サンパウローリオに通じる国道沿い
・サンパウロより北東へ123km、リオより南西へ280km
・パライバ平原の中央平坦な標高550m~570m
人口
 250,000人 (男124,000人 女126,000人)
面積
 665k平方m
気候
・亜熱帯圏にあって温暖、冬季は乾燥期
・年内平均23℃
シンボル等
 孔雀
歴史
・16世紀、原住民(インディオ)のころはインディオ語でタバ・エテ(TABA・ETE)という土語であった。
・1640年 開拓団首領ジャツケス・フェリックス(ポルトガル人)によりサンフランシスコ植民地が形成さ れ、1645年行政区が実施されタウバテ市と改称された。
・16世紀末ミナス州の金鉱発見により、ポルトガル人の精練金工業が設置され急激に人口が増加、町が発展した。
・1930年頃までは、コーヒーの一大生産地であった。
教育
 小学校・中学校(8年制で義務教育)60、高等学校30、総合大学1(13,000人)、専門学校6(職業訓練)、養護学校2(身体障害者)
特産品
 柿、粘土細工
工業
 1891年織物工場を設立、引き続き1956年重機工業、1958年フォード自動車工業、1970年に工業の町として発展していくことから工業誘致方針(GEIN)が市に設置され今日まで多くの会社が参入。主たる会社フォード、フォルクスワーゲンを中心に37社。ここ数年サンパウロ近郊の工場の移転並びに拡張、又新規参入と工業立地条件に適していることから目をみはるものがある。
観光名所等
・モンテロ・ロバット(世界的童話作家)の生家
・マザロッピ(映画俳優):映画撮影所(旧)資料館
・イグレージャ・デ・ピラール:一番古い礼拝堂で蟻塚の土でできている
・タウバテ歴史資料館
・サンタ・テレジニア教会:奴隷市広場
・粘土細工の家:制作見学
祭り
・モンテロ・ロバット週間(4月18日~26日)
・サンフランシスコ・デ・ジャガス(タウバテの守護神)(10月4日)
・イタリア移民祭(4月28日~5月2日)
・郷土民芸展(1月1日~6日)
出身者名誉市民等
(有名人)
・モンテロ・ロバット:童話作家
・マザロッピ:喜劇俳優(日系人名誉市民)
・日吉:日系市民として市に貢献
・阿部源治:柔道、マッサージ等市民の健康につくし大学教授
 (当地で資格取得 山形出身)
姉妹友好都市等 
・山形県米沢市:1974年1月28日
その他
・タウバテの日系人 約500世帯 2,000人
・日伯文化協会は創立52周年を経過 会員180世帯 
 

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